まいどっ。

 ちゃみでっす。

 このblogは、蒼辰の構成台本、ちゃみの語りでお送りする[読むラヂオ]です。

 テーマは[暇つぶしのお供]。

 お気軽にお付き合いくださいまし。

 

 じゃ~ん。

 じゃじゃ~ん。

 じゃじゃじゃじゃ~~ん!

 ぬあんと、ちゃみ、上海に行ってまいりました。

 先月は1ヶ月、伊勢参りに費やしてきた当blog、今月はまたまた大ネタでございます。

 3泊4日、ちゃみと蒼辰&マダムの、初上海3人旅のご報告でございます。

 わ~っ、ぱちぱちぱちぱち。

 しっかしですね、この旅行、序盤戦は波乱の連続だったのであります。

 なにがって、あ~た、寒かったんですよ。いえ、現地じゃなくって、成田空港の第3ターミナルが。

 出発したのは、10月の第3週。東京でもようやく気温が下がり始めていた時期でした。

 とはいうものの、その前の週までは、まだまだ夏の終わりのような陽気。

 するとどうなるか。

 どの施設も、気温が下がってきたのにも関わらず、冷房がんがんかけちゃうんですね。

 とりわけ、今回利用の第3ターミナル、さぶかったんです。

 しかもさ、こっちは上海仕様。こっちよか2度3度高い気温想定したカッコしてるじゃない。

 もうさぶさが身にこたえるったらないの。

 しかも、なんですか、上海の航空当局の要請だとかで、出発時間がおよそ1時間も遅れたのでございますよ。

 おかげで体はもう冷え冷え。

 それなり空調の効いた飛行機さえ、ほのあったかく感じる始末。

 空港の給湯器からペットボトルに入れたお湯をちびちび飲んでは、風邪ひかぬことを祈りながらのフライトとなったのでありました。

 やれやれ。

 んが、飛び立ってしまえば、たったの3時間半のフライトで、上海・浦東空港に到着でございます。

 近い。

 台北よりか近いんですよ、上海。

 お隣の国であることを実感する近さでございました。

 でもって、イミグレの行列に並んでる間に、ESimをオンにします。

 どうやら電波きました。

 OK。

 支払い用のアリペイもセットします。

 OK。

 イミグレも順調に通過しました。

 OK。

 バゲージもピックして、いよいよ中華人民共和国に足を踏み入れます。

 空港から市内へは、あのマグレブってゆう世界初のリニアモーターカーを利用します。

 案内に従って歩けば、右手にチケット売り場と改札。

 ここで初めて、アリペイで支払いします。

 おお、無事に支払えたではありませぬか。

 さぁ、マグレブに乗車します。

 こちら、開業時は時速450キロで走行していた、世界で最も速い鉄道でございました。

 今は、どういう理由か知りませんが、時速300キロでの運行です。

 そいでも速い。

 その速さを味わいたいっ。

 んが、その思いは、飛行機の遅延とともに、儚くも散りました。

 暗かったんですよ、日が暮れて。

 外なんかなんも見えやしない。

 時速300キロを実感したのは、これだけでした。

 しかもっ・・・!

 あれっ、あれっ、あれっ!

 つながるはずのGoogleにもLineにもYouTubeにも、つながんないっ!

 あ、これ、一言説明しなきゃですね。

 現在、中国では、さまざまな制限がかかってまして、日本でふつうに使えるアプリが利用できなくなるのです。

 それを回避しなくちゃなんない。

 詳しいことは、わかりません。

 詳しく知りたい人は、専門のサイトとかから情報得てください。

 ともかく、わりと簡単な回避方法が、ESimの利用なんです。

 そこで、ESim利用して、ちゃんと電波きて、アリペイも使えたのに、なんで? なんで日本のアプリが使えない?

