毎年11月11日に制定され、もやしの栄養価や手頃な価格を広める目的で設けられています。
もやしのまっすぐのびる様子が数字の「1111」に似ていることから
この日が選ばれました。
もやしは栄養価が高く,ビタミンCや食物繊維を豊富に含んでおり、
健康的な食生活を促進するためにこの日が重要視されています。
もやしは漢字で書くと「萌やし(又は芽し)」で、正式な植物の種類ではなく
穀類や豆類を発芽させたものを指します。
現在スーパーなどに多く流通しているのが緑豆や黒豆(ブラックマッペ)を
発芽させたもやしです。豆もやしは小粒の大豆を発芽させたものです。
普通の大豆を発芽させた大豆もやしはコストがかかるため飲食店などへの
出荷がメインで一般流通することは、稀なのだそうです。
萌やしが安く販売できる最大の理由は出荷するまでの時間がとても短く
10日足らず。工場生産で生産量が季節や天候に左右されないことも
価格を支える要素です。
原産地:インド
主な栄養素:アスパラギン酸、カリュム、葉酸、食物繊維、ビタミンC
もやしは昔、薬用として使われていた
もやしの栽培については最も古い記述は日本最古の薬草の本「本草和名」にあります。
そこでは「毛也之(もやし)」が平安時代の初期から薬草として
栽培されていたことが記録されています。
又、江戸時代に漢方医が書いた当時の百科事典に当たる「和漢三菜図絵」にも
黒豆もやしの記述があります。黒豆を発芽させ芽が5寸(約15㎝)になったら乾燥させ
よく炒って服用すると、しびれやひざの痛み、筋の引きつりなどに効くとあります。
主に薬用として用いられて来たもやしが食用として親しまれるようになったのは
明治末期からでした。
中華料理店で一般的な料理として登場すると東京、横浜、大阪、神戸
などの港のある大きな都市でもやしを作る業者が次第に増えていきました。
そして、野菜の栄養について注目されるようになるにつれ、庶民の食生活に欠かせない
日常的な食材となったのです。
もやしが歴史を動かした
欧米で初めてもやしを栽培したのは18世紀のイギリス人、キャプテンクック
だといわれています。キャプテンクックは航海生活で乗組員たちが
ビタミンC欠乏となり壊血病にかかって死ぬという難問に頭を悩まされていました。
そんな時、もやしがビタミンCを補うのに有効であることを知ったのです。
クックは航海中の船上で発芽させたもやしの栽培を開始しました。
又、スエズ運河を舞台にイギリス、フランス、イスラエル軍とエジプト軍が
戦った時にももやしは登場します。
アラビアに上陸したイギリス軍が野菜がなくなり、栄養不足となり
本国の栄養学者に救いを求めたところ、本国からは大豆が送られてきました。
これをもやしにして食べろという指令だったのです。
日本史にももやしは登場しています。
南北朝時代の武将、楠木正成が赤坂城に立てこもったとき楠木正成正成は兵士たちに豆の芽を食べさせ、敵陣の重囲に耐えたと言われています。
特別な肥料もなく水のみで栽培でき、栄養価の高いもやしは貴重な栄養源だったのです。
もやしのナムル
もやし 1パック・・・塩を加えたお湯でサッとゆですぐ冷水にとる。しっかり水気を切る。
長ねぎ少々・・・小口切リ 白だし、ごま油を加えて和え、ねぎと白ごまを散らす。
塩 少々
白だし 大さじ1
白いりごま 小さじ1
ごま油 大さじ1




