料理の香りづけに欠かせないニンニクは、
古くから日本でも薬用植物として利用されてきました。
香辛野菜として食べられるようになったのは戦後のことです。
ニンニクの香りの基はアリシンという成分。
刻んだり、摩り下ろしたりすることで細胞が崩れて
アリシンが多く発生します。
低温から炒めて香りと旨味を引き出しましょう。
より風味をよくしたいときはニンニク片の中の芽を取り除きましょう。
芽は焦げやすく刺激も強いためです。
にんにくは地下茎が肥大した部分。
ほかに若い葉を食用とする葉ニンニクや、
葉の後に出る花茎を食べるにんにくの芽もあります。
ニンニクの香りの基、アリシんは体内でビタミンB1と結びつくと
その吸収を高め効果を維持させる働きがあります。
ビタミンB1による糖質のエネルギー変換が促進されることで
疲労回復や体力増強に効果を発揮します。
野菜では珍しくたんぱく質を含んでいます。
黒ニンニク:にんにくを熟成発酵させたもの。
ニンニク臭がなく甘酸っぱいのが特徴で
「フルーティにんにく」と呼ばれることも。
生ニンニクよりもポリヘノールやアミノ酸が含まれるといわれています。
・にんにくの食べ過ぎはNG 1日1~3粒を目安に。
胃腸への刺激が強いので注意が必要。
・にんにくの効果を期待するなら生で。
・疲労回復にはビタミンB₁を含む食品と組み合わせる。
ビタミンB1は豚肉や玄米に含まれ疲労回復に役立つ栄養素です
。アリシンはビタミンB1の吸収を助ける働きがあり、
疲れが気になるときやスタミナをつけたいときにぴったりな組み合わせです。
・においが気になるなら乳製品と組み合わせる。
乳製品と一緒に食べると乳製品に含まれるカゼインが
ニンニクの臭い成分と結びつき気になるニンニク臭を抑えるといわれています。




