多くの人は会社に勤め、事業を行うための
ひとつのパーツとして生きています。


そして、事業は利益を上げるための活動であり、
会社はパーツのために存在するわけではなく、
会社自体の利益を確保するために存在するのです。


車の場合、長い時間動いたパーツはすり減り、
劣化し、使い物にならなくなった場合、
取り替えるのは普通のことです。


社員も同じことが言えます。
使い物にならなくなった瞬間に
解雇されるのです。


自分が頑張って新しく開拓した顧客。
自分の想いでようやく創り上げたシステム。


それまで一生懸命に積み重ねてきた努力は
すべて会社のものとなり、それが
当たり前としてまかり通る世の中です。


自分の毎日の積み重ねがすべて会社のもの。


会社に給料という形で守られている反面、
会社に人生の時間をすべて吸い取られて
しまっているのです。これでは放し飼いのニワトリと同じです。
自分のために産んだはずのタマゴは
すべて持っていかれてしまいます。


これから独立して自分で事業を始めようとか、
副業を始めて収入を増やそうとすれば、
それなりの努力とそれなりの知識が
必要になります。


この努力する時間と知識を学ぶ時間は
すべて自分の将来への投資です。