こんばんは
小児がんサバイバー
吉野やよいです![]()
抜け始めた髪#4
10歳の私の気持ち
髪の毛が全て抜け落ちたことは
私にとって
恥ずかしくも辛くもなかった
沖縄を離れて東京での入院生活
面会にくる人もいない
いつも側に居たのは母
病棟の看護師さん
小児外科の先生たち
誰も私の姿を見て
笑う人はいない
髪が抜ける以上に辛かったこと
それは…
体が弱って行く中で
ベッドだけで生活する日々
10歳の私にとって
自由に歩き回ることも
制限された日常
自由に歩けなくのも
厳しくなってきた体
病室の外では
子どもたちの笑い声や歩く姿
看護師さんと話す子どもたち
ドアの外の世界
声を出せば届きそうな距離だけど
面会謝絶の私には厳しい現実
ドアの外の全てが羨ましく
感じるようになっていました![]()
生きるか死ぬかの状況で
闘っていた私
頭では自分の置かれた状況は
仕方がないことだとわかってはいても
心の片隅には
寂しさが込み上げていたのだと
思います![]()
今は髪の毛も生えたし
ドアの外だって自由に行ける!
闘病の先に待っていた生活は
どれもキラキラして新鮮![]()
自然と笑顔がこぼれます![]()
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今日も病気と闘う子どもたちが
笑顔で過ごせますように
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ありがとうございます
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