ひゃ~ら~り・らりらりらん・らりらりらん。

 こんちゃっ。

 とっしょり蒼辰の構成台本と、わたくし、ちゃみの語りでお送りする[読むラヂオ]。

 毎週金曜日は[食べるをめぐるエトセトラ]。

 今週からしばらく、とっしょり蒼辰の釜山旅行の報告に合わせて、韓国食文化のエトセトラでございます。

 

 って、なんか、バカにマジメな始まりかたでございましたですね。

 ま、いっか。

 韓国食文化のエトセトラ、先ずは、これっ。

 いっぱい小皿料理が並んでおります。

 ご飯屋さんに入って、席に座り、お目当ての料理を注文すると、それとは別に、あっという間にこれらの小皿がテーブルに並びます。

 え? 注文もしてないのに?

 そうなんです。

 旅行ガイドブックなんかにも、[注文してない料理が来たと慌てないで]なんて、注意書きがあったりします。

 これ、どこでもそうなんです。

 韓国のご飯屋さんでは、注文するやいなや、いくつもの小皿料理が運ばれてきます。

 うっかりすると、注文する前から運ばれたりもします。

 こういうの、パンチャンってゆうんです。

 たいてい、[おかず]って訳してますが、漢字で書くと[飯饌]です。

 難しい字ですね。

 日本語で[神饌]と書くと、神様への供物です。

 感じの本場、中国語では、饌、ご馳走や酒肴の意味になります。

 だから、[飯饌]だと、ご飯の友、ご飯と一緒に食べるおかず、くらいの感じかな。

 実際、韓国の家庭では、こういうの、ミッパンチャンと言って、作り置きのおかずのことなんだって。

 要するに、おばんざいですね。

 どんなのかというと・・・、

 なんつってもキムチにナムル。野菜の和え物、小魚の炒めもの、などなどです。

 ときにポテトサラダだったり、煮卵だったりもします。

 なんでもいいんです。

 おばんざいですから。

 でもって、このパンチャン、おかわり自由です。

 つまり食べ放題なんです。

 近ごろは、サラダバーみたく、セルフになってるとこもあります。

 パンチャン・バーですね。

 どのくらい出てくるか。

 最低でも3皿は出てきます。

 多い店だと、6皿も8皿も出てきたりします。

 テーブルにスマホなんか置いとくと、邪魔にされちゃうこともあります。

 そんくらい、テーブルいっぱいに並ぶんです。

 最初は驚くけど、慣れてくると、パンチャンがおいしかったり、豊富だったりする店は、やっぱり人気があるとわかってきます。

 韓国でご飯屋さんに入っての、最初のお楽しみが、パンチャンってわけなのね。

 んじゃ、いただきましょ・・と、食べようとすると・・あれ? テーブルに箸もスプーンも、な~んもないよ。

 チョギヨ~ッ・・と、お店の人呼ぶ前に、ちょっと待て。

 テーブルの横ってか、脇ってか、そこを手探りしてみてください。

 そこに引き出しがあったら、開けちゃってください。

 ほらあった。

 日本でもたま~にあるけど、韓国ではこれが主流。

 テーブルの下に、横から開け閉めする引き出しがあって、そこに、箸(チョッカラっていいます)、スプーン(スッカラっていいます)、あと紙ナプキンなんかが入ってます。

 な~るほど、便利ですね。

 ってかさぁ、わかるよ、わかるけどさぁ、せっかくなんだから写真撮っといてよ。

 一枚でも写真があれば、もっとよくわかるのに。

 そういうことだからYouTuberになれないんだよ。

 しょうがねぇなぁ。

 さて、ここまでくりゃ、箸でパンチャンつまみながら、ビールでも飲んで、のんびり待っていられるというもの・・・。

 おっと、もうお料理が出てきました。

 韓国って、パリパリ文化ってゆうんですか、せっかちなんですよね。

 パリって、急げって意味なんっすけどね。

 なんでも、パリパリッ、急げ急げ、の国です。

 バス降りるときなんか、のんびりしてると、降りる前に発車しちゃいますから、ご注意ご注意です。

 それくらいせっかち。

 そのせいか、ご飯屋さんで、注文したのになかなか来ないなぁ・・ってこと、ほぼありません。

 すぐ出てきます。

 お見事っ、って感じ。

 でもまぁ、食べるときくらいゆっくり食べましょうよ。

 で、こっからがマナー編です。

 ガイドブックなんかには、[韓国ではお茶碗やお椀は手で持たないのがマナーです]なんて書いてあります。

 別に間違いじゃないんだけどさ。

 これ、こないだの日本のご飯マナーはどっくとくのとこでもお話ししたけど、器を持って食べる、ましてや器に口つけて飲む、ニッポンのマナーの方が世界では珍しいんだよね。

 韓国に限らず、器は手で持ち上げない、まして、口つけて飲まないマナーの方が世界では主流のようであります。

 ご注意あれ。

 だってさ、日本人、ついご飯茶碗、手で持っちゃうんだよね。

 まして韓国って、ご飯に主菜と副菜がならぶってゆう視覚的なとこが日本と共通してるからさ、つい持っちゃうんです。

 お気をつけあれ。

 ま、それで眉ひそめる人もいないけど。

 よくゆうのがさ、ご飯の器とか、手で持ったり、まして口をつけられないように、熱くなる金属の器にしてあるとかってゆうんだけど、それ、どうなんだろね。

 以前は、なるほどと信じていたとっしょり蒼辰、最近は懐疑的なようです。

 chatGPTちゃんに聞くと、金属の器は、冷めない、割れない、洗いやすくて衛生的であり、尚且つ、器を持たないマナー文化とも合致したので主流になったと、そんな答えでした。

 みなさまはどう思います?

 あ、そうそう。

 つい器を持っちゃう日本人、そのまんま箸でご飯も食べちゃうよね。

 これ自体は別にマナー違反とかじゃないけど、韓国の人って、ご飯、主にスプーンで食べるんだよね。

 ってゆうか、お箸、パンチャンを食べるときくらいしか使わない感じがする。

 ほら、ビビンバだってスプーンでしょ。

 日本よりもスプーン率が高い中国よりも、なお、箸あんまし使わない印象です。

 これはまぁ、マナーじゃないから、どっちでもいいんだけど、あえて地元の人の食べ方観察して、真似してみるってゆうのも、韓国に限らず、外国行ったときの楽しみみたいなもんだよね。

 まぁまぁ、どっちみち、そんなにマナーにうるさい国じゃありません。

 マナーといっても、慣れればどうってことないことばっかです。

 ご飯を美味しく食べるには、やっぱリラックスして楽しむのが一番。

 おいしく味わってくださいませ。

 でもって、なにか切りたいものが出てきたら、お店の人にハサミをお願いしてください。

 気軽に出してくれるそうです。

 長い麺を切るのにハサミ使うのは知ってたし、カルビ焼きのお店じゃ、お店の人がハサミで肉切るのも知ってたけど、[なにか切りたいとき、お願いすると、ふつうにハサミが出てくる]ってゆうのは初めて知りました。

 これさ、最近、韓国人YouTuberの人の番組見てて知ったんだけど、へ~え、だよね。

 それも文化の違い。

 え~っと驚くよりも、楽しんじゃいましょ。

 だって、韓国のご飯、美味しいもんね。

 

 てなわけで、本日はここまででっす。

 来週は、韓国食文化の核心に迫るっ、とかとっしょり蒼辰が言ってます。

 ま~た大袈裟な。

 核心って、なによ。

 ん?

 サムとビビン?

 どこの二人組だよ。

 ほいでわまたっ。

 ちゃみでしたっ。