 さぁ、あれやこれや、設定の見直しでございます。

 もはや、マグレブあじわうどころじゃございません。

 ようやっと、データローミングをオンにすることで問題解決。

 無事、全てが予定通りとなったところで、はやマグレブ、上海市内の終着駅に到着でございました。

 ここまで、感覚的にはどたばたの十数分ではございました。

 ちなみに、マグレブの乗車時間、たったの8分です。

 その間のどたばたったら。

 いやはや、海外旅行って、なかなか思った通りにはいきませぬです。

 でもそこがまた、面白いし、楽しいんだけどね。

 ここからは、地下鉄に乗り換えてホテルに向かいいます。

 これがね、またね。

 アリペイで、交通用のQRコードをゲットして、改札通過しなきゃならんのです。

 これでまたどきどき。

 さらに上海の地下鉄は必ず手荷物チェックがあるので、そこでもどきどき。

 じゃん。

 うまくいきました。

 こんなことのひとつひとつに、どきどきしたり、ほっとしたり。これもまた、初中国の楽しみのひとつみたいなもんでございますよ、もはや。

 けど、案外するりなので、これから初中国の方、そこまで心配することないっすよ。

 慣れれば楽ちんだったんだけど、その話はまた後日ね。

 でもって、今回のホテル。

 人民広場近くの由緒あるホテルでございます。

 じゃ~ん。

 無事チェックインし、荷物を置き・・じゃなくって、こういうの、旅装をとき、ってゆうんだっけ?

 ま、い~や。

 ともかく、予定していた外出スタイルで、夕食食べようと外に出ました。

 すると・・・。

 うっ。なんだ、この夜風の冷たさは。

 この時期の上海、事前の予報では、東京より2度3度高い気温だったんですよ。

 最初見たときが、東京20度に対して、上海22度くらいだったかな。

 なので、日中の行動は長袖シャツレベルでよし、朝夕用に、はおりもの1枚って想定だったのね。

 ところがさ、直前になって、予報が2度くらい下がったんよ。

 東京18度前後、上海20度前後になっちゃったの。

 そいでも、まぁだいじょぶかと思ってたんよ。

 そしたらまぁ、この夜風、秋の終わりじゃんかよ。

 パーカー気温じゃんかよ。

 うへっと顔を見合わせるちゃみと蒼辰&マダムなのでありました。

 果たして持ってきた衣類でこの気温をしのげるのか。

 やや不安になりながらも、なにはともあれ、夕食でございます。

 ここ、ネットでめっけた名店らしいお店のひとつ。

 ここも、テーブルにあるQRコードを読んで、メニュを出し、ネットを通じて注文するシステム。

 どきどきしすぎて、写真撮るのも忘れてます。

 ほいでもなんでも、これまたどうやらクリア。

 どうにかご飯にありつけました。

 鮮肉小籠包と蟹粉入り小籠包。さらに、葱油絆麺でございます。

 おいしかったです。

 葱油絆麺は、上海のソウルフードのひとつでございます。

 これについては、後日、お話しします。

 小籠包もです。ってゆうか、例によって、食ったもん話は、どこかでまとめてやらかす予定でおります。

 失敗したのは、飲み物持ってこなかったこと。

 やっぱさ、食べる前に、ひと口、水かお茶で喉うるおしたいじゃない。

 けど、日本みたいに、まずお水が出てきたりとかしないんですよ、ご当地は。

 そこで仕方なく、3元でお水を追加注文したのでありました。

 それでもなんでも、どうやら夕食にはありつけました。

 心配だったアリペイでの支払いも無事にできました。

 あとは、近くのローソンでビール買って、ホテルに帰ってくいっといくだけでございます。

 そんなこんな、どたばたとばたばたとどきどきで始まった初上海は、想定外の薄寒さとの戦いとなったのであります。

 今月は、そんなこんなの上海報告でひと月埋めちゃうよ。

 うんざりさせてやるっ。

 ほいでわまたっ。

 ちゃみでしたっ。