「雨の日の集客について考える」 | 野村経営ノート「一度飲食店経営を失敗した私が二度目のチャレンジで繁盛店を作った経営哲学と実践術」

野村経営ノート「一度飲食店経営を失敗した私が二度目のチャレンジで繁盛店を作った経営哲学と実践術」

個人飲食店様を対象に、飲食店勤務30年の経験を活かし、少しでも皆様のお役に立ちたいと思い始めました。

一度は経営に失敗して、一文無し近くまでいった僕がどの様に再就職先で繁盛店を作りあげたのか、そのノウハウを提供します。

私のクライアントさんから
「雨の日にお客さんが少なく
集客したいのですが何か方法はありますか?」という
声をいただきます。

ってことで本日のテーマは
「雨の日の集客について考える」
をお送りいたします。

雨の日、大半のお店はお客さんの足が
遠のきます。

よく目にする集客の方法としては
●雨の日ドリンク一杯サービス
●ポイントカードのダブルスタンプ
●LINEで声掛け
等が多いですね。

私が通うマッサージ店からも
雨の日はLINEで
「今日は小雨だけどダブルスタンプデー!
雨が止んでも継続!!」
こんな配信がきたりします。

お得なのは分かるけど
雨の中、濡れてまで頑張って行ってみよう
とは中々思いません。

多分、多くのお客さんも
同じ事を想っているはずです。

結論から言うと
雨の日に集客は難しい、です。

そこで私が提案したいのは
「雨の日でお客さんが少ないから出来る
接客、商品の提供」です。

「いらっしゃいませ」の声掛けを
「雨の中、わざわざご来店ありがとうございます」に
変えてみる。
たったこれだけで印象も変わります。

濡れた傘をお客さんに代わって
傘袋に入れてあげる。

衣服が濡れていたら
「どうぞお使い下さい」
タオルを渡してあげる。

お客さんとの対話の時間を増やす。

こういった小さな取り組みが
好印象を与え、後に売上げとして
あなたのお店に返ってきます。

雨の日限定メニューを作る。

「雨の日は比較的、時間が取れるので
本日限定で私が修業時代に教わった
水を一滴も使わない「豚肉のホロホロ角煮」を
御用意しました。
煮込み時間がかかるため普段は提供できないのが
残念です。」

こんな配信が来たらどうですか?

割引きや商品の無料サービスで
気を引くのではなく商品そのものの
価値でお客さんを喜ばせる事が出来ますね。

あなたのお店でお目の日に出来る
独自の取り組みを考えてください。


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