人は財を求めながら生きています。

でも、人はその財をたくさん持っているから
偉いのではなく、

その財をどれだけ人の為に
使うかで偉さが決まります。

今の地位や名誉やお金は
過去の行いや心遣いの
結果でしかありません。

仏法は純粋な行為だけを基準とし、
財産の多少、格式や地位など相容れないものです。

仏法は悟りの心を頼りとするのみ。
今の自分をよく知って生きるのみ。

自分が自分を創り、
縁ある人と供に生きる。
だから自分には価値があるのです。

自分を見つめ、
自分に気づき、
人に施を行い、
戒を持し、
智慧を身につけ、
悟りへ向かう。

できればこの生き方を
まっすぐに貫きたいものですね。