第3394回 一番に会場入りした平島団地の民生委員のお話。
2024年7月18日木曜日の投稿です。
2020年平島団地分裂騒動顛末記 第1329話
【前話 第3392回の続きより。】
2019年7月27日土曜日の18時30分には、
僕は会場の準備で平島団地公民館を開けて中に入り、
椅子などを並べていたのですが、一番に到着した人は、
記憶によると、18時45分頃だと思いますが、
平島団地の民生委員のC2さんでした。
僕が、
「おじさん、こんばんは、今日も暑かった
ですね。」
「まっ、日が沈むのが遅くなって、明るくていろいろ
出来るのでよいですが。」
などと、お話していたら、民生委員のC2さんは、
「会長、あの人がジャンケンで負けて民生委員
になってくれたらよいのですが。」
と言うと、僕は誰とも聞かず、
「どうしてですか。」
と聞くと、
「あの人なら、運転免許証を持っとるし、
車で市役所に行ったり、
上道の公民館【当時は2キロ程度離れた上道中学校の南側に
公民館があったのですが、今はありません。】に行くのも
いいですし、あの人は話し好きなのでちょうどよいと
私は思いますよ。」
と言うので、僕が、
「どうなんですかね、 誰が民生委員になるのが
よいのか。」
「ふぅーーっ。」
「そろそろ、みなさんが来られる時刻です。」
「おじさん、つい最近まで、僕はおじさんと
同じように思っていたのですが、考えが変わりまして。」
と言うと、民生委員のC2さんは僕の顔を孫を
見つめるように無言で見つめたのです。
「実は、瀬戸内市の邑久町出身のあの人は高校生の
若い頃からタバコを吹かしているそうで、僕の経験上、女の人
でタバコを吹かす人は、今までろくな人がおらんかったんです。」
「民生委員にはどうかと思います。」
と言うと、平島団地の民生委員のC2さんは、
変な顔をして僕を見つめていたのを記憶しています。
そんな事を言っていたら、噂をすれば何とやらで、
平島団地の北の情報局のおかっぱ婆さんが
ソワソワしながら平島団地公民館にやって来たのでした。
彼女は、ソワソワしながら平島団地公民館の南側の
ドアを開けて、僕たち2人に、
「こんばんわ、あーっ暑い暑い。」
と言いながら目の前を通過して壁側のパイプ椅子に
腰かけたのでした。
【次回に続く。】