進撃の巨人   #82   夕焼け




☆前のお話は → 「The Final Season 第76話~第81話 あらすじまとめ」

☆  Part 1   → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」

★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」

★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」

★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」



*『トロスト区』でかっw 何で?



「生存者がいたぞ! こっちだ! 早く手を貸せ」
「慎重に行け...」
「安心して。もう大丈夫だから」
*ヒッチだ ('ω')ノ



「壁の巨人は列を作って島の外に向かってる」
「私たちを攻撃するつもりは無かったんだろうけど...」
「一体...何が...? あの恐ろしい妙な夢...」



「私の家が...エレン・イェーガーのせいで...家が...」
*『イェーガー』『家~が~』w



「多少の犠牲が何だって言うんだ!!」
「あんた!! よくも!!」
「こいつは息子が死んだんだぞ!? 何人も壁の崩壊で死んじまった!!」
「いや...エレンに殺された!!」
「その通りだ。エレン・イェーガーは自国の民を殺した。だが壁の巨人を呼び起こさなければ島のエルディア人は外のやつらに皆殺しにされていた!!」



「そうだ!!」
「我々エルディア帝国は尊い犠牲のもと生き残った!!」
「我々は勝利した!! 犠牲なくして勝利はない!! 死んだかいがあったなみんな!! 心臓を捧げよ!!...」



「ヒッチ...」
「まずいね...この興奮状態じゃ住民同士で衝突が起きかねない」
「装備を整える必要があるな...」



「暴徒対策の装備を積めるだけ運んで!」
「了解!!」



「まったく...シガンシナ区のやつらは何をして...!?」



「地下室...から?」



「叫んだら...」



「喉を切り裂く」



「まずその上着を脱いで...」
*見事な一本背負いw



「力弱すぎておばあちゃんかと思ったわ。あんたがまさか私に投げ飛ばされるとはね...アニ」
「よりによって...あんたか...ヒッチ」
(とにかく地下室だ。拘束しないと街がまた...)
「誰か!!」
「無駄だよ」



「切り傷を入れてある。いつでも巨人化できる。私に従うしかないの。あんたは」



「どうかな? そんなに弱ってるのに巨人化する体力なんて無いんでしょ」



「そうかもね...一か八かで試してみないと」
「ドリスさんどうかしましたか!? ドリスさん? ...」
*ここでOP



「思ったより賢いじゃないヒッチ」
「うるさい。あんたが街を出るならそれを拒む理由はない。何より地下室であんたの顔を眺める仕事から解放されるしね」



「それはよかった...これでようやく終わるのね。あんたのくだらない男の愚痴を聞かされるのも」
「はっ...!? 何でそのことを...まさか...あんた...ずっと意識があったの?」



「4年間...ぼんやりと夢を見てるようだった...あんたの話し声とアルミンの声だけが遠くから聞こえて...そうじゃない時は...ずっと同じ。闇の中...だからあんたたちの話で外の状況は大体わかっていた」



「そして...突然私は外に放り出され...エレンの声を聞いた...世界を滅ぼすって...アレ本気で言ってんの?」



「本当に壁の巨人が...」



「その足元も見なよ」



「私が兵士になってやった意味ある仕事は死体と瓦礫の後始末。あんたとエレンが暴れた後のね」



「今なら答えてくれる? あんたたちの大層な目的のために踏み潰された人々の死体を見てどう思うの?」
「あぁ...何度も聞かれるから考えたよ。考えもしなかったことを...」



「人を殺すことは褒められることだった...国境を越えれば戦闘員も民間人も区別なく殺していいと教わった。私たちエルディア人の贖罪と世界を救う使命のためすべての行いは正当化された」



「あんたたちの事情はアルミンから聞いてる。要は...アレを止めたかったんでしょ。つまり瓦礫の死体は多少の犠牲だったって言いたいわけ?」



「いいや...世界を救うとかどうでもよかった...すべてが...どうでもよかった」



「私は...生まれて間もない時に親に捨てられた」



「母親の浮気相手がエルディア人だったとかでね」



「そんな私を収容所で引き取ったのは外国から来たエルディア人の血を持つ男。私と似たような理由で収容所に入れられたらしい」



「男の目的は私をマーレの戦士に鍛え上げて自分の生活を豊かにすることだった」






「私は物心つく前から男の生まれた国の格闘術を叩き込まれた」



「男にとって私は戦士になれるかどうかの価値しかなかった」



「時が経って...私は男が望んだように強くなり...」



「そうなるまでに痛めつけられた分を男に返した」



「二度とまともに歩けない体にしてやった...けど男は喜んだ『これなら武器がなくても敵を殺せる』って...」



「えっ? 何なに? 何の話が始まったの?」
「4年間あんたの話を一方的に聞いたんだから少しくらい私の話をしたっていいでしょ」



「だから私は...どうなってもよかった...どこの国の何人が死のうが生きようが。自分を含めて命というものに価値があるとは思えなかった...あの時までは...」



「島へ向かう朝...男は膝をついて私に謝った。教えたことはすべて間違っていたと...そして泣きながら懇願した。帰って来てくれと...戦士隊の地位も名誉マーレ人の称号もすべて捨てていいから帰って来てくれと...」



