プラモ製作 プラッツ 1/35 ガールズ&パンツァー KV-2 プラウダ高校 その23 | プラモデル製作記録

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チマチマとマイペースに作っていく過程を、記録していくだけのブログになります。

…ああ、上手になりたい。

本日の作業……。



「砲塔の組み立て(改造)」の続きです。

前回のブログで生じた疑問「ハッチの縁取りは、本当にハッチにくっついているのだろうか?」ですが、答えから言えば「縁はハッチではなく、砲塔天板側に付いている」でした。


とんだ間違いをしでかしました。
そもそもアニメの再現なので、実車とは違う部分も多々あります。どうしても想像に頼らざるをえない場合もあります。

一応手元の資料で確認しているのですが……情けない限りです。


とりあえず縁を付け直す事になりますが、それは最後に回して作業を進めて行きます。



ハッチの開閉機構ですが、このようなパーツで構成されています。


ハッチのアームを取り付けてみます。仮付けです。


砲塔側も仮付けして、可動域がどんな感じなのかを確認します。


縁取りが大きくなった分、可動範囲が小さくなっています。目標としては「ハッチが直立する」ように改造します。

要は「ヒンジの改造」なのですが、、私はこの「ヒンジの改造」がとても苦手です。

KV2に関しては以前、操縦席ハッチの開閉を行いましたが、とても苦労した記憶があります。

ヒンジの可動部やアームの長さを変更すると、元のような動きはしなくなります。開位置で調整すると、閉位置がズレる。逆もまた同じ。キリがありません。

結局、操縦席ハッチは「複雑怪奇なアーム」の採用という結果となりました。


さすがに不細工な加工だったので、アームの改造以外の方法を模索してましたが、今回は蝶番の改造を行いたいと思います。


まずは砲塔天板側に深めの溝を彫ります。


こんな感じです。雑ですが悪くはありません。


溝は単なる回転軸の受けではなく、前後にも稼動できる幅を持たせました。

アームの可動域に「回転」だけでなく「スライド」が加わることで、妙な改造をしなくても良くなりました。


適当な端材を使って蓋をすれば完成です。


しっかり蓋が閉まります。


ハッチも予定通り、直角に開くようになりました。大成功ですね。



最後に、ハッチの縁の修正を行います。

せっかくくっつけた縁取りですが、流し込み接着剤で接着面を溶かして剥がします。
当然ですが、縁取りはヘナヘナになり、ちぎれて壊れました。


壊れた縁は作り直しです。

コンパスにラインチゼルを取り付けて、優しくけがいていけば完成。
ラインチゼルは「針」ではなく、「かぎ爪」タイプを使用しました。


作った輪っかを天板に取り付けます。


ハッチを取り付けます。


完璧です。


実は後に分かったのですが、砲塔ハッチは直角ではなく、完全に天板側に倒れるようです。

今回工作するにあたって参考にした実車画像では直角だったんですよね……。何が正しいのやら……。



今回はここまで……。

次回も「砲塔の組み立て(改造)」を行います。