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近年、こうした予想を遥かに越えた雨量で、町が壊滅的な被害を出して、死者もたくさん出てしまいます。
自然を前に、人間の出来る事には限界がついて回ります。
私も、老人介護に関連した仕事を何年もしています。
夜などは、夜勤スタッフの配置数は、どこもギリギリ。
規定の人数を置くのが精一杯だと思います。
昼間も、スタッフ人数は足りません。
昼間も、スタッフ人数は足りません。
経営的な観点から、必要以上に雇う余裕は、何処の施設にもありません。
法で決められたギリギリを雇うのは、どこも一緒だと思います。
そうした厳しい環境の中、いきなり水かさが増して河川が氾濫しました。
そうした厳しい環境の中、いきなり水かさが増して河川が氾濫しました。
と、なった時に、いったい私は何人に対してどんな事をさせて頂けるのか考えました。
皆さんは、簡単に運べるじゃん?と、思いますか?
早く早く!と乱暴に扱ってしまえば、骨折しちゃいます。
骨折は、老人には命とり。
私達は、それは絶対しません。
ご自分で、身体の向きをかえられない方もいらっしゃいます。
身体拘縮で身体が固まり動かない方もいらっしゃいます。
お一人お一人をベッドから起こして、車椅子に乗せて運ぶって、言うほど簡単ではありません。
そうした中、いざとなったら連れて逃げよう!
1ヶ所に集めて見守りを!と、考えてスタッフは動いたんでしょうね。
でも、間に合わなかった。
濁流、泥土と重い水が向かって来たら、自分の意志では動けません。
どんなに助けたくとも、無理だと思います。
スタッフは、自責と後悔しかないと思います。
ご家族からみたら、信用して預けたのに!と、なると思います。
なって当然です。
命を預かる以上、責任があるのは当たり前で。
でも、こうした自然災害を相手に、出来る手だてには限界があるし、どうしたらいいのか………。
泥々になった施設の映像を見ると私だったら、何があそこで出来たのか?途方にくれて考えがまとまりませんでした。
引き続き、まだまだ雨が続きますね。
早め早めに、怖い方は明るいうちに避難所へ。
コロナもあるし、自然災害もあるし、大変ですが、気をつけてお過ごし下さいね。🗾😔