「男は私の父親だった...私を...自分の娘だと思っていた」



「私には...帰りを待つ父親がいる。そして...私と同じように他の人にも大事な人がいる...」



「もうすべてがどうでもいいとは思わない。私はこれまでに取り返しのつかない罪を犯したと思ってる」



「でも...父の元へ帰るためならまた同じことをやる」



「...そっか...それが聞けてよかった」



「でも...あんたが父親の元に帰っても瓦礫と死体しかないと思う」
「...そうね」






*そしてこちらはアニの父親たちがいるマーレ。
「信じてくれ!! 本当なんだ!!」



「姉さんも白昼夢を?」
*左・ライナーの母
「ついにこの日が...島の悪魔が乗り込んでくる日が来たんだね...」



「そんな...ガビは...」
*ガビの両親



「ファルコ...」
*ファルコの母。左の咳き込んでいるのはピークちゃんの父



*アニの父・レオンハートさん
「地鳴らしが発動されたんだ。エレン・イェーガーがすべての命を奪いに来るぞ!! あんたの家もカミさんの実家も踏み潰されるんだよ!!」



「それを信じるに値する根拠がないと言っている。みんなで同じ夢を見ただと!? 寝言を信じてここから出せと!? どうせ集団で口裏を合わせてここから逃げるつもりなんだろ!!」
「世界中のエルディア人が収容所で同じ事を訴えているはずだ!! それも口裏合わせだと言うつもりか!?」
「不可能ではない!! 貴様らはもうこの時点で共謀罪が確定だ!! 全員拘束する!!」



「両膝をつけ!! 手は頭の後ろだ!! さっさとやれ!!」



『だから...約束してくれ。帰って来るって...』



『わかった...約束する』



「うあぁああ!!」



*砦のキース教官ら



「銃声か?」
「教官!! イェーガー派が集結してこの砦を仕切ってます!! 早く逃げましょう!!」



「見つかったらまたどんな目に遭うか...」
「いいや...もう私の居場所はどこにもない。兵政の中枢は先程うなじを削ぐなりして弔ったばかりだ...イェーガー派は民衆に支持されこの島の実権を握るだろう。私のような旧体制は払しょくされるほかない。人里離れた山で野グソして余生を過ごす体力もないしな」



「俺たちは教官の助けがなければ死んでました」
「何があっても俺たちが教官を守ります」



「バカ者どもが...私が何のためにションベン小僧どもの足蹴をおとなしく受けたと思っておるのだ...貴様らはイェーガー派に従い決して背くな。せいぜいお前たちが守れるものは自分の身くらいだ。このまま体制の中にいろ...」



「...ただし...いつか立ち上がるべき日が来る...それまで...決して自分を見失うな」



「アルミン待って...今からラガコ村を目指したってコニーには追いつけない...それに追いついたとしてどうするの? お母さんを人間に戻すことを諦めろって言うの?」



「言うよ。ダメだったとしても...できる限りのことを行動で示さなきゃいけない。じゃないとガビの信用を得られない。あの子が頼りだ。まだどこかに潜んでるライナーや車力の巨人をおとなしくさせられるかどうかがかかっている」



「九つの巨人の継承をかけた問題が消えるわけじゃないから...最悪なのはこの巨人の力をめぐって争い続けた二千年の歴史を繰り返すことだ...この小さい島の中で...正直今すぐベッドに入って2日間程度眠りこけたいくらいには疲れてるけど...とにかく今できるだけのことをしなくちゃ...こじんまりした今後の人類史に大きく影響するだろうから」



「コニーに言うよ!! お母さんはひっくり返った巨人のままでもいいんじゃないかって!!...行ってくる」
「アルミン...私はどうしたらいいの?」
「ジャンの手助けをしなよ...少しは自分で考えて...」




「エレンのこと...どうするの?」
「わからないよ!! それにどうしようもないだろ!? ハンジさんと兵長は殺されたかもしれないし!! フロックたちが僕らにも銃口を向けるかもしれない!! それに...アニが復活したかもしれない!!」



「もう兵団の指揮系統は機能してない!! 無秩序だ!!...そうだ...ヒストリアも危険になるかもしれない...義勇兵やアズマビト、ニコロの立場も危ういことになる...だから!! もうどうしようもないエレンのことなんか考える余裕はないよ!! それくらいわかるだろ!?」



「ごめん...」



「...エルヴィン団長がこの場にいたら...こんな無様に当たり散らしたりしなかったのにね。今答が出た。生き返るべきだったのは僕じゃなかった」



*アルミン出かける。ミカサは
「マフラーが...ない...」



「母親のためとはいえ少年の命を引き換えにすることをコニーは深く考えためらうはずだ。きっと間に合う」
「ありがとう。ブラウスさん」



「俺はしばらくブラウスさんのところで世話になるよ」
「うん。君たちも早くここから離れたほうがいい」



「ミア...元気でね」
「私の本当の名前...ガビっていうの」
「えー? ガビって変。ミアのほうがいいよ」
「はあ?」



「じゃあね...カヤ」
「さよなら...ガビ...」



*銃声。フロックが義勇兵の手を撃つ。



「フロックやめろ!! 撃つな!!」
「落ち着けよジャン。わからせただけだ...彼はまだ状況を理解してなかった。だがこれで伝わっただろう。口のききかたを間違えたらどうなるのかが。みんなに」



「なあ...一体誰がお前にお山の大将を気取ってほしいと頼んだ?」
「よく聞いてくれたな。ジャン!!」



「みんな聞いてくれ!! 俺は10か月前エレンから今回の計画を聞いた! ジークを利用し始祖の力をエレンが掌握する計画だ...俺は仲間を集めエレンの手助けをし計画は今日達成された!」



