小児がんサバイバー
吉野やよいです
小児がんの一種
ユーイング肉腫ステージ4
余命宣告を経て完治
これからお話しするのは
10歳で小児がんと告知される前から
遡って書かせていただいています
自己紹介はこちらから
皮膚移植手術成功!
手術後の"気持ち"の変化
沢山の心配がある中で行った手術は
6時間以上かかったような…記憶
当時は痛みを伴う治療が辛くて
今となっては曖昧で詳細は忘れましたが
間違ってたらごめんなさい
すごく繊細な手術だったようで
時間がかかったと
先生が話していたのを覚えています
私は手術をする前と後で
ある大きな変化が起きました
それは気持ち(こころ)です
とても大切ですよね
手術前までは
体を動かしていなくても
ベッドに横になっているだけでも
ズキズキと激痛が走る毎日で
気持ちの面では
この先いつまで痛みが続くのかと
先が見えない痛みは
苦しいものでした
でも
手術後には
痛みを感じるのは変わらないし
毎日耐え難いほどの痛みに
本当に成功したの?と思う気持ちも
あったほどでした
それでもやはり
移植した後の痛みは
治ろうとする痛み
そう考えることができて
同じ痛みでも
ココロ(気持ち)は
劇的に前向きになりました
今振り返っても
毎日 傷の処置をしてくれて
励ましてくれた
看護師さんや先生には
感謝しかないです
痛みと向き合い感じた気持ち
私が伝えたいこと
骨が見えるほどの
貪食(どんしょく)があった私が
皮膚移植手術経て20年と少し経ち
今感じていること…
その瞬間はすごく辛い
それは紛れもない事実
だからこそ
病室に何度も顔を見せた
先生や看護師さん
そして母や家族の存在は大きくて
痛みも紛れたのは忘れない
今は昔を振り返り
痛みで辛いという記憶はあっても
当時の痛みはない
体の記憶の不思議だと思います
ただ私には
火傷のように大きな傷が
背中や太ももお尻にも残っている
それは私が小児がんと
向き合って頑張った勲章であり
誇りだと思いたい
続きます
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