ゼフィランサス・ブロリナ系 (Z.ブロッサムタイム×Z.シトリナ)
球根ガーデン・オリジナルのゼフィランサスレポートです~*
本職じゃないのにこんなレインリリーブリーダーになるとは思わなかったっす(笑)
最近は輸入物の新しい系統のゼフィランサスも販売されるようになったりでいろんな組み合わせを試せるようになってきましたね~
けっこう簡単なのでみなさんも手あたり次第に(笑)交配して遊んでみてほしいです
たくさんの人がいろんな交配すると面白いのがたくさん出てきそうですー
ワタクシ球根太郎が交配したゼフィランサスもずいぶんと増えてきて系統の中のヴァリエーションもかなりの数になってきていますー
もうすでに訳の分からないことになっていていて これが初花なのか既に咲いたものなのか・・・
、、という感じでとりあえず全部見てみましょう(笑)
ブロリナ系の鉢から三者三様の花がフリーダムな感じで咲いていました!
この系統は2014年に一度だけ交配したのでそのバリエーションたちです~
初花は数年前で黄色に少しオレンジ色が差すものがスタンダードなんですが
今回はそれではなくかなり不思議で愉快な取り合わせになっております♪
まずこれですが 多分初めて見た個体ですー
なんとも不思議な色ですね
何色といえばでしょう?
アプリコットのようでアプリコットでない
黄色の下地にピンクがのっていて混じり合ってない感じですねー
シトリナからブロッサムタイムへのグラデーションですな☆
なかなか面白い花が咲きましたぁ
次にまたこれと同じ花が咲いたらピックアップしておこうと思います~
けっこう個性的なので名前を付けてもよさそうですね!
2つ目はこの黄色い花ですー
ピンク色はぜんぜん混じっていませんね
そのまんまシトリナか?
いやいやシトリナより花が大きいです
そして黄色が淡いですなぁ
あ これはヴァレスに似ていますねー 殆どヴァレスのような花です*
ヴァレスの種がこの鉢に落ちて育ったのかも???
で3つ目はほとんど色がないです(笑)
2日目3日目のような退色したっぽい佇まいですが 咲いたばかりですー
一つのここまで色がばらけるって今までになかったですねー
驚きました(◎_◎;)
ゼフィランサス・ミラドクィーン系 (Z.アプリコットクィーン×Z.ミラドレンシス)
大輪のミラドクイーンが咲きました!
これもお初だと思いますー
いままでこのタイプの花は大概小輪で可愛らしい方面だったのですがこんな大輪の個体も隠し持っていたとは
上のブロリナと同じ年に交配したのでこちらもまだまだ秘められた謎がありそうです~
アプリコットクィーンでのアポミクシスに陥らずしっかりと混じり合っていますね!
ミラドレンシスのピンク色にアプリコットクィーンの花型と両親の姿を受け継いでいます☆
今まで交配していて親の花より大きい方に向かうというのはあまりなかったので興味深いです
もう一つの方は淡いピンクで小さめです、、というかこれが今まで咲いたミラドクイーン本来の大きさです*
比べると大輪の方は1.5倍~2倍の大きさありますね
この系統もまだまだ何が出るかわからない謎を秘めていて油断なりません*
ゼフィランサス・ヴァレチアエ系 (Z.レギナエ・ヴァレスイエロー×Z.ルチアエ)
この系統も今年は次から次と咲いてきてもうかなり球根ガーデンではお馴染みになってきましたー*
この花はこの系統のメインストリームだと思います
多分これも1度しか交配していないのでこの回だけのバリエーションです*
でもまだ他にも咲いていない個体があるので何か出るかもしれません
両親の性質を受け継いでいる感じがしますね*
葉っぱや茎が細くてスレンダーですが花はわりとしっかりしていてなかなかスタイルが良いです~
ヴァレチアエ系は花立ちが良い方なので そのうちいっぱい増やして咲かせてみたいと思います!
ゼフィランサス・ルチアントーネ系 (Z.ルチアエ×Z.サンアントーネ)
もうこの辺は咲いたらとりあえず記録のために撮っておくみたいなルーティンと化しています~
上の写真はぽってりとした個体ですー
両親より花弁の太いのが出るのも面白いですね
これは真逆の細弁の個体*
サンアントーネよりも細め弁ですー
けっこう個性的ですがもう少し細かったら面白い花になったでしょう
命名してもいいかもですけが、、いま一つってところでしょうか
真逆の姉妹です☆
これは中間(笑)
ルチアントーネ系のメインストリームの花でしょうかね~
ゼフィランサス・チェリーレッド ルチアントーネ系 (Z.ルチアエ×Z.サンアントーネ)
今年はこれで3つ目ですー
チェリーレッドとしてルチアントーネの大部屋からピックアップしてから3年目かな・・・
だいぶ増えてきてホッとしています~
今シーズンで一番綺麗なチェリーレッドが咲きました♪
このブログのアイコンくらいの完璧さですー
涼しかったのでしっかりチェリーレッド色がのっていました!
不思議なのはルチアントーネ系から出てきたんですが
サンアントーネの雰囲気を全く感じなんところですねー
もしかすると虫によるルチアエとミラドレンシスの組み合わせの交配種ということもあり得ます
マゼンタ色ももちろん目立ちますが よく見ると中心部の純白の絞りが効いてるのが分ります☆
けっこう丈夫で花立ちも悪くないし分球もするのでもしかすると球根ガーデンオリジナル代表になるかも
で 普及しちゃったりして(*'▽')
でも十数年後か数十年後か(笑)