きっと地球に遊びに来たんだよね! -19ページ目

きっと地球に遊びに来たんだよね!

「私は誰なのか? なぜ生まれてきたんだろう?」忘れてしまっている大切なことを、思い出したい人へ…

わたしたちの楽しみでドキドキのチャレンジ「友達の輪」へようこそ!

 

「普通の毎日を生きる面白い人たち」をクローズアップして、その生き様をご紹介させていただきます。そして、その人から、また別の方へ……ざまざまな個性と魅力に富んだ方々と出会えることを楽しみにしています。


 

第12回目のゲストは、永井愛弓さん‼︎

 

ヨース桃子さんからのご紹介です。

 

永井愛弓さん。フランス人のご主人と、以前はNYに、いまはバルセロナに住んでいる3人の男の子のママです。子供たちは、英語・フランス語・日本語・スペイン語を話す国際的ファミリー! 彼女は以前、難民支援の仕事をしていたり、語学堪能な才女なのですが、一番素敵だなぁと思うのは、遊び心があって生きることを楽しんでいるところです。


 

 


 

(真理)お名前といまどんなことをされているのかを教えてください

 

(愛弓)永井愛弓です。愛する弓です。キューピットです

 

(真理)ほんとだ‼︎ キューピットだ‼︎

 

(愛弓)仕事もしてますし、子育てと語学の勉強と色々やってます

 

(真理)ご紹介してくれた桃子さんが、愛弓さんは才女だとおっしゃっていました。いろんな国の言葉が話せて、お子さんたちもそうだと聴いたんですけど。お子さんはおいくつですか?

 

(愛弓)男の子が3人いて、9歳と8歳と4歳です

 

(真理)3人の男の子のお母さんなんですね。ご主人は?

 

(愛弓)フランス人です

 

(真理)いまバルセロナに住んでいらっしゃるんですよね

 

(愛弓)そうです

 

(真理)その生活はどうですか?

 

(愛弓)いま5年目に入ったんですけど、バルセロナは本当にいい街で、気候はいいし、海と山が近くて人がやさしくて。行ったことないんですけど、宮崎と通じるとこがあるのかしら

 

(真理)わたし、スペインに行きたくて。今年(2020年)の6月に行く予定にしていたんですよ。だけどコロナでね、一旦中止。すごく行ってみたいんです

 

(愛弓)ぜひ次回いらしたときにはご連絡ください

 

(真理)すっごい嬉しい‼︎ 絶対そうさせてもらいます(笑)

 

(愛弓)会いましょう‼︎

 

(真理)バルセロナに住むことになった経緯やご主人とのことを教えてもらってもいいですか?

 

(愛弓)わたし12歳からアメリカで暮らしていたんですけど

 

(真理)そうなんですか⁈ 生まれは?

 

(愛弓)生まれは日本です。12歳のときに家族で渡米して、そのあとずっとアメリカだったので、仕事もアメリカでしていました。夫もアメリカで仕事をみつけて、大学で教えていたんですが、やっぱりヨーロッパに行きたいねということになって、4年前にバルセロナで仕事が見つかって移住しました

 

(真理)日本には大人になってからは住んでいないんですか? ずっと海外生活ですか?

 

(愛弓)子供の頃の12年間と大学院は日本に行きたくて、日本に行ったので2年間。そのときはじめて東京に住みました

 

(真理)ご結婚は何年前にされたんですか?

 

(愛弓)2007年なので13年前ですね。日本に2年間いるときに日仏の学生同士の交流みたいなプログラムがあって、フランスにいた夫と出会って。遠距離を経て、わたしはアメリカに就職して、彼はアメリカで大学院に行くことになって、アメリカで合流した感じです

 

(真理)ほんとに国際的な感じですね

 

(愛弓)常に一緒に居られる場所を探って、なんとかやってきました

 

(真理)離れていた時期も結構あるんですか?

 

(愛弓)出会ってから、アメリカで落ち着くまで、2年くらいですね

 

(真理)2年くらいは行ったり来たりされていたんですね

 

(愛弓)そうです

 

(真理)愛弓さんは、どんなことに関心があったり、どんなことを大事に生きている方ですか?

