高杉良「人事異動」を読みました。40年以上前に書かれた小説ですが、意外と違和感なく読み進めることができました、この方の紹介です。
T大を出た新井は光陵商事のエリートサラリーマンです。しかしながら10年近く働いた商社を妻の病気のこともありあっさりやめてしまう。
その後乞われて部品メーカーで働くことになる。ここでの10年余りの仕事は彼にとって充実したものであったが、会社の社長夫人・女帝の傍若無人ぶりに嫌気がさしていく。
また、彼を誘ったT大同期の本明の嫉妬や、ワンマン社長の恫喝などで会社を去る決意をする。人事権を持った人間が公私混同を行っては主人公の新井でなくてもやり切れないでしょう。
サラリーマンを早々に辞めた私にはその時代のいい思い出しか残っていません。同期も若かったのでまだまだ出世競争の前段階でしたので、いまだに楽しく付き合いをさせてもらっています。もちろん今では皆リタイヤしていますが、友よ万歳!!
