「いまはまだ独立していないから

売るものがありません」



こういわれた時に、

「よかったですね」と答えます。



するとほとんどの場合

「どうしてですか?」

と質問が返ってきます。



間違った方向性でビジネスモデルが

きちんと決まっていないのに、最初に

商品を作り上げてしまっている場合があるんです。



売り上げが上がらないほとんどの場合、

起業の際のコンセプトからずれています。



自分自身が誰の役に立てるのかが

明確でないからずれてしまうのです。



起業する際の1ミリのズレはやがて

どんどん広がりが大きくなります。

そして決して交わらない状態に陥るのです。



事業は変化しながら

成長していくものですから、

そのズレが成功を導く場合もあるのですが

それはレアケースで



過剰在庫を抱えて倒産したり、

人材が育たず人件費が収益を食いつぶしたり

ほとんどの場合は取り返しがつかない

ところまで行ってしまうのも事実なのです。



経験がない。

やったことがない。



始めはみんな経験などありません、

初めから出来る人など存在しません。



だからこそ、事業立ち上げ前の

プランニングで明確なコンセプトと

ビジネスモデルの構築を明確に

作り上げておく必要があるのです。