9/23の秋分の日に、飼っていた猫の墓参りを両親と3人で行ってきた。
かつて3匹猫を飼っていて、二番目に家に来た猫の命日だった。

お彼岸だったので、猫を供養してもらったお寺にはお参りの人がたくさん来ていた。

共同供養塔に花とお線香、あとチャオチュール(猫の餌)をお供えした。
「猫も私たちが来て安心しただろう。」
と父が言っていた。

帰りに牛丼屋に入った。
墓参りの後だったからか、母が、
「うちの実家の墓はどうなってるんだろう?
竹で墓石が壊されてるかもしれない。」
と言った。
「そうかもしれないな。でもお兄さんに任せてるからオレらはなんも言えないよ。」
と父が返した。
「かぁちゃんが大事に手入れしてたからね、かぁちゃんも気になってるだろうね。」
…と、ここでひとしきり静かになり、
母の実家のお墓の話はうやむやに終わった。

母の実家は、祖父が亡くなった後、祖母が長い間一人で暮らしていた。
家の管理とお墓の維持は、ずっと祖母が行なってきた。
私は一度(だけだが)田舎に帰って墓掃除を手伝ったことがある。
小さな丘の上にご先祖様のお墓があり、何かの縁があってか、2、3他のお墓もあった。
竹藪の中なので、お金を払って近所のおじさんに草刈機で刈ってもらい、細かい草は私たちで抜いていった。
お墓が広く、水場から遠いので、何度も水くみをした記憶がある。軍手をした手を水で濡らして、墓石を洗っていった。
私は疲れて飽きて嫌になったが、祖母は正座したままずっと草むしりをしていた。

祖母のあの時の姿を思い出した。
祖母は叔父さんの家に同居しているからか、
(叔父さんを)困らせるような事は言わないそうだ。
(叔母さんが作った料理を「不味い!」と言うことがあるそうだが…😓)

『お墓(あと実家)をキレイにしたら祖母は喜ぶに違いない。』
と母は思っている。
しかし母と叔父さんの仲が悪いので、お墓が放置されているのか、それとも手入れしているのか現状すら分からない。

私がいとこに聞いてみようかと思ったが、いとこも上京していて、結局叔父さんに聞くことになるんじゃないかと。そしたら話がややこしくなるんじゃないかとまだためらっている。

そもそも、一度キレイにしてもすぐに雑草が生えてくる。
(特に竹の生命力はすごいらしい。)
お墓の近くにあまり親戚がいないので、維持は難しい。
…となると、墓を移動するか、墓じまいにしちゃうのかな。
祖母が生きている内に決めといたほうがいいんじゃないか?
…もしくは、亡くなってからやったほうがいいのか?
後者なら、私たちがしゃしゃり出ない方がいいのか?

…とモヤモヤしていたら、居間のリビングボードにオータムジャンボ宝くじが立てかけられていた。
「…宝くじ買ったの!?」
と母に聞いたら、
「ピンと来たのよ!昨日は墓参りもしたしね!」
と言っていた。

宝くじが当たったらいいな、と思った。