漬物は日本が誇る伝統食品です。
起源は古く野菜やきのこ、海藻などを長期保存する
ための方法として漬物にしてきました。
栄養価の高い漬物は旬を過ぎた野菜が収穫できない時期にも
食べることができ、栄養補給源として役立ってきました。
しかも生では食べにくい野菜も漬物にすると食べやすくなり、
一度に沢山の量が食べられるのもうれしいことです。
一般にビタミンCなどの水溶性ビタミンは水に溶けやすく、
熱に弱い性質をもっています。
しかし、漬物にするとこれを失うことなく
摂取することができます。
漬物の発酵は乳酸菌によるものであり、
特に植物性乳酸菌と呼ばれています。
乳酸菌はヨーグルトや味噌などの発酵食品に
欠かせない菌であり、身体の調子を整え、
健康をもたらすため、善玉菌と言われています。
漬物に含まれる植物性乳酸菌は酸に強いため
胃液ににより死滅することなく生きたまま腸まで
届けやすいといわれています。
生きた乳酸菌は腸で乳酸菌を作りだし、腸内を酸性化させる。
悪玉菌は酸性の環境では住めない為、こうして悪玉菌が排除されていく。
乳酸菌はたとえ腸にたどりつく前に死んでしまったとしても
腸に存在する善玉菌のエサとなり腸内細菌を整えるのに貢献します。
漬物で乳酸菌を摂取したいならば発酵させた漬物を摂る必要がありります。
乳酸菌が多いのはヌカ漬けやシバ漬けなど。
たくあん漬けは発酵によらないものもあるので確かめた方がよいでしょう。
漬物には塩分が多くふくまれています。
殺菌を高めるには2%以上の塩濃度が必要となります。
塩分控えめの漬物と言ってもたくあん漬けなら2~3切れ、
白菜塩漬けやキムチなら50gほどで塩分1gを
摂取することになります。
食べ過ぎには気を付けましょう。
