イスメネ・フェスタリス
去年久しぶりに(9年ぶり)咲いて今年はもっと調子よく2つの球根から花茎が出てきました~
なんとなく甘い南国の香りが庭に漂ってるなと思うと咲いて足りますねー
1日目の咲きたてはこんな感じです*
副花冠のギザギザがよく目立ちます☆
2日目は外側にくるっと丸まってギザギザが見えなくなりますねー
むかしはヒメノカリス属だったけどいまはイスメネ属なのかな?
でもホームセンターなどではヒメノカリスとして売られてるのが多いですねー
ネットで調べたら「ヒメノカリス」も「イスメネ」も両方とも学名(属名)として正しく 植物の分類学的な見解によってどちらを使うかが分かれているようです~
現在の国際的な植物データベース(Plants of the World Onlineなど)の最新分類ではイスメネ属(Ismene)を独立した属とする見解が主流になっていますね*
もともと「イスメネ」の仲間はヒメノカリス属(Hymenocallis)という大きなグループの中に含まれていました~
現在では別の属として分離された狭義のイスメネ属は花の構造や原産地の違いから アンデス山脈を中心とするグループをヒメノカリス属からイスメネ属(Ismene)として独立させる分類が一般的になったようですなー
なんか調べたら決定的な違いがあるようです*
「フェスタリス」などの「イスメネ」と呼ぶグループには本物のヒメノカリス属とは異なる以下の特徴があります☆
*副花冠(中央のカップ)の内側の模様: イスメネ属にはカップの内側に緑色の美しいストライプ(縞模様)が入る特徴があります*
*偽茎(ぎけい)がある: イスメネ属は葉の付け根が重なり合ってネギのように立ち上がる「偽茎」を作ります*
ちなみに学名の「フェスタリス(festalis)」は、ラテン語で「お祭りの」「祝祭の」「華やかな」という意味をがあるらしいです*
ここから3日目☆
2輪咲きましたよ♪
来歴も調べてみましたぁー
イスメネ・フェスタリス(Ismene × festalis)は自然交雑種ではなく100年以上前にヨーロッパで作られた南米ペルー原産種どうしの人工交配種です~
両親は以下の2種とのことです~
『いずれも南米ペルーのアンデス山脈に自生するイスメネ属の2つの原種を掛け合わせて作られました*
*母親: イスメネ・ナルキッシフローラ(Ismene narcissiflora)「ペルビアン・ダッフォディル(ペルーの水仙)」と呼ばれる代表種で中央に水仙のような大きなカップ(副花冠)を持ちます*
*父親: イスメネ・ロンギペタラ(Ismene longipetala / 旧エリセナ属)クモの足のように細長くリボンのように伸びてカールするとてもユニークな白い花びらを持っています*学名は長いペダルのような花って意味ですかねー』
結果 母の見事なカップと父のスパイダー的なカールする花弁が現れました*
両親のチャームポイントがうまく合わさった品種って感じですね~
この交配を行ったのは 19世紀末〜20世紀初頭にイギリスの有名な球根育種家・園芸家であるアーサー・W・ワースリー(Arthur W. Worsley)氏と言われています☆
彼は1910年代頃にこの交配を成功させ 園芸市場に流通することになりました~
アンデスの野生種より「はるかに丈夫で育てやすく、花付きが良い」という優れた性質を持っていたため またたく間にヨーロッパの園芸界で大人気となりましたとさ♬
そんなわけでイスメネでもヒメノカリスでもどっちでもいいようです~
ヒッペアスケリアもだけどこれもスリット鉢にしてから機嫌がいいようです*
冬越しも室内に取り込むのに素焼き鉢とかより軽くていいし~









