購読している地域精神保険福祉機構(コンボ)の会誌「心の元気+plus 8月号」をようやく読む余裕が出来て読みました。
本来、余裕というのはあるものじゃなくて、作るものなんですけど…ね。
当事者参加型で作る誌面から漂う、ほのぼの感が良いよなあ。
表紙にも書いてありますけど、「運動」って抗うつ剤飲むよりいいみたいですよ。
ここからは自論なんですが。
わたし自身のうつからの復活の仕方をば。
当たり前なんですが充分休むことです。
何もせずに沢山休むとそのうち飽きるんで、少しずつ動けば良いだけです。
…が、
もし、なかなか快復しないなと思ったり、ダラダラと長引いてしまった時だけ思い出してみてください。
運動で身体を動かす気力がない人はまず、家事、特に掃除をやってみることから始めたらいいと思います。
家事すら出来ない人はね、まず毎日お風呂に入る、顔を洗う、歯を磨く、それが出来たらお花にお水をやるとか、朝に玄関だけ掃くとか。お布団干してみるとか。
そんなことから始められたら良いんじゃないかなと。
お風呂や身だしなみ、身の回りのことだけでも出来るとね、出来てない時と比べると、全然動ける感じが違いますよ。
具合が悪いから何も出来なくなる。
身の回りのことすら出来なくなる。
それを鬱と呼ぶ。
うん…分かるんですけど。
鬱って、頑張る必要は無いんですよ。
でも、踏ん張る必要はあるんです。
踏ん張らないと、快復はしないから。
堕落していく快感を正当化したらダメ。
ちゃんと抗わないと。
最低限、これだけはやるぞっていう、自分なりのゆるゆるの目標でいいから決めて、踏ん張るって必要です。
別に仕事とか、今までと同じことは出来なくていいんで。
今の自分が出来るルーティンを探すんです。
鬱は抑圧された怒りだから、自分へのネグレクトしたくなるんですけど。
どうか自分を愛おしんでください。
丁寧に生活して下さい。
まともな生活をしてください。
カップラーメンとかコンビニ飯もなるべく選ばないで出来るだけ自炊して下さい。
もし作ってくれる家族がいても、料理を作るという営みは快復の手助けになるから、出来るだけしてみた方がいいと思います。簡単なものでいいから。
しばらく仕事はしなくて良いんですよ?
でも、自分と自分の身の回りを綺麗にすることと、自分が食べるものだけでも、頑張ってみて下さい。
他のことはやらなくていいのです。
鬱ならば、娯楽すらする気力がないでしょうし。
逆を言えば、娯楽をする余裕が出て来たなら、自分を労わることくらいは出来る筈なんです。
…踏ん張るのは、そこですよ。
踏ん張れたら早く帰って来れます。
そのうち運動とか、旅行とか、したくなってきたら良い兆候です。
飽くまでわたしの場合ですが、お医者さんに行って貰った抗うつ剤飲んだ時の方が余計な副作用が出て快復は遅くなりますし、というか、余計に調子が乱れます。
上手く行ったとしても、薬を抜くのがまた、大変だったりして。
抗うつ剤は死にたくなる副作用が出ることもあるので…
わたしは飲まないでしょうね、もう2度と。
そうそう、会誌の封筒にメンタルヘルス講座(アーカイブ配信)のチラシが入ってたんで、必要な方がいるかも知れないのでリンク貼っておきます。
会員でない方(機関誌を購読していない方)は一般の参加費になるそうです。
どうなる? どうする? ベンゾジアゼピン系の薬
7000人の声は教えてくれる 精神科医療の「謎」と進むべき道
過去のいじめが今でもつらい
詳細はこちらだそうです。
せっかくのいい流れなので、うちのサードオピニオンも宣伝しときます。笑
こちらはオンラインではなく、コンボさんでもなく、わたし(埼玉オルタナティブ協議会)の主催するリアルでのフェイストゥーフェイスの相談会です。
さいたま市浦和美園にて開催。
サードオピニオン(メンタルヘルス相談会)
お席、余裕あります。
お薬や病気の悩みだけでなく、ぜひあなたの人生の話をしにきて下さい。