第3130回 昭和五年の岡山県からの天皇陛下への献上品の古写真を鑑賞する。 | 模型公園のブログ

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第3130回 昭和五年の岡山県から天皇陛下への献上品の古写真

 

       を鑑賞する。

 

 

       2024年3月9日土曜日の投稿です。

 

 

           古写真の部屋 第11話

 

 

 

 

 

 

  昭和5年こと、1930年11月13日木曜日に、

 

岡山県岡山市に天皇陛下が行幸されることになり、

 

夕方、特別列車が国鉄 岡山停車場に到着しました。

 

 

 

 

当時の岡山県知事 香坂 昌康さん以下、みなさんで

 

正装してお迎えしました。

 

 

 

 

天皇陛下の宿泊所は、大本営と呼ばれ、岡山城の東の

 

後楽園の建物が使用されました。

 

 

 

 

 

 今日紹介する写真は、岡山県から天皇陛下に献上されたと

 

される当時の岡山県の産物と、天皇陛下へのお土産の写真です。

 

 

 

 

撮影場所は、岡山県の後楽園の中の建物のようです。

 

白黒で良くわかりませんが、左から、煎茶の備前焼の

 

茶器、その後ろは、備前火たすきの平花入れ、背後は

 

2つの夫婦花瓶、その右は、獅子の備前焼の香炉、後ろは、

 

馬上の人物の白備前の置物、その右は、備前火たすきの

 

手桶、その後ろは銅器の花瓶と、色々当時の岡山県の

 

産物が置いてあります。

 

 

 

 

左から、足袋、麦わら帽子などが置いてあります。

 

 

 

 

 

 革靴や、右の方は、畳表でしょうか、

 

 

 

 

 

天皇陛下は、動植物を集められていて、岡山県の

 

昆虫の標本などが献上されました。

 

場所は、寒翆亭【かんすいてい】と、島茶屋【しまちゃや】

 

と言う場所のようです。

 

 

 

 

 

昆虫の標本の写真ですが、岡山県内のチョウチョの標本

 

だったそうです。

 

 

 

 

こちらは引き出し式の標本のケースのようです。

 

 

 

 

天皇陛下こと、裕仁殿下は、自他供に認める

 

生物研究家で、昆虫や、植物の観察や標本の

 

収集を趣味とされていました。

 

 

 

【次回に続く。】