「お前たち義勇兵は指導者を失った! 味方をしてくれる兵団の後ろ盾もな! そしてお前たちは故郷をも失う! 地鳴らしによってすべては巨大な足跡の下だ...お前たち義勇兵がこの島に来た動機である故郷の復興の夢も失う!」



「それでもこの島でエルディア帝国のために力を貸してくれる者がいるなら声を上げよ!! 我々は歓迎しエルディア人として迎える!!」
「ふざけるなクソ野郎!! 誰がお前らなんかに...」



「彼に敬意を!!」
*フロックが義勇兵を射殺
「鉛玉に屈することなく義勇兵の誇りを貫いた...でも...誇りに死ぬことはない...」



「いいじゃないか...屈したって...こんな死に方するより生きてた方が...」



「考える時間を与えよう。みんなを牢へ」
「これは...ジャン...何があったの?」
「...」
「さっきの質問だが俺はエレンの代弁者だ。エレンが島の外の問題を完全解決するなら俺も島の中の遺恨を完全に消し去る...とにかく俺たちは4年前...あの地獄を生き残ってようやくこれを手にしたんだ...これが何かわかるか?」



「自由だよ!! もうお前らは戦わなくていい!! 好きに生きていい!!」



「なあジャン。お前は憲兵になって内地で快適に暮らしたかったんだろ? そうしろよ。お前は英雄のひとりなんだから」
「終わった...のか?」
「終わった。だからもう昔のジャンに戻れよ。いいかげんでムカつく生意気な野郎に」
「何だとお前...」



「フロック...リヴァイ兵士長とハンジ団長はどうしたの?」
「あぁ...残念ながらジークに殺された」



*こちらコニーとファルコ (善逸と炭治郎w) そして『悪魔の子インストゥルメンタル』
「コニーさん。助けてもらってありがたいんですが...ずっと北に進んでますよね? ...ほら...夕日があっちに」
「いいんだよ。危険な南から離れたほうが」



「記憶喪失のお前を安全な病院まで送る。お前は本当にひとりで倒れてた。本当だ。俺は兵士だからそれくらいのことをやって当然だ」



(そうだ。俺は兵士になった...)
『コニー。みんなを守る立派な兵士になっておくれ』



(父ちゃんもサニーもマーティンも...もう戻ってこないけど...母ちゃんだけは取り戻せる。もう少しだけ待ってくれ母ちゃん。俺は兵士になって...そして...)



「ありがとうございます。コニーさん。俺ひとりのためにここまでしてくれるなんて...」
「...いいんだ」



(コニーさんがいい人でよかった...でも何とかして南に戻らなきゃ。兄貴とガビに合流したところまでは覚えてる...でも...その後は一体何があったんだ?...それに...コニーさん。俺はどこかで見たことがある気がするんだけど...コニーさんが俺を知らないなら気のせいか...)



「あの進路と速度から考えると撤退船はあのままマーレに戻るようですね。地鳴らしの発動を見て我々マーレ軍の生存を絶望視したのでしょうか...」



「いいや...賢明だ。これでいち早く本国に事態を知らせることができる。アレに踏み潰されるまで待つよりずっといい」
「しかし...もうこれでは...なす術がありません...アレを止める策は...何かおありでしょうか?」
「...ない」



「ただ...最後までみっともなくもがくまでだ」
「あの~」



「ちょっと待って!!」



「とりあえず食べないで...こちらには何の武器もありません」






「え? あっちに誰かいる? はは...ご安心ください」



「あれは...人畜無害の死に損ないです」

★次回 『矜持(きょうじ)』

進撃の巨人82-44

  進撃の巨人   #81   氷解




☆前のお話は → 「The Final Season 第76話~第80話 あらすじまとめ」

☆  Part 1   → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」

★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」

★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」

★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」



*まずは前回のおさらいから。壁が崩壊し巨人が動き出す。そして『エレン放送』
*「俺の名はエレン・イェーガー」で始まり「壁の巨人は島の外にあるすべての地表を踏み鳴らす。そこにある命をこの世から駆逐するまで」ここまでが前回。そしてOP。



*今回はエレンの声を聞いたアニのお父さん(マーレ在住)の様子から。
「大丈夫かい? レオンハートさん」
「なあ...聞いたか? あの島から...巨人が俺たちを殺しに来るって...」



*こちらファルコを探すガビと負傷したライナー。
「初めて巨人化した直後は...記憶も飛び...すぐには動けない...連れ去られたんだ...」
「誰に!? 何で!?」
「ジャンとコニーだろう...ファルコほど重要な存在を...ほっとくわけがない...」



「九つの巨人を...放っておくわけが...」
「ライナー!! 力が残ってないの?」
「あぁ...なぜか...鎧が剥がれ壁の破片をまともに受けてしまった...阻止できなかった...エレンに...世界は滅ぼされる...」



「南に...撤退時の飛行船がある...ピークやマーレ兵を探してそこまで逃げろ...早く知らせるんだ...マーレに...いや世界に...」
「知らせてどうなるの? どこに逃げるの?...お父さんもお母さんも...カリナおばさんもみんな死んじゃうんでしょ?」
「...そうだ」
「エレンを殺して止めないと...!!」
「...無理だ...始祖の巨人はすべての巨人やユミルの民を意のままに操ることができる...もう誰にも...止められない...俺たちはただ...逃げることしかできない...」
「ライナー...」



「諦めてたまるか...待ってろよ、ファルコ」
*これってエレンが髪を束ねたシーンと被る...