 

(愛弓)言葉が好きで、(紹介してくれた)桃ちゃんもたくさん喋れるって言ってくれるんですけど、趣味なんです。実用的な趣味ではあるんですが、人とコミュニケーションがとれる。わたし、人と会うのも本当に好きなので、言葉ができないともったいない。言葉が喋れれば喋れるほどコミュニケーションがとれる人の数が増えるんじゃないですか。だからわたしはそれが嬉しくて。オタクレベルでは、文法もすごく好きなので、まったく気にならないんです

 

(真理)へぇー‼︎ すごい能力‼︎ それはむかしからなんですか?

 

(愛弓)12歳でアメリカに行くまでは、日本語だけで育ったんですけど。アメリカに行って、世界が開けて語学が好きなんだと気づきました

 

(真理)いまは何ヶ国語、お話になるんですか?

 

(愛弓)実際にちゃんと話せるのは、日本語、英語、フランス語。ドイツ語はずっと勉強していたんですけど、かなり錆びついています。あとはいまバルセロナに住んでるので、スペイン語と現地の言葉のカタルーニャ語。バルセロナは一応、公立の学校とかは全部別の言葉なので

 

(真理)えーーーー⁈

 

(愛弓)そうなんですよ。スペイン語だけでもぜんぜん生活できるんですけど、みんな基本的にスペイン語とカタルーニャ語のバイリンガルなので、わたしは他の人が喋ってるその言葉を勉強せずにいられないというか。なのでカタルーニャ語もやっています

 

(真理)独学ですか?

 

(愛弓)基本独学で、いまは夫の職場が週に1時間半、先生をつけてくれています。あとはランゲージ・エクスチェンジといって、英語を喋りたい人たちと一緒に週1時間会って、30分は英語、30分はスペイン語なりカタルーニャ語を喋って、というので、そこで友達ができたりして、それはずっと続けてます。楽しいです

 

(真理)言葉が好きで、言葉は誰かとコミュニケーションするのに必須だから余計に好きってことなんですね

 

(愛弓)そうですね

 

(真理)人が好きで、人に興味があるってことですかね?

 

(愛弓)そうだと思います。新しい人と会って、だから真理さんのこともすごく聴きたいんですけど

 

(真理)アハハハ!

 

(愛弓)興味津々です

 

(真理)ありがとうございます(笑) いつかわたしのことも聴いてください

 

(愛弓)バルセロナにいらっしゃったときに

 

(真理)人生のなかで起きた、ハプニングを聴かせてもらえますか?

 

(愛弓)人生のなかのハプニング、いろいろありましたよね(笑)

 

(真理)聴きたい! 愛弓さんも旅が好きなんですか。桃子さんは、すごく旅が好きとおっしゃってたんですけど

 

(愛弓)そうですよ、桃子ちゃんとも旅先で会いました。ベリーズという、あまり知られていない国で、マヤの人たちが生贄を捧げていた洞窟を訪ねる旅で



 

 



 

(真理)マニアックー(笑)

 

(愛弓)でしょう(笑) そのツアーでたった1日だけ一緒だったときに、この人と繋がっていたいと思ったんですよね。子供産まれる前だから2009年かな。国も違って、彼女はスイス、当時わたしはアメリカで、でもずっと繋がってて、スイスにも遊びにも行きました

 

(真理)そのマニアックなベリーズの旅は、なにに惹かれて行ったんですか?

 

(愛弓)グアテマラに行きたくて、グアテマラのピラミッドに行って、地図を見て、もう一泊ここらへんに行きたいねってなったときに、この知らないベリーズという国がくっついていたので、じゃあここに行こう!と。結構適当です

 

(真理)愛弓さんがその当時、旅に行くときの目的ってどんな感じだったんですか? 行く国や場所を決めたりするときのポイントとか

 

(愛弓)学生の頃は、フランスに留学してたんですけど、ヨーロッパって、バスや電車でどこにでも行けるじゃないですか。なにも考えずに地図を見ながら、ひたすら行っていました。知らない国も

 

(真理)おもしろい(笑)

 

(愛弓)とにかくなんか見たくて

 

(真理)手当たり次第って感じ?

 

(愛弓)あの頃は、そうでしたね。あの頃は、もう手当たり次第で、行った国で「なんでここ来たの?」って言われたりとか。そのあとピースボートに乗ったんですけど

 

(真理)いくつのときですか?

