本日の作業……。
「砲塔の組み立て(改造)」の続きです。
砲塔天板で加工が必要な部分は「ハッチ」のみとなりました。
参考文献を確認。
イメージとしては「鍋のふた」でしょうか……。
キットのハッチは「潰れた饅頭」。縁取りがない上に、余計なモールドもあるので修正せねばなりませんね。
とりあえず「縁取り」の再現のためにハッチより大きめの円盤を作成。
内側を切り抜いて輪っかを作ります。
ハッチには不要な「爪」があるので削り落とします。
準備が出来たので、ハッチと縁を接着します。
いい感じですが、余分な穴があります。
ポリパテで埋めてしまいます。
固まってから、ヤスリではみ出したポリパテを削り落とします。
ハッチの外側には臍のような突起がありますので、別パーツの六角ナットで臍を作ります。
ハッチの裏側のモールドを利用して、中心の位置を確定させます。
ピンバイスを貫通させればハッチの真ん中に穴が開きますので、穴を隠すように六角ナットを接着します。
六角ナットはコトブキヤのプラユニット「P117R」を利用。
プラユニットにも「突起」があるので、ハッチの穴に突起を填めて接着すればズレることもありません。
これでハッチは完成です……と思いましたが、重大なことに気づきました。
このハッチの「縁」……
本当にハッチ側に固定されているのか?
最初は「鍋のふた」をイメージしたので、ハッチ側の縁だと思いこみましたが、よくよく考えれば縁っぽいものは砲塔の天板側のような気がしてきました……。
車体のハッチがこれですから、砲塔ハッチの縁取りも「砲塔の天板」にあると考えた方が正しいと思います。
せっかく作った砲塔ハッチですが、手直しが必要となりましたね。
今回はここまで……。
次回も「砲塔の組み立て(改造)」、ハッチの手直しから始めようと思います。