私は先日の選挙日、介護のアルバイトをしていた。
休憩時に一緒になった同世代(40代)の男性職員さんから、
「ぴかりさんは選挙行かれました?どこに入れました?って、別に仰らなくてもいいんですけど…。」
と聞かれ、私は別に構わないと思い、自分が入れた政党と候補者の名前を伝えた。
その職員さんもどこに入れたか教えてくれ、
「所得倍増って言ってたんで。」
と言っていた。
休憩室に2人きりだったので、会話の糸口として選挙に触れただけという感じで、政治談議が深まることは無かった。
(政治の難しい話にならなくて良かった。)
が、その男性職員さんは、私が統計検定を受けたのを知っていたからか、
「選挙の結果って、何で開票途中で分かるんですかね?」
と、選挙に統計学を織り込んだ話題を振ってきた。
この男性職員さん、コミュニケーション能力が高いなと私は普段から感心している。
アニメやお笑い、グルメなど引き出しが多く、様々な相手の興味がある話題を押さえているのだ。まさか統計学まで押さえられてるとは!😆
男性職員さんの質問に対して、
「う〜ん、例えば候補者がAとBだけだった場合、仮に得票率が五分五分で同じなら、5票連続Aだったらその確率は1/2の5乗だから確率はかなり低くなるから、五分五分じゃなくてAの方が得票率は高いんじゃないかってなるんですよね、…あ〜でも分かんないです💦」
と答えられなかった。
その後も、
「喫煙率は下がっているのに、肺がんになる人は増えてるんですよ。喫煙と肺がんの因果関係はあるんですか?」
と聞かれ、
これも答えられず、
「調べてきます!」
と返したら、相手から、
「休憩中なのにすみません💦」
と謝られてしまった。
家に帰って調べたら、選挙の当選確定も、喫煙と肺がんの因果関係も標準誤差が関係している事が分かった。
選挙だったら、A候補者の得票率の±2×標準誤差の範囲が、B候補者の得票率の±2×標準誤差の範囲と重ならない時点で、得票数の多い候補者が当選確実になる。
喫煙と肺がんについては、まず喫煙者の中で肺がんを患っている人の割合±2×標準誤差の範囲と、喫煙者でも肺がんになっていない人の割合±2×標準誤差の範囲を調べる。
喫煙者の人数(サンプル数)が増えると、それぞれの範囲が狭まっていき、喫煙による肺がんになる確率(リスク)を予想できる。
同様に、非喫煙者の中で肺がんを患っている人の割合と非喫煙者で肺がんになっていない人の割合から、非喫煙の肺がんリスクが求められる。
両者のリスクを比較して、喫煙者のリスクが高ければ、
『タバコを吸うと、肺がんになるリスクが上がる。』
と言える。
あと、喫煙率が下がっても肺がんが増えているならば、タバコ以外にもリスクを上げる要因があるということだと思う。
バイト終わりの夜、ベッドに入ってから、
(いい質問もらったなぁ〜✨)
と思った。
(あの人、統計学分かってて質問したのかな?)
人とは分からないものである🙏