第3265回 パナソニック岡山㈱岡山東平島工場のお手洗いのお話。
2024年5月15日水曜日の投稿です。
2020年 平島団地分裂騒動顛末記 第1271話
【前話 第3263回の続きより。】
山陽新幹線の高架の南側にあった、パナソニック㈱岡山東平島工場
は、地域の基幹産業で、地元としても大切な企業の工場でした。
2019年7月19日金曜日の夕方から始まった、パナソニック㈱
岡山東平島工場の夏祭りは、来年も又招待していただきたいと思う
企業の従業員向けのお祭りでした。
7が月後に、新型コロナウイルスが蔓延し、集会やお祭りは
自粛すると言う事で、この日が最後の夏祭りになってしまいました。
天候が雨で、20時になると、18時頃よりはずいぶんと
雨の勢いが少なくなっていきましたが、初めから終わりまで
雨が続きました。
僕は、席を立って、ここの岡山東平島工場の建物の中に
あるお手洗いに歩いて向かいながら、道中の工場の中を
見て歩いたのです。
定物定位置が実行され、きれいに整理整頓して
ありました。
建物は50年近く経過していた古い建物ですが、
清楚な感じがしました。
お手洗いも、どうなのかと覗いてみたら、古いお手洗い
でしたがきれいに清掃されていて、清潔感が感じられました。
さすが、一流企業のお手洗いはきれいにしてあると
当時感心して見入りました。
しばらくして、総務課長さんに丁重にお礼を言って平島団地に
戻りました。
ちょうど、ここの工場から徒歩で平島団地の西の町内会の
事務所までは徒歩で10分程度です。
正直に言うと、お祭りなどのイベントについては、僕は
素人でした。
いろんな行事を見て、見学させていただいて、地域の
お祭りとはどうあるべきなのかと言うことがずっと
頭の中にありました。
ここのパナソニック㈱岡山東平島工場の夏祭りは、
ここの工場に勤務する従業員や家族に楽しんでもらって、
また、来週から仕事に頑張ってもらうと言う福利厚生的な
行事だったと思います。
6日前に、パナソニック㈱岡山東平島工場の南側の
北居都神社の夏祭りは、周囲の氏子と言って、昔から
住んでいる人達や、その周辺に住んでいる人達が
神社にお参りして、手を合わせたり、お祓いを受けたり、
宗教的な夏祭でした。
この2つとも、批判をしたり、お祭りがなくなればよいの
にとか、悪口を言う人達は僕が知る限りありませんでした。
では、どうして、平島小学校のグラウンドで行われる
平島振興祭や、平島学区体育協会の行う行事が、
評判が悪く、批判の対象になるのかと夜道を歩きながら
物思いふけりました。
当時、事前に世論調査を行ったのですが、平島団地で
「秋にお祭りを行った方が良いですか。」
それとも、
「やめた方がよいですか。」
とアンケートをしてデーターを取りました。
町内での反対派は84世帯だったと記憶しています。
約半数の世帯がお祭りを行うことが迷惑です。
と回答していました。
その主な理由が、
「お祭りをすると言って、お金の要求をする
のを止めてまらえませんか。」
「大変迷惑です。」
と、そんな意見が多かったです。
考えてみると、北居都神社のお祭りも、パナソニック㈱岡山東平島工場
のお祭りも、金銭の要求が無く、皆さんが楽しめるので苦情が無いの
だろうと感じました。
団地が出来て50年の平島団地も多くの世帯が
高齢者の世帯となり、昔話ばかりで、自ら神輿を
担ぐ人もおらず、若い世帯から見たら、爺さんや
婆さんが行うお祭りなんか行っても少しも楽しい
ことは無く、おまけにお金を要求して歩く習慣が
しみ込んでいて、若い人たちから嫌われていった
ようですが、それに気が付かず、それを繰り返していた
のを止めさせて、新しい仕組みのお祭りが必要と
考えるようになって行きました。
その新しい仕組みのお祭りとは、何か、2019年7月19日
金曜日の当時は、まだ、はっきりしていませんでした。
【次回に続く。】