第2874回 宇喜多直家公の生母の墓地を見学する。【岡山県岡山市東区】 | 模型公園のブログ

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第2874回 宇喜多直家公の生母の墓地を見学する。

 

 

       【岡山県岡山市東区西祖地区】三毛猫犬ラブラブ

 

 

       2023年11月3日金曜日の投稿です。

 

 

 

 

三毛猫ピンクハート

 

 今日のお話は、岡山県岡山市東区西祖地区にある

 

宇喜多直家生母の墓を見学したお話です。

 

 

 

 

三毛猫!

 

以前紹介したのですが、岡山県瀬戸内市の福岡地区の

 

吉井川の西の対岸に福岡神社と言う場所があって、

 

ここの山裾からV字状に干拓地が広がっていて、

 

 

 

 

平安時代は、この場所が備前国福岡庄の中心でした。

 

その中央に、昔の古墳と思われる盛土があって、

 

 

 

 

この地域の古い墓地があります。

 

 

 

 

 

ここの墓地が周囲より高くなっているのは、昔は

 

吉井川の堤防が決壊すると、この周囲は低地が水没する

 

ので、墓地を一段高く、水没しないようにこの場所に

 

集めたようです。

 

 

 

 

 

墓地の一番南側にある墓石が、宇喜多直家公の生母の

 

墓石と言い伝えられています。

 

生母は、言い伝えでは諸説があるのですが、

 

天文2年【1533年】の頃に亡くなった

 

とされています。

 

おおよそ、490年ほど前の出来事です。

 

 

 

西側には、6体のお地蔵様の墓石が置いてあります。

 

 

 

 

 

これを見ると、本人の他に2名の人の墓石があることに

 

なります。

 

どれがどうなのかは、説明文の掲示板が無いので

 

よくわかりません。

 

 

 

 

 

ところで、現代の墓地を造るために、古い墓石が撤去され、

 

ここに山にされていますが、見る人が見たら、岡山市の

 

貴重な文化財の山です。

 

大切に保管していただきたいです。

 

 

 

 

 

 おそらく、墓石の価値を知らない人々が、このようなことを

 

されたのだと思いますが、四角柱の墓石は、詳細は鑑定して

 

見ないとわかりませんが、江戸時代の古い墓石です。

 

この墓石の文字をなんとか解読して整理して検討すると

 

この地方の昔の人々のことがわかるかもしれません。

 

 

 

 

一番古いのは、家の形をした墓石です。

 

おそらく、商売人の世帯の墓石と思われます。

 

 

 

 

この様式の墓石は、少し時代が下がって、江戸前期の

 

裕福な世帯の墓石と思います。

 

 

 

 

 

 

ここの墓地には、周囲にない、大昔の墓石があって、

 

ずいぶん昔から、大切にされてきた墓地と考えられます。

 

 

 

 

 ここが、備前国福岡庄の昔からの墓地であったようですが、

 

 

 

 

 夫の宇喜多 興家公の墓石は、現在の岡山県瀬戸内市福岡地区の

 

妙興寺の南側にあります。

 

 

 

 平安時代は、この広い水田が福岡荘園の中心でした。

 

 

 

距離的には、2キロ程度離れていて、間には吉井川が流れています。

 

          三毛猫?

 

どういう経緯で、この場所に墓地があるのかと言うと、

 

おそらく、生家の備前国福岡庄の阿部家の墓地がこの場所

 

だったからではないのかと推測しています。

 

つまり、阿部家は、備前国福岡庄の有力な商人と

 

言う説が主流ですが、おそらくその屋敷は、現在の

 

瀬戸内市福岡地区ではなく、対岸の西側の岡山市東区

 

御休地区の現在の福岡神社の南側付近にあったのでは

 

ないのかと考えています。

 

 

 

 

ちょうど、宇喜多直家の居城があった、亀山城から、

 

東に2,5キロ程度の場所にあります。

 

 

 

謎は多いのですが、ここが直家公の生母の墓地と

 

されています。

 

みなさんも、何か些細な事でもよいので、ご存じのことが

 

あったら投稿で教えてください。三毛猫犬ハート

 

 

 

 

      三毛猫じゃあ みんな また明日ね。ハートラブラブ

  

 

【次回に続く。】