第3102回 昭和五年の昭和天皇の専用列車の古写真を観察する。 | 模型公園のブログ

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第3102回 昭和五年の昭和天皇の専用列車の古写真を観察する。

 

 

       2024年2月24日土曜日の投稿です。

 

 

     古写真の部屋 第9話 三毛猫犬カメラ

 

 

 

 

 

 

 今日のお話は、昭和5年こと、1930年11月13日木曜日に

 

東京府の宮城こと、現在の皇居から、天皇陛下が岡山県岡山市に

 

御成りになり、首都を岡山市とし、岡山城に大本営を置いて、

 

 

 

専用列車で、国鉄岡山駅前に到着されまして、

 

 

 

 御成りに併せて、岡山市役所が建設した、奉迎門を通過し、

 

 

 

 

 

 岡山市民のみなさんは、正装をして正座をして天皇陛下を

 

お迎えしました。

 

 

 

 

今日の紹介する写真は、岡山県内を通過する天皇陛下の

 

専用列車の写真の紹介です。

 

おそらく、昭和二年、三年の神奈川県の横浜市に到着した

 

天皇陛下の専用列車の古写真と比較すると、同一の型の

 

蒸気機関車と専用の客車と思われます。

 

蒸気機関車の前部には、日の丸の旗が取り付けてあります。

 

撮影場所ですが、どこかの小さな川の橋の上を、背後の

 

山並みから、西から東に向かって走行中の写真と推測されます。

 

つまり、この写真は、天皇陛下がお帰りになる時に撮影された

 

写真ではなかろうかと推測します。

 

 

 

背後の山が場所の特定のヒントになると思いますが、情報を

 

お持ちの方は、投稿でご指導いただくとありがたいです。

 

 

 

 

2枚目の紹介の写真は、天皇陛下の専用列車の御料客車の

 

内部の写真です。

 

 

 

 

 

 内部を観察すると、洋風の椅子と机があって、

 

椅子は自由に移動させることが可能だったようです。

 

床は、赤色の絨毯が敷いてあったようです。

 

机には西陣織のような、きらびやかな布がかけられて

 

いたようです。

 

急ブレーキをかけたら、椅子と一緒に御上が動いたのかと

 

言う事は、当時の古文書を今まで色々読みましたが、

 

そんなお話は無いようです。三毛猫ハート

 

 

【次回に続く。】