「終わりだ...まさか...壁外人類を皆殺しにするつもりとは思わなかったが...やつらが消え去ればすべての遺恨も消え去る...俺たちの生存を脅かしてきた敵もすべてぺしゃんこだ。まっさらな更地だけを残してな...海の外の連中が一番恐れていたことが起きちまった...俺たちを悪魔だと決めつけて皆殺しにしようとしたばかりに...」




「つまり...これは...外の連中が招いた結果であって...俺たちにはどうすることもできなかった...そうだろ?」



「でも...これは...度が過ぎている...前代未聞の大虐殺だ...」
「じゃあ...止めるか? エレンを...エレンは安楽死計画で俺たちを去勢しようとするジークを拒み...始祖の力を維持するためにヒストリアを犠牲にすることを拒んだ...つまり...エレンは...俺たちを守るために壁外人類を犠牲にした...この大虐殺の恩恵を受けるのは...俺たちだ...」




『お前らが大事だからだ...他の誰よりも...』



「あれは!? 巨人が!? 兵士と戦っている!? マーレ兵を食い尽くしたのか!? ...そんな!? エレンは始祖を掌握したなら...巨人もすべて制御できるはずじゃ...」
「だが仲間を食ってるだろ...加勢するぞ!?」



「待ってジャン!! その子をどうするの?」
「おそらく...こいつは顎の巨人を継承した。放っておくわけにはいかねぇし...巨人化させられた誰かに食わせれば...ひとり救える」



「例えば...ピクシス司令だ...」
「いや...母ちゃんだ。ラガコ村の母ちゃんに食わせる...いいな?」



「コニー、ジャン。ジークの話によるとその子は戦士候補生でライナーら戦士隊の弟分だ。彼らと親しいその子を僕たちが殺すとなればライナーや車力の巨人と新たな争いを生むことになる。もうマーレが滅ぶのならこれ以上ライナーたちと殺し合いを繰り返すことはないんだ。だから...」
「俺の母ちゃんはどうでもいいってことか?」



「そういうわけじゃ...」
「俺がどう思ってあの母ちゃんがいる村に帰り続けたか!! お前にはわかんねえってのかよ!! お前だってベルトルト食ったから!!蘇ったんだろうが!? 母ちゃん生き返らせるのを...止めんなよ!!」



*コニーがファルコを連れ去る。



「後だ!! まずいぞ...巨人をなんとかしねぇと...!! この島に壁はもうねぇんだぞ!!」



「イェレナ!! 下がれ!!」
「ジークが生み出した巨人...どうして...ジークは巨人を制してないの...?」



「走れ!! 狭い路地に行くんだ!!」
*巨人に追われて逃げるブラウス一家とニコロ。カヤが階段を転げ落ちてしまう。



*この巨人...ナイルさん...(;_;
「何で...また...助けて...お姉ちゃん...」



「カヤ!! 起きろ!!」









「お姉ちゃん...」









「お前は戦士隊と逃げたと聞いたが...ここで何を?」
「捕まったファルコを助けに来た...」
「ベンのことか?」
*そこに兵士が来て、
「その巨人を殺したのか? ...その武器は一体何だ...? その子がやったのか?」
「まさか...マーレから侵入したガキか?」
「答えろ!! さもなくば...」



「違います!! 私たちは厩舎で一緒に暮らす家族です!!」



「巨人を殺したのは俺です!! 元マーレ兵捕虜なのでこの銃が使えました」



「そげなこつより私たちを安全なところまで連れてってください!!」
「助けてよ兵士さん!!」
「お願いします!!」



「いいかミア? ベンを連れて逃げなさい。それまで私たちと一緒におとなしくしてるんよ?」
「はい...」



「あんたたちも...あの白昼夢を見たのか」
「はい...本当に壁の巨人が世界に向かって?」



「何で...私を庇ったの?」
「そっちこそ...何で...私を助けたの? それも命がけで」
「さあ...」



「私は...あなたを殺そうとした...私...悪魔なんでしょ?」



「違う...悪魔は私...私は人を何人も殺した...褒めてもらうために...それが...私の悪魔」



「そいつは俺の中にもいる...カヤの中にも...誰の中にも...みんなの中に悪魔がいるから...世界はこうなっちまったんだ」



「じゃあ...どうすればいいの?」



「森から出るんだ。出られなくても...出ようとし続けるんだ...」



「うわぁ!! 助けてぇー!!」
*スルマか巨人に捕まり食べられる寸前。ってスルマ出番多いなw



「巨人と対峙した際はただ腰を抜かしていろと教えた覚えはないぞ!! 立体機動装置を着けろ!! まだ旧式が残っている!!」
*キース教官カッコいい (*'▽') リヴァイ兵長の登場シーンみたい~

進撃の巨人13-10

*参考 『第13話 原初的欲求』



「私について来い!! 生き残りたい者がいるならな!!」



「生き残りの兵はいるか!? 全員砦の最上階に移動しろ!! そこに巨人を集めて叩く!! ありったけの雷槍を運べ!! 俺たちで何とかする!! ここの巨人をよそに行かせるな!!...」



「巨人にされた仲間を思うなら!! ここですべて葬ってやれ!!」






「同時にやるぞ!!」



「撃てえぇぇぇー!!」



「こっちだ!! お前たちは戦わなくていい!! 砦まで引き付けろ!!」



「ピクシス司令...」









「司令...ここまで僕たちを導いてくれたのはあなたです...ゆっくりと...お休みください...」



*ルイーゼを助けるミカサ。カッコいい!!



