第3325回「わしゃ、市会議員じゃないんどぉ。」のお話。
2024年6月13日木曜日の投稿です。
2020年 平島団地分裂騒動顛末記 第1297話
【前話 第3323回の続きより。】
南古都団地225世帯の町内会長に要望した、工事現場の
南古都団地側の世帯への挨拶回りへの同行に同意していただいた
のですが、
「2つの内の1つはそれで、もう1つは何にゃぁ。」
と質問があって、僕が、
「実は、コンクリート殻などの搬出経路について説明
させていただきます。」
と言って、解体業者の倉敷市の社長が説明を始めたのでした。
「建物の南側に駐車場があって、広くなっているので、
ここに鉄板を敷いて、ダンプカーを出入りさせたいんですわ。」
「ハンドル切って出入りが楽なんですわ。」
「それで、南古都団地の一番北側の道路を走らせて
いただく予定です。」
と、そんな説明の後、そのお話を聞いた、南古都団地の町内会長の
佐官爺さんは、
「しょーがにぁのぅ。」
「あの、周囲の南側の世帯にゃー、ワシも挨拶に
同行するが、苦情が出んように作業してもらわんと。」
と言って、僕が
「実はのう、
おじさん、2つ目の話言うのが、
近近未来のお話で、南古都団地の北側の道路で、もう少し
したら、円形管の埋設工事が始まる予定なんよ。」
と言うと、南古都団地の町内会長は、
「はぁーーっ、わしゃ一切知らんどぉ。」
「どこをするんか。」
と質問し、
「ローソン南古都店の北東の交差点から、北に進むと、
ゴミステーションがあろう。」
「おーぉ、おーぉ、あそこか。」
「あそこから
おじさん、北に道路を掘削して、
防犯カメラのあるT字路を今度は、直角に曲がって、東に
道路を掘って円形管の埋設の工事を行う予定になっとるん
よねぇ。」
「ほんまぁかぁー、わしゃー知らんが。」
「それでなぁ、このまま行くと、この人らーの建物の
解体工事のコンクリート殻などの運搬処分作業と、その
工事の施工が重なって、通るのが難しくなるので、
今のうちに上手に工事が重ならんように岡山市役所を入れて
調整したいです。」
と言うと、南古都団地の町内会長の左官爺さんは、
右手を立てて、左右に車のワイパーのように動かして動かして、
「
おみゃーぁ、むちゃー言うな、わしゃーぁ、
市会議員じゃないんど、そんな市役所の工事の調整は
ようせんどぉ。」
と、皆さんの前でその場で断ったのでした。
【次回に続く。】