底なし負のスパイラル -19ページ目

覗底

すべてを孕む深淵の中に
私はいた
私はそれまでの私であり
他に私と同じものはなく
私を映し出す鏡はなかった
私は望まずして
私となったのか

私と私には
齟齬はなく
私は私の瑕疵を
受け入れている
私を私にしたのは
誰でもない私だ
だが私は私と
意思を疎通させず
ただ喘ぐだけ

自理

ひとつのプロセスには
いくつかのゴールがあり得る
逆にひとつのゴールにもいくつかのプロセスがある

プロセスで手を抜かなかったら
後悔はしない

他人には理解できなくても
自分自身が理解し納得できていればきっと間違いではない

安願

自分の影が

怖いから

いまだけ

あなたの影に

そっと入りたい