第２８１３回 真殿左鶴【まとの さかく】作品展を見学する。
【岡山県備前市東片上】
２０２３年１０月４日水曜日の投稿です。
備前市歴史民俗資料館を見学する。第３話 
【転載・コピー自由です。】
今日のお話は岡山県備前市の備前市歴史民俗資料館を
見学したお話です。
〇場所は、岡山県備前市 ＪＲ赤穂線 東片上駅西です。
〇駐車場は無料です。
真殿 左鶴 【まとの さかく】さんは、
備前市伊里の生まれで、
１８８１年から１９５７年まで、７６才で
お亡くなりになったそうです。
真殿さんは、左利きで、独特の細工備前と
分類される部門で、名品を作られたそうです。
こちらは 鶴香炉 と呼ばれるもので、香りを
楽しむ道具です。
品名 青備前鶴香炉
【解説】
備前焼にもいろんな種類があって、
こちらは、青味がかかった、青備前と
分類される作品です。
品名 白備前鶴香炉
【解説】
備前焼の白備前と呼ばれる香炉です。
通常の備前焼より、市場では白備前や青備前は
高値で取引される傾向にあります。
品名 備前鶴香炉
【解説】
細工備前と言うのは、動物の形や、想像上の品や、
人物などを粘土で作って、備前焼にした品を分類上
そう呼んでいます。
奥が深く、見る人の心を打つ品物です。
今現在もそうですが、備前焼を焼いて売るだけで生活が
成り立たないのが現状です。
余裕がありましたら、買い求めて備前市在住の作家の
支援をみなさんお願いします。
こちらは、備前ネズミ香炉です。
よく感じが出ていますね。
昭和３０年頃の白備前の作品です。
まだ、僕はこの世に生まれていない頃ですが、
立派な作品です。
今日は、岡山県備前市の真殿左鶴展を見学した
お話でした。
【次回に続く。】