*ミカサに見とれていたルイーゼは雷槍の破片で負傷...






「火もだいぶ治まってきた。マーレ兵はほぼ全滅して無垢の巨人は...もういない。ひとまずここは安全だ」



「そうか...そろそろ俺たちに例の白昼夢の話をしてくれ。エレンは...今何をしている...」
「...見ての通りだ」
「そうか...俺の故郷も...ダメ...なのか?」
「...」



「フロック!! 大丈夫か!?」
「俺が...壁の崩壊で死にかけてる間...巨人討伐を指揮してたらしいな...ジャン」
「生きてたか...」
「ああ...心配してくれてありがとう。だがくたばるわけにはいかねぇだろ。エルディア帝国が復活するって瞬間なのに」



「イェレナ...義勇兵を集めろ。全員拘束する...」



「ご無事で何よりです。ブラウスさん」
「君たちも無事でよかった...しかしこの状況で呼び出してすまない」



「君は...!! なぜここに!?」
「信じて...もう争う気はないの...私はただ...ファルコを返してほしいだけ...そしたら私たちはどこかに消えるから...ファルコは...どこ?」



「そんな...巨人の母親に食べさせるためにさらわれたって...何で...」



「コニーのお母さんは唯一動けない体だったためにそのまま...4年間コニーはお母さんの様子を見守り続け...」
「4年前の...」
「ご...ごめん...なさい...」



「それでも...ファルコを諦められない...ねえ!? エレン・イェーガーならコニーのお母さんを人に戻せるんじゃないの!? 始祖の巨人は何でもできるはずでしょ!? 」
「わからないけど...それができたならエレンはここでジークに巨人にされた兵士たちを人に戻してたと思う...」
「わからないなら頼んでみてよ!! エレンに!! どうしても島の外の人全員殺さなきゃダメなの!? そんなことしなくたっていいじゃない!! 世界中の軍事施設を攻撃するだけじゃダメなのって...!? 聞いてみてよ!!」



「ライナーの鎧だって剥がしたんだから!! できるはずなのに!!」



「ライナーはどこにいるの?」
「そんなこと今どうだっていいでしょ!! 重症で動けないんだから!!」



「鎧の巨人の硬質化が解かれたのはいつ!? どのタイミングで!?」
「壁の崩壊と同時に...」
「アルミン?」
「エレンは言った...すべての硬質化が...解かれるって...」



「ゴホッ...ゴホッ」
*アニ復活。久しぶりだな。アニメだと8年ぶりか?

★次回 『夕焼け』

進撃の巨人81-37

(★´∀`)⌒**☆St. Valentine's Day☆**☆⌒(´∀`★)




☆写真は映画『ゴーストバスターズ アフターライフ』の先着プレゼントでもらったマシュマロマンのポストカードとジムでお友だちにもらったチョコレート菓子(プロテイン15g入)

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  進撃の巨人   #80   二千年前の君から




☆前のお話は → 「The Final Season 第76話~第79話 あらすじまとめ」

☆  Part 1   → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」

★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」

★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」

★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」



*まずは前回のおさらい。グリシャがレイス家の人々を殺した場面。画像は前回はなかったフリーダ巨人。あっけなくグリシャ巨人に倒される。真っ先に逃げた父親以外の家族が殺される場面も再び。前回は柱に隠れた感じになっていたけど今回は残虐バージョン...



「なぜすべてを見せてくれないんだ...壁が壊されることを...壊される日を...カルラの安否を...本当にこれしか...道はなかったのか...? ...そこにいるんだろ? ジーク...この先...お前の望みは叶わない...叶うのはエレンの望みだ」
「何を...言っている?」
「エレンの...先の記憶を見た...しかしまさか...あんな恐ろしいことになるとは...」



「ジーク...!? お前なのか...!? 大きくなったな...すまない...私はひどい父親だった...お前にずっと...辛い思いをさせた...ジーク...お前を愛してる...もっと...一緒に遊んでやればよかったのに...」
「父さん...」
「ジーク...エレンを...止めてくれ...」



*そこにエレンが現れ道に戻る。ここまでが前回のおさらい。



「まだ親父が俺に食われるところを見てないぞ」
「お前が父さんを壁の王や世界と戦うように仕向けたのか? 進撃の巨人に本当に時を越える能力があるのなら...都合のいい記憶だけをグリシャに見せて過去に影響を与えることも可能なはず。父さん...グリシャは復権派の務めをためらっていた。お前の記憶を見るに始祖の力を奪っても自分がその力を使えないことを知っていたから...しかし始祖を奪いそれをお前に託した。もっと先の未来を見たからだ。先にある何かをお前が見せたことで...」



「感謝してるよ兄さん。あんたが俺を親父の記憶に連れ込んだおかげで今の道がある」
「俺の望みではなくお前の望みが叶うって...言っていたぞ」
「ああ...あれを見たのは4年前...俺は親父の記憶から自分の未来を見た」



