実はあなたもアレルギー⁈あまり知られていない❗️遅延型⁈アレルギー | Dr.dorothy ドロシーの心と身体に役立つブログ

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実際に経験して分かった遅延型アレルギー

最近、再びアレルギーが出現しました。

症状は全身の蕁麻疹、ひどいかゆみでした。

「やはり・・・乳製品アレルギーか・・・・・」

乳製品を適度な量だけ摂取した時は、ほぼアレルギーは出ていませんが、その日はちょっと多めに摂取したような気がします。

夕食で食べてから数時間後、寝る前に症状が出現して眠れませんでした・・・

 

  今までないと思っていたアレルギー;アレルギー検査結果

前回、比較的多めの乳製品を飲んでアレルギーが出現した時にアレルギー検査をしてみました。

そうすると結果は以下の通りでした。

 

MAST36という36種類のアレルギーcheckとカゼイン・牛乳の特異的IgE抗体の結果

ミルクだけが0.23で他は0

特異的IgE牛乳は1.8とクラス2(陽性)

陽性を示すクラスはクラス2~6まで

クラス2は陽性でもかなり低いです。

 

この歳になってアレルギー発症??

今まで乳製品をどれだけ摂取しても一般的なアレルギー反応はなかった、と思っていました。

が・・・今になって発覚したアレルギー

それも大好きな乳製品がアレルギー??

 

乳製品は様々な食べ物に含まれています。実際にバターを使ったパンを普通に摂取してもアレルギー反応は出ていません。

多めに摂取し、蓄積すると出現するタイプのアレルギーだ!!

 

  普段よく見るのは即時型アレルギー「アナフィラキシー」    ➡Ⅰ型アレルギー

これは摂取するとすぐに症状が出現するので、原因が分かりやすいです。これは『Ⅰ型アレルギー』に分類されます。

私が経験しているアレルギーは摂取してから時間が経過してから出現しているので❝遅延型❞

  遅延型アレルギーとは?

IgGという免疫機能によるアレルギー反応も存在します。

これは原因物質を摂取して、発症までに数時間~数日かかるため原因特定しづらいアレルギーです。また様々な症状があり、アレルギーと気付いていないことも多いと思います。

 

 

    

遅延型フードアレルギーの原因となる食品     乳製品

豆類・ナッツ類

小麦・酵母

米など

 

 

好んで食べる食物にこのタイプのアレルギーが多いと言われています。

実際に、私は乳製品が大好きで多く食べていました。

 

もし蕁麻疹などのアレルギー症状が時に出現するけど・・・理由が分からないという時

 

 遅延型食物アレルギー検査(遅延型IgG抗体check)をしてみると良いかもしれません