 

(愛弓)日本に2年間いたときです。せっかく自分のアイデンティティを取り戻すじゃないですけど、しばらく日本で暮らさないと自分が何人か分からなくなるという気持ちがあって。アメリカではアメリカ人でもないし、完全に日本人ともいえないし、自分はなんだろ?って悩んだ時期がありました。それで決意して日本に戻ったのに、「世界一周の旅」のポスターを見て、せっかく2年しかないのに3ヶ月は世界一周の旅に出てしまいました

 

(真理)なぜ行きたいと思ったんですか?

 

(愛弓)見たときに、これは行くしかないと思って。旅好きなので。通訳で乗ったんですよ。通訳として乗ると旅費無料なんですよ

 

(真理)へぇーーーー‼︎

 

(愛弓)無料で世界一周できるってすごくないですか?

 

(真理)すごい‼︎ どんな体験になりましたか?

 

(愛弓)一生忘れられないです。また乗りたいです。他の国に行くだけじゃなくて、いろんなスピーカーの人が乗ってきて、本当に様々な環境問題とか戦争のことから平和について話す、そういう講演を通訳するのが仕事だったので、すごく勉強になりました。あとは船での出会いですよね。やっぱり船に乗りたいと思う人が集まっているので、一生の友人が得られました。目的意識を持って旅するということをそのときに学んだかもしれませんね。手当たり次第ではなく、世界遺産だけではなくて、その国が抱えている問題にも目を向ける形で訪れるという



 

 



 

(真理)3ヶ月間、ピースボートかー

 

(愛弓)いつか機会があればぜひ‼︎

 

(真理)あれって、年齢制限ないんですか?

 

(愛弓)ないんですよ。だから意外と60代、70代の人が多いんですよ。時間とお金があるから

 

(真理)ピースボートは、毎回行く国は決まっているんですか?

 

(愛弓)違います。人が好きに戻るんですけど、わたしは当時ギリギリ20代。60代70代の人の多くと異世代交流というか、その人たちと時間を過ごすとすごく面白かったですね。いろんな話が聴けて。おじいちゃんおばあちゃんの代とか、人生経験豊富ですから。話を聴いているだけで勉強になったし面白かったです

 

(真理)愛弓さんの人生はずっと、知らないものを知るとか、知らないものに対する好奇心でずっときた感じですかね?

 

(愛弓)そうかもしれない。好奇心は、すごく旺盛だと思っています

 

(真理)それって、興味にあることに関してだけですか。それともなんにでも興味があるんですか?

 

(愛弓)うーん、結構なんにでも。あまり難しいと分かんないから放棄しますけど、読んでる本とかでも結構手当たり次第に

 

(真理)へぇー‼︎ 知らないことであれば、どんなジャンルでも好奇心が湧くって感じなんですかね

 

(愛弓)知らないことのなかには、必ず面白いことが潜んでいると思っています。知って損したって思うことって、あんまりないのかな

 

(真理)なるほどなるほど。どんな瞬間に面白ーい‼︎って思います?

 

(愛弓)いろいろ繋がっていくときだと思います。手当たり次第に色々読んだりしたりしているように見えても、絶対どこかで繋がっていく瞬間があるんですよ。このとき読んだこのことと、いま起こっているこのことは、全然関係ないように見えて、こんなところで繋がってたんだとか。語学を勉強していても、この言葉とこの言葉のこんなところがとか、違う国で会った違う国の違う言葉を喋る全然違う人たちのなかから、なにか共通のことを知れたり。知れば知るほど世界が小さくなっていくといったら変ですけど。大きくなっていくのと小さくなっていくのが同時に起こっているような

 

(真理)ハァー、面白いその感覚。そっか知らない世界だから知りたいと思うけれど、知ったらいままで知っていたものと繋がりをみつけて

 

(愛弓)繋がっていく

 

(真理)面白いそれ

 

(愛弓)面白いですよね‼︎ 世界はどんどん広がっていくのに、凝縮されていく感じ

 

(真理)イヤー‼︎ その感覚面白い‼︎ 

 

(愛弓)こんにちは(画面に息子さんが登場)

 

(真理)こんにちは

 

(愛弓)一番下の子です

 

(真理)4歳の? かわいいねー‼︎ 子育てはどうですか。男の子3人のママってどうですか?

 

(愛弓)よく聞かれるんですけど、すごく楽しいです。なんか個性的なキャラが揃いました(笑)

 

(真理)三人三様ですか

 

(愛弓)そうですよ。すーごく個性的で面白いです



 

 

 

(真理)お子さんとは言葉は、何語でコミュニケーションするんですか?

 

(愛弓)わたしは日本語です

 

(真理)ご主人はフランス語で?