「あの景色を...」



「始祖ユミル!! すべてのユミルの民から生殖能力を奪え!!」



「座標に...」
「グリシャは俺にこう言った『エレンを止めてくれ』と。お前に従ったことを後悔した...父親の記憶からどんな未来の景色を見たか知らないがお前はすべてを見たわけじゃないんだろう?」



「例えば、お前がここで始祖の力を使えないことを知らなかったように...お前は...無力なままだ」



*無理やり手を抜いて親指が千切れてもユミルを追うエレン。
「無駄だエレン。一度動き出したユミルを止めることなど...」



「この世の何者にもできない」



*ここでOP



*フリーダと幼い日のヒストリアのシーンから。鼻水を垂らしているヒストリアに「ヒストリアはもうちょっと女の子らしくしないと」とフリーダ。ヒストリアは、
「ねえ、女の子らしくって何?」



「そうだね...女の子らしくっていうのは...この子みたいな女の子のことかな。ヒストリアもこの子が好きでしょ?」
「うん」
「いつも他の人を思いやってる優しい子だからね....」



*参考 ここまでの『フリーダがヒストリアに読み書きを教えているところ』や『フリーダ巨人がグリシャ巨人と戦うシーン』『エレンがグリシャを...?』などは『第43話(3期6話) 罪』に出てきます。

*で、場面変わってユミルちゃん。このあたりアニメオリジナルの画像みたいなのでセリフないけど入れときます。



*年寄りや子供の分の水を汲んであげるユミル。



*フリッツが率いる軍が攻めて来て...



*村を焼かれ...(村は柵に囲まれて3つに分かれているみたいだね)



*多くの人が殺され奴隷となった人々は鎖でつながれ...



*ユミルも奴隷になり舌を切られ話すことができなくなった。



『この世界は辛くて厳しい事ばかりだから...』



『みんなから愛される人になって...助け合いながら生きていかなきゃいけないんだよ』(フリーダ)



「この中に豚を逃がした者がいる。名乗り出よ。でなければ全員から片目をくりぬく...」



「奴隷に目玉はふたつもいらぬ」



*ユミルを指さす手が13本...



「逃がしたのはお前か?」






「よかろう。お前は自由だ」



*肩を弓矢で射抜かれ目もくりぬかれたか血を流しながら走り逃げるユミル。



*兵士たちや犬が追って来る。



*花びら、9枚...



*足に弓矢が刺さり倒れたユミル。地面には花...



*顔を上げると目の前に巨大樹...



*木の根元に洞(穴)



*追手から逃れるために中に入り歩いているとツルっとすべって落下。深い穴の底は深い水の中...



*出た~ \(゜ロ\)(/ロ゜)/












*ユミル巨人の誕生



「我が奴隷ユミルよ。お前はよく働いた。道を開き荒れ地を耕し峠に橋を架けた。我が部族エルディアは随分と大きくなった」



「褒美だ。我の子種をくれてやる」



「フリッツの名のもと、憎きマーレを滅ぼせ!!」





















*フリッツ王を殺害しようとした男。



*体を張って王を守ったユミルは倒れる。



「何をしておる。起きよ。お前が槍ごときで死なぬことはわかっておる。我が奴隷ユミルよ...」
*目を閉じるユミル



*少女の姿になったユミルは道に



「食え娘たちよ。何としてでもユミルの力を引き継ぐのだ。ユミルの体をすべて食い尽くせ。マリア、ローゼ、シーナ」



*3人の娘に力が引き継がれ...



「娘たちよ。子を産み増やし続けよ...」



「ユミルの血を絶やしてはならぬ。娘が死ねば背骨を孫に食わせよ...」



「孫が死ねば、その背骨は子から子へ...」



*ユミルちゃんて、ずっと同じ桶もって水を運んで...二千年...(;_;



「我が後生においても我がエルディアは、この世の大地を巨体で支配し我が巨人は永久に君臨し続ける。我が世が尽きぬ限り永遠に...」



「終わりだ!! 俺がこの世を終わらせてやる!! 俺に力を貸せ!!」



「お前は奴隷じゃない!! 神でもない!! ただの人だ!! 誰にも従わなくていい!! お前が決めていい!! 決めるのはお前だ!! お前が選べ!!...」



「エレン。やめろ!! 何をする気だ。何をしている...ユミル!! 俺の命令に従え!! すべてのユミルの民から...」



「俺をここまで導いたのはお前なのか? 待っていたんだろ。ずっと...」



「...今すぐやれ!! ユミル!! 俺は王家の血を引く者だ...」



「...二千年前から...誰かを」





















*壁が崩れ超大型巨人が出現



*えっ、Aパート長っ!! ここで公開可能な光るムカデ情報。



「あれは何?...大き過ぎる...エレンがいた場所から出現したように見えた...あれは...?」



「やったんだ。エレンが!! 僕たちが勝った!!...エレンが始祖を掌握した!! 真っ先に地鳴らしを発動したなら、それはきっとエレンの意志だ!! このままマーレにノコノコ集ってる連合軍を潰すつもりなんだよ!! エレンは味方だ!! そうに決まってる!!」






