貸本屋おせん・高瀬乃一さんを読みました。 | ゴルフ命おじさんのブログ

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ゴルフの好きな79歳の男。時代小説,警察小説が好きです。美味しい酒と料理にありつければ嬉しいです。

貸本屋おせん・高瀬乃一さんを読みました。

第100回オール讀物新人賞を満場一致で受賞した著者が、満を持して送り出す初の作品集。 選考委員の村山由佳氏が”読み終えるなり「参りました」と呟いていた”と選評に記した受賞作「をりをり よみ耽り」の世界を5篇の連作で展開する。 物語の舞台は、文化年間の江戸浅草。女手ひとつで貸本屋を営む〈おせん〉の奮闘を描く。盛りに向かう読本文化の豊饒さは本好きなら時代を超えて魅了されることでしょうし、読本をめぐって身にふりかかる事件の数々に立ち向かう〈おせん〉の捕物帖もスリルに富んでいます。

 

江戸時代女だてらに貸本屋をやっている・おせん。貸本屋は背中に荷物を担いで得意先を回りますので大変な仕事です 。

そんなおせんが行く先々でゴタゴタニ巻き込まれる5編の短編です。

来年の大河ドラマの主人公・蔦谷重三郎もちらっと出てきます。

少し欲を言えば、もっともっと作者に腕を磨いてほしいです。