猿倉山森林公園からの帰り道に立ち寄った寺家公園でのことです。
何本か植えてあるサクラの古木のうちの1本の根元近く(20~30㎝)の幹に、ミドリヒョウモンの♀がとまっています(10時12分)。よく見ると、尾端を幹(幹に生えたコケや地衣?)に押し付けて産卵しているようです。
産み終わると、そこから20~30㎝ほど上に移りまた産卵。このようなことを1分のうちに4~5回繰り返してから、別の場所に飛んでいきました。
ミドリヒョウモンは食草にではなく樹幹などに産卵するようで、『原色日本蝶類生態図鑑(Ⅱ)』には次のように書かれていました。
「産卵は、8~10月にかけて、主として午後に行われる。母蝶はスミレ類の生える樹林内に飛来し、樹幹などに1卵ずつ産付する。…。一観察例…、9月2日12時30分ごろ、スミレ群落のあるスギ植林地に飛来した♀が、スギの樹幹上30~40㎝の所に翅を開いて3回産卵した後飛翔し、別のスギに移り、高さ2mの枝の葉に産卵し、…。人工採卵では産卵数は200~500個である。」
《サクラの幹に産卵するミドリヒョウモン♀ 2025/09/16》
《サクラの幹に産卵するミドリヒョウモン♀ 2025/09/16》
《サクラの幹に産卵するミドリヒョウモン♀ 2025/09/16》
《サクラの幹に産卵するミドリヒョウモン♀ 2025/09/16》