「ジーク...」



「エレン...帰って来たの? 私たちのところに...」



「そんな...おかしい...これは...まさか...ミカサ。ウォール・マリアの壁まで崩壊している。マーレの連合軍を潰すだけなら、こんなに必要ないよ」



「シガンシナ区外壁だけで十分だ。壁を失ってまで攻撃するなんて。マーレに集結した連合軍を潰すだけだ。それだけなら、こんなに...」



『すべてのユミルの民に告ぐ』



「今...エレンの声が...」
『俺の名はエレン・イェーガー』



『始祖の巨人の力を介し』



『すべてのユミルの民に話しかけている』



『パラディ島にあるすべての壁の硬質化が解かれ』



『その中に埋められていたすべての巨人は歩み始めた』









『俺の目的は俺が生まれ育ったパラディ島の人々を守ることにある』



『しかし世界はパラディ島の人々が死滅することを望み、この島のみならずすべてのユミルの民が殺され尽くすまで止まらないだろう』



『俺はその望みを拒む』



『壁の巨人がこの島の外にあるすべての地表を踏み鳴らす。そこにある命を...この世から駆逐するまで』


★次回 『氷解』

進撃の巨人80-16

  進撃の巨人   #79   未来の記憶




☆前のお話は → 「The Final Season 第76話~第78話 あらすじまとめ」

☆  Part 1   → 「The Final Season 第60話~第75話 あらすじまとめ」

★1期 → 「進撃の巨人 第 1話~第25話」

★2期 → 「進撃の巨人 第26話~第37話」

★3期 → 「進撃の巨人 第38話~第59話」



*記憶ツアー ('ω')ノ

「これは...父さんの記憶...」
「いかにも幸せそうじゃないか。仲間や以前の家族を地獄に突き落として生き永らえているにしては」



「一体何がしたい?」
「お前がわかるまで見せてやる。グリシャ・イェーガーがいかにして息子を洗脳しお前に民族主義を植えつけたのか。わかるまで。何度も」



「よかったなグリシャ...ここじゃ一回目の家族を一切忘れて幸せを享受するあんたを誰も咎めない。以前も息子がいたことを一切忘れてもな...行くぞ」



「見ろエレン。これがやつの正体だ。医者の肩書を利用して権力者に擦り寄りだしたぞ。壁の王を追及し始祖の巨人を奪うためだ...当然しくじれば妻も息子もタダじゃ済まない。だがその危険を冒し続ける。なぜだかわかるか?」



「このクソ親父はエルディア復権のためなら妻子をクソ溜めに捨てるようなクソ野郎だからだ。幻滅した。俺は間違ってた。生まれるべきじゃなかった。洗脳が解けたよ」
*(棒)www クソクソって...兵長か? ( *´艸`)
「時間は無限にある。焦らなくていい」



*ハンネスさん...



*ケニー...



「まさか...こんなに早く突き止めていたなんて」
「ここは何だ?」
「壁の王の根城だ」



「そんなはずはない...グリシャが始祖を奪ったのは壁が破壊された日のはず。まだ何年も先だ」









「なるほど...ふたり目の息子は愛されていたらしい。復権派の使命を中断するくらいに。俺とはまるで大違いだな。さすがに前回の失敗を踏まえているようだ。だが実際お前は父親の都合通りに動いている。本来のお前ではなくなった。それはいずれわかる...」



「ごめんな...ジーク...」
*写真...



「ジーク...そこにいるのか?」



「バカか...ジークがあんな髭面おじさんなわけないだろ? ただの夢だ...」
「これは...?」



「次だ。次の記憶だ。ジーク」
*ツアー案内人変更? でOP



「お前はもう9歳になるな」



「グリシャはお前を愛し...自由に育てた。お前は父親に洗脳なんてされていなかったと...」
「だから無駄だと言った。何年も親父の記憶を彷徨う前にな」
「だとしたら...なぜお前は俺を裏切った? 父親に何も知らされぬまま巨人を継承させられ父親の望み通りに戦い続けている? エレン。なぜ争いを終わらせることを拒む? 始祖の力を使ってどうするつもりだったんだ? 」」



「俺は...生まれた時から...俺のままだ」



「俺とあんたが同じだと思っていたようだが間違っている。他人から自由を奪われるくらいなら俺はそいつから自由を奪う」



「親父が俺をそうしたわけじゃない。俺は生まれた時からこうだった」
「生まれた時から?」
「あんたが望んだ哀れな弟はどこにもいない。あんたの心の傷を分かち合う都合のいい弟も...」



「ただここにいるのは、父親の望んだエルディア復権を否定し続けることでしか自分自身を肯定できない男...死んだ父親に囚われたままの哀れな男だ」
「だとしたら...男は父親に感謝している。この父親の行いが息子を目覚めさせエルディアの危機から世界を救うのだから。ある意味、世界を救ったのはこの父親だ。皮肉な話だと思わないか? エレン」



「あったかい...」



「いいかエレン。始祖の巨人の力は俺の手の中だ。安楽死計画はいつでも遂行できる。だが...俺はお前を決して見捨てない」



「クサヴァーさんが俺にそうしてくれたように...世界を救う前にたったひとりのお前を救いたいんだ」



「『人類は滅んでなどいない』...か。大層な遺言を残してくれたもんだ」






「ただいま」



「おかえりなさい。あらエレン。今日は珍しく頑張ったじゃない」
「ああ...いっ! 何だよ!」
「耳が赤かった。嘘ついた証拠。ミカサに手伝ってもらったのね?」



「あれ? 父さん出かけるの? 仕事?」
「ああ。内地で診療だ。2~3日かかるかな」
「エレンが...調査兵団に入りたいって」
「ミカサ! 言うなって!」
「エレン! 何を考えているの!? 壁の外に出た人類がどれだけ死んだかわかってるの!?」
「わかってるよ!!」
「だったら!!」
「エレン。どうして外に出たいんだ?」



