”青春の辞書に失敗という言葉はない” | 翡翠の風(ひすいのかぜ)

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おニャン子クラブ会員番号18番永田ルリ子さんをメインに語ってます

◆ルリ子さん、今もお元気でお過ごしですか?
◆ルリ子さん、今どこでどんな景色を見ていますか?

【瑠璃色がゆれる ひすいの風がふき ”今” 瑠璃色がゆれる】
by永田ルリ子さん

突然ですが。

皆さんにとって、青春ってどんなイメージですか?

そしてそれは、いつ頃でしたか?

 

私にとっての”青春”は。

イメージは、バリバリ昭和世代なもので、『涙は心の汗だ!!』みたいな、ちょっと体育会系の感じです笑😂

甘いだけではないと言うか。

「若さに溢れてて、パワーみなぎって、何も怖いものないぜぃチョキ」的なイメージでは、ナイですね・・・

 

そして、私にとっての青春の時期は、やっぱり中学・高校生の頃かなぁ。

(この自分にとっての青春時代の中にルリ子さんがおられなかったのは今では痛恨です💦)

 

そしてこれは、今の私の年代(アラフォー)になってるからこそ思う気持ちであって、青春時代真っ盛りの時には思ってない気持ちです・・・

当時は、どうたったのかなぁ

それが実感できてないことも、若い証拠なのかも、ですね・・・

 

ちなみに、いつも自然に”青春”って使ってますけど、元々どんな意味があるのかまでは、深く考えたことなかったんです。

 

《コトバンク》によりますと・・・

《五行説で青は春の色であるところから》

夢や希望に満ち活力のみなぎる若い時代を、人生の春にたとえたもの。

となっています。

一般的には、やっぱり夢や希望に満ち溢れて、若い時を謳歌する、って感じなのかもしれません。

 

  ルリ子さんが青春から連想するコトバ

 

今の私にとって、ルリ子さんを見ているとこの”青春”と言うキーワードがどうしても頭に浮かびます。
数ヶ月ルリ子さんを拝見してきて、
  • めちゃくちゃ楽しそうに笑ってはしゃいでる姿
  • 時には悲しくて涙を流している姿

そんな姿を見ることを重ねる時、これこそまさにルリ子さんの青春だったのかな、って思うんですね😌

勝手にですけど💦
 
そして、【当時の】ルリ子さんが、どんな風に感じておられたのか興味あるなーって思ってたところに、ちょうどこんな記事のインタビューを見つけたので、今日はそのお話しです笑。
ハイ、相変わらず永田くてすみません😅
 
 
これもきっとファンからの質問に回答されたものだと思うんですが、どこの誰だか分からないこのお方!!
ドンピシャで最高~な質問をルリ子さんに投げかけてくれて、ありがとう!!
しかも、3つってところがかなりナイスです😉
 
それにしても。
ルリ子さんの直筆ではないにしても。
ルリ子さんの回答は、いつも私の想像をはるかに超えてきて、正直ウーンと唸らされていますね。

 

質問:

『青春』という言葉から連想する、3つのコトバ、おしえてください。

 

回答:

①若さ

②夢

③ウソ

かな。青春ってイイことばかりじゃないと思うの。ツラいことも多いと思うんだ・・・うん。

 

ルリ子さん、この時まださっきの定義で言えば、まさに青春そのものの年齢じゃないですか💦

なのでこれを読んだ時、またも数分間どっぷり深みにハマって、ちょっと心が痛くなってしまうくらい、ルリ子さんの気持ちをこの時考え込んでしまいました💧

 

どうしてこんなに、儚い切ない回答を、されるのでしょうか・・・

 やっぱり③ですよね・・・

 

10代から20代に差し掛かる時に、【青春=ウソ】って、私には思いもつかないかなぁ。

ここに、ルリ子さんのこの頃の思いが詰まってるような気がします。
勝手にですけど💦
 
このインタビューが時期的にいつ頃のものなのか分からないですが、お写真の雰囲気からすると、1987年には入っているような気がしますね。
 
だと仮定すると、1987年ってやっぱりおニャン子クラブも解散を迎える年ですし、それぞれがそれぞれの進路を決めていかなければいけない頃。
 
前年までのおニャン子クラブ大ブームも落ち着きを見せて、もしかしたら【今年は・・・】なんて思うところも、それぞれあったのかもしれません。
そうすると、ルリ子さんご自身、そして周辺もみんな変化を感じている時ですよね。

 

※私自身は、ルリ子さんはかなり早い時期から状況を達観しておられたようにも見えているんですが、それはまたいつか別の機会に。

 

何か、③のような回答をされている時点で、もうルリ子さんの中でマイナスもプラスも体験し尽くされていて、たどり着いてしまっている結論、のように感じるのが切ない😔

 

  青春にある影

 

青春ってイイことばかりじゃないと思う。
ツラいことも多いと思う。

 

