早いような、長いような、フォークリフト技能講習も3日目です。
その日は朝から雨が降ったりやんだり
普段外仕事なので雨や寒さには慣れていますが、やはり雨の中の作業は嫌になります
さて、3日目は前日2日目の復習から始まりました。
またコースを走ったのですがやはり大回り気味に。
車を運転する感覚からうまく抜けられないものです…
一通り復習が終わると、いよいよ荷物を持つ動作の講習になります。
これが出来なくてはフォークリフトに乗る意味がありません。
まず積むパレットが置いてある場所まで走行姿勢で向かいます。
着いたら「駐車位置よし、前よし、上よし、荷物よし」と指差呼称後、ティルトレバーを使いパレットと平行になるように合わせます。
平行になったらリフトレバーでフォークをパレットの穴の高さに合わせます。
それから「前よし」と確認し、パレットの穴にフォークを差し込みます。
この時フォークが左右に寄りすぎると偏荷重となり、積荷のバランスが悪くなったり、フォークの破損の原因となります。
なのでパレットの中心とフォークリフトの中心を合わせるように差し込みます(私の会場の場合、目印が付いていた)
しかもフォークリフト側の中心は少しずれています(ハンドルの右端くらいがちょうど真ん中くらい)。
なので目印などで合わせて差し込まないと曲がった状態で差し込んでしまうことになります。
うまく差し込めたら、リフトレバーでパレットを5〜10センチほど上げます。
そしてしっかりティルトレバーでマストを平行にします。
それからバックギアに入れ、「うしろよし」と確認。
パレットの側面が積み台の面と合わさったタイミングで2度起きします。
2度起きが完了したら再び「前よし」と確認し、フォークを根元までめいいっぱい差し込みます。
この2度起きの行程を守らず、1度で荷物を引いてしまったりすると試験は失格になります。
根元まで差し込んだら「荷の安定よし」と確認し一旦下がります。
下がったら、今度はリフトレバーを使ってパレットを下げ、地面より5センチの高さまで下げています。
それができたらティルトレバーで最後傾とし、走行姿勢を取ります。
これが荷物を持つ流れになります。
やってみるとまずマストを平行にするのがなかなか難しい…
まあ、最初に平行にしなくてもパレットの穴に差す手前でも直せますがどうも上手くできません。
後にやっていて分かったのですが、私は横から覗き込むようにして合わせていたのですが、ちょうど上げたフォークを下から覗き込むようにすると結構すんなりいけました。
持ち方ができたら、今度は荷物の置き方です。
置く場所にリフトを寄せたら積む時と同じく、「駐車位置よし、前よし、上よし、荷物よし」と確認をします。
それからティルトレバーで平行にし、リフトレバーを使い荷物を上げます。
程よい高さになったら「前よし」と確認し、パレットを置く積み台へ近づきます。
荷物を上げる際と同様にパレットの側面が積み台の面と合わさったら一度パレットを置きます。
それからバックし、再度パレットにフォークを差し込んで、積み台に書いてあるラインに合わせてパレットを置くようにします。
2度起きが完了したら「荷の安定よし」と確認して完了となります。
言葉で説明すると難しい…
コツとしては積み台へと近づく段階でパレットの真ん中のラインをフォークリフトの中心に合わせるようにして寄せる(これはパレットを持ち上げるときも、下ろすときも同じ)とのこと。
こればかりは練習して自分でコツをつかむしかありませんね…
お昼休憩の45分を終えると今度は実際にスタート位置から乗り出し、荷物をフォークに刺した状態でスタート位置に戻り、再びスタートしてコースを一周。そして荷物を置いてスタート位置に戻るという試験さながらの練習が始まりました。
練習も試験ももちろんこの点検から始まります。
練習の出来不出来も人それぞれといった感じ。
出来る人はカーブもアクセルを踏みながらスムーズに曲がっていましたし、逆に出来ない人は次の動作がわからずにフリーズしてしまうことも…
ただ言えるのは車と一緒で過剰に出来ると思い込まないことです。
そうすると恐らく事故を起こしかねません。
あとは3日目くらいになると同じグループの人とも打ち解けてきます。
そもそもいい歳した大人しかいませんし…
よくわからない部分があれば聞いてみたりするのも手ですね。
せっかくの講習です。
真面目に楽しんだもん勝ちな気がします笑
中途半端な終わり方(?)になりましたが4日目へと続きます。
おわり
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コロナウィルスに負けるな日本🇯🇵
控えよう不要不急の外出
控えよう3密の環境※
控えよう買い占め買いだめ
※3密とは
・換気の悪い密閉空間
・人の集まる密集場所
・距離が近い密接場面
この3つを意味します。
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