「知りたいんだ...外の世界がどうなっているのか...何も知らずに一生壁の中で過ごすなんていやだ!! それに...ここで誰も続く人がいなかったら今までに死んだ人の命が無駄になる!!」
「そうか...船の時間だ。そろそろ行くよ」
「ちょっとあなた! エレンを説得して!」
「カルラ...人間の探求心とは誰かに言われて抑えられるものではないよ」




「エレン! 帰ったら...ずっと秘密にしていた地下室を見せてやろう」



「ほ...本当に!?」



「いってらっしゃーい !!」



*そしてレイス家の礼拝堂の地下へ



「私は...壁の外から来たエルディア人!!  あなた方と同じ...ユミルの民です!!」






「壁の王よ!! 今すぐ壁に攻めて来た巨人を殺してください!! 妻や子供たちが!! 壁の民が!! 食われてしまう前に!!」



「罪から逃れてはいけません。我々ユミルの民が裁かれる日が来たのです」



「巨大な力に対し人はあまりにも弱い。私は巨人大戦の悲劇で悟りました。誰かが人の手から巨人の力を守らねばならないと...再び始祖の力が弱き者の手に落ちるなら再び世界は地獄と化す。世界を守るためには我々は罪を受け入れ滅びゆく他ないのです」
*ジークがエレンに話す
「あのお姉ちゃんとは気が合いそうだがこの一家はここでグリシャによって皆殺しにされる。お前はかつてこの記憶を見たと言ったな。そして父親に深く失望した。あれも嘘だった...のか?...!?」
と、エレンの凄い形相を見て驚く。



「私の家は!! 破壊された壁のすぐそばにありそこで妻と息子と娘と暮らしている!! この壁に住む人々は誰も先祖の犯した罪など知らない!! あなたが壁の民の記憶を奪ったから!! ただわけもわからず巨人に食われることが贖罪だと言うのか!?」



「いいえ。我々がいくら反省したところで我々エルディア人が奪った人々の命を戻すことはできません。しかし壁の外の人類の命を奪うことを防ぐことはできる。我々がただ何も知らずに世界の怒りを受け入れれば死ぬのは我々エルディア人だけで済むのです」









「私を説得しようなど無駄なことです。そして私から始祖の巨人を奪ったとしてもあなたでは...」
「わかっている。私が始祖の力を使えないことは」
「え?」



「九つの巨人にはそれぞれの特性がある。私に宿る進撃の巨人にも...かねてより進撃の巨人の継承者は何者にも従うことはなかった。私にはその理由がわかる」



「すべては王の独善に抗うため!! そう、この時のために皆がこの記憶に導かれた...進撃の巨人は未来の継承者の記憶をも覗き見ることができる...つまり未来を知ることが可能なのだ」
「未来...だと? どういうことだ...エレン?」



「進撃の巨人の特性? そんな話は...」
「あなたがそれをご存知ないことも知っている...不戦の契りで始祖の力を完全に扱えないのは王家と言えどあなたも同じ...私はここで始祖を食らい王家の血をここで絶やす。そういう未来だと決まっている!!」



「逃げて!!」



「できない...私に...子供を殺すことなど...私は...命を救う医者だ...」
「バカな...グリシャは確かに始祖を奪いこの一家を虐殺した...はずだ...過去が...変わるわけが...ない...」



「何をやってるフリーダ!? 早くその男を殺せ!! 始祖は無敵だ!! そいつを殺せ!!」
*一番遠くまで逃げてるロッドw 他の家族も口々に、
「もうその男を生かしておくわけにはいかないよ!!」



「早く殺してよ姉さん!!」
「私たちの楽園が壊されちゃう!!」
「フリーダ!! みんなを守って!!」



「姉さん!!」
「フリーダ!!」



「何をしてる? 立てよ父さん」



「忘れたのか? 何をしにここに来たのか?...犬に食われた妹に報いるためだろ? 復権派の仲間に、ダイナに、クルーガーに報いるために」



「進み続けるんだ。死んでも。死んだ後も...これは...父さんが始めた物語だろ」


















「殺した!! 小さな子も潰した!! この手で!! エレン!! レイス家を殺したぞ!! 父親以外は...」



「これでいいのか!? これでよかったのか!? エルディアはこれで本当に救われるのか!?」



「なぜすべてを見せてくれないんだ...壁が壊されることを...壊される日を...カルラの安否を...本当にこれしか...道はなかったのか...?」



「そこにいるんだろ? ジーク...この先...お前の望みは叶わない...叶うのはエレンの望みだ」
「何を...言っている?」
「エレンの...先の記憶を見た...しかしまさか...あんな恐ろしいことになるとは...」



「ジーク...!? お前なのか...!? 大きくなったな...すまない...私はひどい父親だった...お前にずっと...辛い思いをさせた...」



「ジーク...お前を愛してる...もっと...一緒に遊んでやればよかったのに...」



「父さん...」



「ジーク...エレンを...止めてくれ」



*で、戻って来ました~

★次回 第80話 『二千年前の君から』

* 参考  第1話 『二千年後の君へ』


進撃の巨人79-32