多分、ルリ子さんはこの言葉を出された時、おニャン子クラブとして過ごした時間の中で感じたことを述べておられるように思います。

 
おニャン子メンバーとしてオーディションに合格した日から、あっという間に芸能界の渦の中に巻き込まれていきました。
ご自身でも驚く程そのスピードは早く、何が何だか分からないけど毎日必死にやっていたってことも多かったのではないかと思います。
 
もちろんその中で、やりがいも見つけ、居場所を見つけ、親友にも出会い、ファンがたくさん応援してくれることの嬉しさや楽しさや喜びの体験も多かったハズ。
TVに映り、そこで歌ったり踊ったり。
様々な媒体に取材されて、そこで語ったり。
 
そうした体験は、誰でもできるものじゃないですもんね😊
それらは間違いなく、ルリ子さんの青春の中で情熱を注いだ日々だと思います。
 
・・・だけど、やっぱりこうした一見華やかできらびやかな芸能界ですけど、裏側も見えちゃいます。
大人の事情、って5文字で片付けられたら簡単ですけど、その大人の事情の中にどれだけ黒いものが渦巻いていることか!
私には分からない世界です💦
 
でもきっと純粋で繊細で心の真っ直ぐなルリ子さんのことですから、一辺に色んなそう言うドロドロを目にしたり耳にしたり、ご自身でも実際体験して巻き込まれたり、あったのではないでしょうか。
うん、多分あると思います・・・
芸能界ですもんね・・・
 
夢中で駆け抜けていた時期には感じなかったことが、途中からちょっと周りが見えてくるようになってふと立ち止まった時、ルリ子さんの中で【何か】を感じ取れるようになってしまったのかなぁなんて。
もしかしたらそれが、悲しいけどルリ子さんが表現した”ウソ”と言う部分に繋がっているのかなと💦
 
そしてその時期がやっぱり、1986年から1987年なのかなって思いますね。
推測ですが💦

 

ツラいことも多いと思う。

 

って言うその表現がもう、ルリ子さんの心の声を表していませんか。
そのツラいことって・・・
って思っちゃいますけど、それはもう、触れてはいけないところかなとも😖
 
言葉なんかじゃ言い切れない、伝わり切らない、色んなことを本当にルリ子さんは心身両方で感じて過ごしておられたのかなぁなんて思うとね、、、
 
しかも、「ツラいことも多い」と断言されるのではなく、「ツラいことも多いと思う」と、その最後を少し濁して言われているところなんかもね、その上手く伝えきれないもどかしさを表しているように感じるもので、もうそこで一気に胸が苦しくなります💧
 

それにしてもウソって、辛いですよ。

ウソって、裏切りとも取れることですからね😣

ルリ子さんがどんな体験をしておられたのか、想像だけでも本当に苦しくなってきます・・・

 

いやー、本当に。
はたち前後でこれだけ冷静なコメントを出されるって、ちょっと考えにくいくらいで。
 
そして私にとって極めつけが。

 

・・・うん。

 

この、最後の「うん」なんですよ💦

すべての気持ちを改めて呑み込んで、自分の中で落とし込んでいるかのような、「うん」が😥

 

ルリ子さんは、いつも自分自身と向き合い、会話をしておられたのかな、って思います。

だから、「うん」が出る時って、言い聞かせてる時ですよね。

あとは、納得している時とか。

 

ルリ子さんの答えの最後がこの「うん」で終わっているってことは、良くも悪くも、

  • やっぱりそうなんだよね
ってことを、言い聞かせてると言うか、納得しているってことなのかなーって思うと。
それもまた私の心にズッシリと、このルリ子さんの気持ちが痛いのであります。
 
・・・あ、私もそう言えば記事の中でよく「うん」って使うな笑。
ま、私の場合はそんな崇高なものでも何でもなくって、単にまとめてる時だけです😅
うん。笑
 

  青春にある光

 

今日もちょっとディープなジャンルのお話しになってしまってますね💦
でもね。
ルリ子さんが青春に対して仰っておられていた言葉の中で、見逃していけない部分がありますよね!
それが最初の、
 

②夢

ですよ😊

 

③の回答が最後に来ているのも気には掛かりますけど💦

でも、まず先にご自身の夢が青春って出てきているので、そこはやっぱり嬉しいところです♪

 

前にも書きましたけど、ルリ子さんの言葉からこの『夢』が出てくることが本当に多いです。

子供の頃に思い描く、”なりたいもの”としての『夢』

大人になってから新しい自分が叶えたい目標、と言う意味の『夢』
 
夢って色んな意味合いがあります。
ルリ子さんの語る時の夢はどれなのかな・・・っていっつも思います😌
 
でも、おニャン子クラブとして過ごしていた時期は、ルリ子さんにとってもやっぱり『夢』が叶っていた時間なんじゃないかなーって思います。
 
だって、そうやって楽しんでおられたからこそ、35年経って私がその姿に出会った時、心から惹き付けられたんですもの!
ルリ子さんが真剣だったからこそ、画面を通してでもビンビン伝わってきちゃったんです。
心に触れるものをお持ちだったルリ子さんだからこそ、私は大好きになったんです💗
 
