心の中の意識の壁(メンタルブロック)行動を起こす際に、
「私には出来ない」「失敗するかもしれない」などの
否定的な考え方・思い込みをしてしまい、
行動が抑制される状態を、“メンタルブロック”と言います。
メンタルブロックは無意識(潜在意識)に生き続けます。
意識と無意識が持つエネルギーの方向がズレることで
メンタルブロックが生まれて、考え方と行動に反発がおきます。
例えば、今日やろうと決めたことに集中しようとしても
結局ゲームなどをしてしまう。
勉強しようと思っていたのに寝てします。
こういったことが起こり現実的にできなくなっています。
メンタルブロックが癖になると、何かしたいと思っても、
何も出来なくなってしまう恐れがあります。
メンタルブロックの原因を探ることが大切です。
メンタルブロックが外れると、「私には出来ない」
「上手くいかないに決まっている」といった、
ネガティブな思い込みから解放されます。
メンタルブロックの原因や理由がわかったら
物事を見つめるフレームを変えて、
別のフレームで見つめ直すことします。
例えば、あなたが、「自分の意見を言えない、大人しい性格」だったと
したら、視点を考えて見つめ直すと、「思慮深く、落ち着いた性格」
とも言い換えられます。
もし、「失敗したらどうしよう」とネガティブになったら、
「失敗しても“失敗例”を手に入れることで、
一度失敗したことには注意を払うので、
同じ失敗はしにくい」と、ポジティブに考えることです。
「私は〇〇が出来る」と自分に言い聞かせることで、潜在意識に働きかけて、
自分に“肯定的な宣言”を行い、暗示をかけます。
暗示をかけるとき、注意することは未来形の言葉は使わず、
「私は好きな人と結婚出来る」「私は上司にしっかり発言出来る」
というように、現在形の言葉で、毎日、声を出しましょう。
次に毎日、マインドフルネス瞑想を行うなうことです。
今に意識を集中して瞑想をすることで心身のコンディションを
整え集中力を高めます。
「自分と同じメンタルブロックを解除した人」または、
「自分の抱えているメンタルブロックがない人」の
言葉・行動・考え方を真似ねることをする。
周りに「自分と同じメンタルブロックを解除した人」または、
「自分の抱えているメンタルブロックがない人」がいない場合は、
芸能人やドラマ・漫画を参考にするのも有効です。
環境によって性格・行動・考え方が影響される部分がありますので、
家族・友人・恋人・職場の人間関係などを振り返った時に、
「あまり良い環境じゃないかもしれない」と、思ったなら、
そこから別の環境へと移ってみることです。
尊敬出来る人がいたり、目標としたい人がいる環境へと
変わることで、メンタル面にも良い影響が出てきます。
「失敗するかもしれない」「嫌われるかもしれない」と
いった不安は、今は考えず、行動した後に考えましょう。
何かを始める前から不安な気持ちに捉われていては、
いつまで経っても行動に移せません。
不安になった時は、「どうして〇〇する前に不安を感じるのかは、
後でじっくり考えよう」と後回しにして、
今やるべきことだけを考えるようにしましょう。
メンタルブロックを解除する際に、
「一度に全てのメンタルブロックを解除しない」ように、
注意してください。
一度に全てのメンタルブロックを外そうとすると、
急な気持ちの変化についていけず、
思うような効果が得られないばかりか、不安を増幅して
しまう恐れがあります。