 

(愛弓)そうなんです

 

(真理)兄弟間は?

 

(愛弓)フランス語です。学校がフランス語なんで

 

(真理)お子さんは、何ヶ国語喋るんですか?

 

(愛弓)まだちっちゃいし、基本ほんとに出来るのは、日本語とフランス語。上の子はアメリカに住んでいたので英語。あとスペイン語は、だいたいみんな分かってる、なんとなく

 

(真理)凄いー‼︎ どこの国でも生きていけますね

 

(愛弓)ねー、そうなると良いですけどね

 

(真理)言葉がなくてコミュニケーションできたら、それはそれで面白いだろうけど。やっぱり言葉って凄いですよね

 

(愛弓)言葉は、その言葉を使ってきた人たちのね、歴史とか世界観とかが全部入ってるんで、凄いですよね

 

(真理)とくに好きな言語って何語ですか?

 

(愛弓)難しい(笑)

 

(真理)一番、感情を表現しやすいのは?

 

(愛弓)英語ですね、わたしは。でも読むのは、身体の深いところでドイツ語が好きなんですよ。どうしてって聞かれても分からないんですけど。日常で使っているのはフランス語なんですけど、わたし前世があればドイツ人だったんじゃないかと。ドイツ語で文章を読むということ自体が好きです。ごめんなさい、オタクですね



 

 

(真理)感情表現が一番できるのは英語で、読むときに自分のなかに響いてくる感じがドイツ語なんですか、沁みてくるというか

 

(愛弓)そこまでドイツ語ができるわけじゃなくて、沁みるというよりも、ドイツ語の文法が好きなんです

 

(真理)こんな話、聴いたことないです

 

(愛弓)あんまりいないかもしれないです(笑) 引かれますね、意味分かんないって

 

(真理)言語の面白さに浸れるって幸せですね

 

(愛弓)だと思います。バルセロナでは公立の学校はカタルーニャ語なので、スペイン語と別なんですけど、やっぱり面倒くさいじゃないですか。スペイン語ずっとやっていた人がバルセロナに来て、子供が別の言葉をやらなければいけないとか。だけど、わたしはひとつの街に住んで、二ヶ国後も勉強できるなんて楽しすぎると思っていて、それはすごく幸せだと思っています

 

(真理)言語を自分のなかに取り込んでいくときにアドバイスというか。こういう学び方いいよっていうのあります?

 

(愛弓)自分で役に立つと思っているのは、その言葉を喋るネイティブの人と話してるときに、それがだいたい分かる程度になったら、自分ならいまの表現どういう風に言ったかな?というのを常に考えながら聴くことです。自分だったら分かりやすいシンプルな表現をするけれども、ネイティブの人はいまこの動詞を使ったとか、あっ、こんな慣用句知らないとか。アクティブリスニングをして、こんな言い方をするんだと知ったら、使ってみる。今日はこの動詞を使うぞ!と決めて、朝に家を出るとか

 

(真理)体験ですね

 

(愛弓)そうですね、やっぱり体験しないと言葉は上手にならないですよね。わたしも使わないものは、どんどん忘れていくし、やっぱり言葉は生きてますから

 

(真理)通訳もお仕事でされているんですか?

 

(愛弓)通訳もします

 

(真理)どんなお仕事をされているんですか?

 

(愛弓)主にやっているのは翻訳会社の仕事で、翻訳と、翻訳案件のコーディネートもしています。テレビ会社とよく関わる仕事なので、ロケ素材の翻訳が多いんですよ。NHKとか、いろんなのやっているじゃないですか

 

(真理)はいはい



 

 



 

(愛弓)毎回テーマが違うから、いろんな言語が入ってきますし、非常に好奇心を刺激されて満たされるいい職場です

 

(真理)それはある種ストレスになる人もいるじゃないですか。自分の興味のないことや専門のじゃないことが入ってくると。でも愛弓さんにとっては、最高ですよね?

 

(愛弓)そう思ってます

 

(真理)知らないジャンルとか

 

(愛弓)知らないジャンルですよ。こんな世界があったなんてっていう

 

(真理)よくみつけましたね

 

(愛弓)天から降ってきました。出会いです、それも

 

(真理)天から降ってきた

 

(愛弓)自分のなかでこういうことがしたいとか、こういうことが大事だって、ずっと強く思っていたら、いつの間にか叶うんだなってすごく思いますね。いままで何度もありました

 

(真理)へぇー‼︎ 例えばいま思いつくエピソードありますか?

