『ん⁈ なんだ?そのダンボールは』
「え?あっ…これ? しっ仕事の資料…っ的な?」
『・・・・・』
「そ、そうだ!晩御飯!!朝作り置きしたの冷蔵庫に入ってるから、チンして先に食べててね。オレ仕事あるからっ」
『おい』
「あーーーっ 忙しぃ忙しいっっ」
翔ちゃんはオレに何か言いたげだったけど
聞こえなかったフリして
ダンボールを抱え部屋へと逃げ込んだ
ふぅ〜
とりあえず第一関門は突破
こんな日に限って翔ちゃん先に帰ってるんだもんなぁ
さすがに翔ちゃんには見えないかもしれないけど
妙に勘が鋭いからなぁ
念のためにダンボールに入れてきて良かった
さぁ
もういいよ、出ておいで
大丈夫、だから…
ダンボールの中で
目を光らせながらオレの顔を見つめるその子に
ゆっくり優しく話しかける
うん
わかってる
明日
明るくなったら一緒に探してあげるから
その代わり
翔ちゃんにはバレないようにしてね
約束、だよ?
つづく……
あれれ?
翔ちゃんに🤫だなんて…
