前回の続きになります。
お寿司を堪能した後はいよいよメインでもある、現美新幹線に乗車します。
再び新潟駅に入り新幹線ホームへと向かいます。
ホームに着くとちょうど入線の時刻とのことで動画で撮影してみることに。
来ました来ました。
E3系700番台「現美新幹線」による、とき456号越後湯沢行きです。
車両の外観のデザインは世界的に活躍する芸術家・蜷川実花氏。
新潟県長岡市の夏の風物詩「長岡の花火」が車両側面に描かれています
コンセプトは「世界最速芸術鑑賞」
名前の「現美」とは「現代美術」のことを意味します。
注目のアーティストがこの列車のために作成した現代アートを各車両で楽しむことができる、いわば走る美術館です。
早速乗車してみることに。
通路はこのように黒を貴重とした高級感あふれる仕様に。
何だかワクワクしてきますね。
アキ イノマタ氏による映像作品が展示されています。
カーテンが閉められているので列車が動いているのか分からなくなるような不思議な空間で、新潟の里山を舞台にした映像作品を観ることができます。
荒神 明香氏による美しいアートが展示されています。
このアートは新幹線の揺れに合わせて動く面白い作品でした。
新幹線の揺れにより映えるアート、綺麗なものです。
写真家・石川 直樹氏の展示スペースになっています。
石川氏は2001年、2011年にエベレスト登頂を果たしている写真家。
2015年には8,000メートル峰のうち最も危険な世界第2位の高峰に向かうのですが、その際にパキスタンで撮影された写真が展示されています。
13号車はカフェ・キッズスペースとなっています。
ちょうどカフェコーナーの前にあるのは古武家 賢太郎氏の作品。
カラフルなアートが映えてお洒落なカフェに仕上がっていますね。
キッズスペースにあるプラレールコーナー(現在はコロナウイルスにより休止中)をベースに、伸びゆく線路と立体的な山々を表現しています。
なるほど、この美術館は飲食可能ということですね
小牟田氏の得意とする鏡面ステンレスを用いた作品で、新幹線の車窓と連動して移り行く空間アートを楽しむことができます。
隣の11号車のみ指定席車両のため写真は撮れませんでした。
松本 尚氏デザインのカラフルな内装が見所の車両となっています。
現美新幹線オリジナルデザインのカップとなっています。
※コーヒーは1910番氏が美味しくいただきました。
ちなみにカフェコーナーのお菓子などは早々に売り切れることが多いみたいです。
もし興味のある方は乗車してすぐに購入するのをオススメします。
時間はあっという間に過ぎてしまい気付いたら終点の越後湯沢に。
先程も言ったように6両編成のうち指定席車両は1両だけで、中には観光目当てでは無いであろう地元の方がいたりと利用者は様々な感じでした。
以前乗車したことのある「とれいゆつばさ」と同じように、単なる移動手段、という概念を覆した非常に面白い新幹線だったと感じます。
しかし残念ながら現美新幹線は今年の12月19日で運行を終了するとのこと
新しいスタイルの芸術鑑賞、皆さまも試してみてはいかがでしょうか。
さて、越後湯沢からは通常のとき号で東京へ帰ります。
なんと終点の東京までこの車両の乗客は私たち2人のみ!
天気予報によると台風は若干それたものの、天気が良くなければそりゃ出かけたくはなりませんよねえ…
東京到着後、山手線へと乗り換え上野駅へ。
今回の旅行、往復の新幹線代、お昼のお寿司代も含めてトータル11,570円でした
払ったものといえば追加のお寿司代とお土産代くらいなのでかなりお得と言えますね!
コロナウイルスも終息のめどが立ちませんが、しっかりと感染防止策を徹底し、またどこかに行きたいものですね。
おわり
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コロナウィルスに負けるな日本🇯🇵
控えよう不要不急の外出
控えよう3密の環境※
控えよう買い占め買いだめ
※3密とは
・換気の悪い密閉空間
・人の集まる密集場所
・距離が近い密接場面
この3つを意味します。
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