それは、ルリ子さんが『夢』のために奮闘していたからなんじゃないかな、って😊
だから、それはルリ子さんが青春を燃やしていた時期だったってことでもありますよね。

 

  悔いのない青春

 

こうやって見てくる中で、私にとってのルリ子さんの青春の答えが(勝手に)見えてきた気がします。
それは、ルリ子さんは1ミリとも後悔などされていないんじゃないか、ってこと😄
 
ツライことも、イイことばかりじゃなかったのも確かで間違いないと思うんです。
でも、回りに回って。
ルリ子さんが駆け抜けたおニャン子としての時間は、今、ルリ子さんにとって【大切な財産】としてすべてのことを感じて下さってるような気がするんです。
だといいな😌
 
簡単な言葉で軽々しく言っちゃいけないことも重々理解しております💦
だけど、ルリ子さんの想いが苦しいくらい伝わるもので、感じることを素直に書かせて頂いてます。
 
私がそう結論した理由は、次のルリ子さんの言葉があるからです。
最後にそれをご紹介します。
 
 

 

みんながどれだけ私たちのことを思ってくれてるかを思うと、本当に心が痛みます。

私たちがおニャン子に青春を賭けたように、おニャン子に青春を賭けてくれたみんな、今までどうもありがとうございました!

 

これはきっと、解散にあたってファンの皆さんへのメッセージなんだと思いますが。。。
本当に、この文章で私は涙が出てきそうです。
 
ルリ子さんがはっきり、”私たちがおニャン子に青春を賭けた(懸けた)”と言われたことで、今までの気持ち全部ストンと腑に落ちたんです。
 
ルリ子さんの言葉に私は嘘を見つけられません。
いつも、どんな時も。
ルリ子さんの言葉は、100%いつも本当のこと。
 
だから、これを述べられた時のルリ子さんから感じたのは。
おニャン子として青春を駆け抜けた時期に一片の悔いもなし
です😌
 
そう感じませんか💦
感じませんか💦
感じますよね💦
ですよね💦
 
そして、こうやっていつも応援してくれているファンのことを一番に思っていてくれるその優しさもね。
ルリ子さんらしくて、本当に大好きです。
こんなルリ子さんのことを誤解する人たちがいるなんて思うだけで、頭おかしくなりそう💧
 
私は、ルリ子さんのプロセスに興味があるもので。
そこに至るまで何があったのか、どんな区切りがあったのか、どんな瞬間にそれが訪れたのか。
そんな考えても仕方のないことを迷宮に入りながら悶々と考えているのが好きです😅
 

大好きになり過ぎて、ルリ子さんのこと知りたい欲が強過ぎて、細かい仕草や表情を見過ぎてて、何を考えて何を思って何を感じていたのか興味津々目線なんですよね・・・

 

ルリ子さんの気持ちに、触れてみたい。
だけど、できない。
だから、想像しながら考えてます。
今しばらく、許して下さい。
 

  流した涙の数だけ・・・

 
青春はよく、ホロ苦いなんて言われますね。
甘酸っぱいだけじゃない、厳しい道のりに感じることもある時期です。
 
だけど、こうやって考えてくると、ルリ子さんの青春って、何だか凄いですよね。
本当に、凄いって思います。
 
今日タイトルに載せた”青春の辞書に失敗という言葉はない”は、イギリスの小説家、ブルワー・リットンが書いた言葉です。
だから、ルリ子さんの青春にもすべて意味がある訳で、その光と影に私はぐんぐん思いが向いています。
 
ルリ子さんは、おニャン子メンバーとして青春を懸け、文字通り2年半駆け抜けて来られました。
山あり谷あり、楽しいことも苦しいこともたくさんあった、そんな青春だったのだと思います。
 
私は、これまで数ヶ月ですけども、ルリ子さんが流した涙もたくさん見ました。
本当に、凝視できない程、切なくて苦しい涙です。
涙も、青春ですよね。
 
だけど、やっぱりその涙の分だけ、本気でおニャン子クラブに向き合ってくれていた証なんだなって思うんですよ😭
そこに、失敗や挫折なんてものは、ミクロたりとも入り込む隙などないのです。
だから全部が全部、ルリ子さんの青春だったのだと・・・
 
どうかどうか、それらの思い出、青春が、今のルリ子さんの幸せに繋がっていますように。
そして、人生はずっと青春とも言われています!

ルリ子さんの人生第二章が始まった時から、そしてこの先もずっとずっと、ルリ子さんの新しい青春が日々素晴らしきものでありますように。

 

”涙で目が洗えるほどたくさん泣いた女は、視野が広くなるの。”

ドロシー・ディックス