4つの繁盛の法則とは、4つの「P」のこと。

 

【story-rich product(物語性豊かな商品)】

 

product(製品)は story-rich (豊かな物語性)が重要性を増していくでしょう。

 

商品は、これまで機能、価格、デザインばかりが先行していました。

 

しかし、それらに物語性という付加価値が加わってこそ、思わず誰かに伝えたくなる魅力を持ち得るのです。 

 

 

【philosophy (哲学・理念)】

 

私たち生活者は、単に「安さ」だけを求めているのではありません。多くの事業者が低価格ばかりを訴求し、他の選択肢を提示してくれないから、私たちは価格で選ばざるを得ないのです。

 

商品の中に納得できる philosophy(哲学・理念)を見出すことができれば、price (価格)は二の次になります。

 

その証拠に「共感」「応援」「感動」という言葉を冠した消費意識・スタイルが広がっています。

 

お客様は、単に物を求めているのではなく、商品・サービスを通じて得られる共感や感動を求め、消費を通じて共感や感動を与えてくれる店や企業を応援したいのです。 

 

 

【personality (個性・人柄)】

 

promotion (宣伝)の定石も大きく変わりました。IT技術の発達により、私たちは安価 かつ臨機応変に販売促進を行なえるようになりました。

 

その結果、多くの情報があふれ、その中から、自分にとってベストな情報を見つけることは非常に困難さを増しています。

 

このとき、私たちが頼りにするのは、信頼のおける人からの情報です。

 

それは家族かもしれないし、知り合いのくわしい人かもしれません。

 

そのとき、あなたが信頼できる対象となるために大切なのが personality (個性・人柄)なのです。

 

 

【promise (約束・絆)】

 

「インターネットの普及がビジネスの定石を大きく変えた」という見解に異論を唱える人は 少ないでしょう。たとえば、商業はこれまでより恵まれた place(立地・流通)を求めて、 商店街から郊外へと立地を移していきました。

 

しかし今日、私たちは交通渋滞を我慢して店にたどり着き、広大すぎる商業施設を歩かなくても、スマホひとつでほとんどの商品を購入できます。

 

逆に、どんなに辺鄙な立地にあろうと、商圏を超えて多くの顧客が訪れる繁盛店を私はいくつも知っています。

 

このとき顧客が求めているのは、そこを訪れれば必ず叶えられる promise (約束・絆)なのです。

 

つまりお客様は、信頼がおけて顔の見える personality (個性・人柄)と、promise(約 束・絆)を結びたいと願っているのです。

 

このとき、個性・人柄に対する信頼の根本には、自身の商いや仕事に対する philosophy(哲学・理念)を持ち、それを具現した story-rich product(物語性豊かな商品)が欠かせません。そして、これら一連の「新しい4P」を、最も雄弁かつ効果的に伝えるのが「顔」なのです。

 

顔とは営む者の「人格」であり、その店の「のれん」を指しています。