第3116回 昭和五年の昭和天皇の御料馬の写真を鑑賞する。 | 模型公園のブログ

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第3116回 昭和五年の昭和天皇の御料馬の写真を鑑賞する。

 

 

           2024年3月2日土曜日の投稿です。

 

 

      古写真の部屋 第10話 三毛猫犬ルンルン

 

 

 

 

【前話 第3102回の続きより。】

 

 

 昭和五年こと1930年11月13日木曜日に、

 

岡山県岡山市に専用列車で天皇陛下がお成りになり、

 

岡山市では奉迎門を建設し、岡山県では奉迎の歌を

 

新しく作り、岡山県知事以下、正装して、天皇陛下を

 

お迎えしました。

 

 

 

 

 

 

 

当時、天皇陛下が宿泊されたのは、後楽園だったそうです。

 

 

三毛猫上差し

  今日紹介する写真は、御料馬【ごりょうば】と言うタイトルの

 

写真で、東京府から岡山県岡山市に専用列車で持ち込まれた当時の

 

貴重な写真です。

 

☆御料馬とは、天皇陛下が乗られる馬の事ですが古くは、

 

 こんな由来があったようです。

 

平安時代に入って53年が過ぎた頃の貞観【じょうがん】の頃

 

清和天皇が、地方から朝廷に献上された馬こと、貢馬を

 

集めて牽馬の義と言うのを行われたそうです。

 

それ以後、天皇陛下が乗られる馬を御料馬と呼ぶようになった

 

そうです。犬ハート

 

 

 

 

   菊の御紋の入った布がかけてあります。

 

  

 

 

 この左から3番目の背の高い白い馬が、順天堂大学の

 

佐藤 達次郎男爵が献上したと言う、ハンガリーから

 

輸入したと言う白雪号と思われます。三毛猫?

 

 

 

 

この御料馬の研究は進んでいなくて、情報をお持ちの方は

 

投稿で教えていただくと助かります。三毛猫アセアセ

 

 

 

 

 

〇1926年 大正15年献上 白雪号

 

〇1933年 昭和 8年献上 初霜号

 

〇1934年 昭和 9年献上 初雪号

 

〇1936年 昭和11年献上 嶺雪号

 

〇1937年 昭和12年献上 初霜号

 

以上のような御料馬が知られていますが、この写真は、

 

これ以前の献上の馬で、よく名前がわかっていません。

 

 

 

 

 

   

 

 

左の背の高い立派な体格の馬の名前はよくわかっていません。

 

白雪が献上される前に、もう1頭、白い馬がいたことがわかる

 

貴重な写真です。

 

こちらの馬はどういう名前だったのでしょうか。三毛猫?

 

今から94年前の写真の紹介でした。

 

 

 

【次回に続く。】