 

(愛弓)スペイン語をきちんとやりたいと思ったのが大学のときだったんです。でも機会がなくて、他のことをやっていたし、仕事はじめてからもちょこっと勉強したけど、これはもうスペイン語を話す国に住まないとできないなと思って。でもいつかやりたいという思いはあったんです。当時スペイン語とまったく関係のない生活をしていて、夫もフランス人ですし、その思いをどこかにしまっておいたんですけど、でもいつの間にかバルセロナに住むことになって、イヤでもスペイン語をしなきゃいけなくなって、でもこの想いって、ずっとあったもので、それが実現したっていう、そういうようなことがありますね

 

(真理)そのときに叶うかどうかというのはおいといて、自分が叶えたい思いがあることを持ち続けるというのが大切なんですね

 

(愛弓)そうですね。そう思います。自分と対話して、いますぐじゃなくていいんですよ、自分はどういうことがしたいのか、どういうことが大事なのかなっていうのを理解して。そのために定期的に自分と対話するようにはしています

 

(真理)それはいまでもですか?

 

(愛弓)はい、いつでもです

 

(真理)そこで自分のなかで湧いてきたものを大事に心に持っておくということ

 

(愛弓)どこかで大事にしていると絶対にいつか実現すると思います

 

(真理)いま大事にしている想いはありますか?

 

(愛弓)いつか夫も子供もみんな一緒に、ピースボートに乗って、世界一周したいです



 

 



 

(真理)へぇー‼︎ それはまたすごいな。家族全員で

 

(愛弓)家族揃って、家族5人でいつか。甲板から見える星が凄いんですよ。海のまんなかだから夜見える星が凄いんです

 

(真理)そうですよね。ちょっと興味持ちますね。ピースボート

 

(愛弓)さっきの「大事にしている思い」ですけど、自分のなかで大切にしているイメージのようなものがあって。聴いたことあるかもしれないですけど。容れ物があって、ちょっと大きめの小石と、砂があって、それをなかに入れなさいってなったときに、適当に入れると絶対に入らないんですよ。砂を先に入れても入らないんです、石がつっかえちゃうから。でも、先に大きめの石から入れていくとちゃんと砂が間に入っていっておさまるというイメージがあって。それと同じで、自分と対話しながら、いま自分が大事なのはなんだろう、いますぐじゃなくても叶えたいものはなんだろうって、大きさをちゃんと整理して、いま大切なものから先に入れるようにしていくと、気づいたら他の砂というか、当時はもうちょっと大切な度合いが小さかったものもいつの間にかおさまっているなーというのは思います

 

(真理)ハァー、そっかそっか。いま優先的に入れていく

 

(愛弓)あるじゃないですか、例えばですけど、仕事とキャリアと子供と住みたい場所とか。目の前にやりたいこと欲しいものがあるときに、どれも大切なんだけど、いま特に大事なものを選ぶと長期的スパンで、何年かあとにちゃんと叶ってます。全部。でも長期的に考えないとダメですよね(笑)

 

(真理)すっごい分かる。いまもっとも自分が響いていて、もっともコレだ‼︎というものを大事にしていくというのは、すごく分かります

 

(愛弓)真理さんが、いま大事にしているものはなんですか?

 

(真理)なんだろう。うちのネコ(笑)

 

(愛弓)アーーー(笑)

 

(真理)愛弓さんの人生のターニングポイントを聴いてもいいですか?

 

(愛弓)ひとつは、アメリカに行ったことですね

 

(真理)これは自分の意志ではなくですよね

 

(愛弓)両親の意志ですけど

 

(真理)それによってどう変わりましたか?

 

(愛弓)すべてですよね(笑) 思春期に住む国が変わるって凄いですよね

 

(真理)凄いよね

 

(愛弓)わたしは東京じゃなくて、兵庫県出身なんですけど、普通の小さな町の出身で、日本語オンリーで、田んぼのなかの小学校に通っていたような子がいきなりアメリカに行ったので。世界観も全部変わったけど、自分にはとても良かったと思っています。教育制度もアメリカの方が合っていたので

 

(真理)よかった

 

(愛弓)よかった、世界が開けましたよね



 

 



 

(真理)アメリカに行ったこと

 

(愛弓)20歳のときにわたしクリスチャンになったんですけど、それもターニングポイントになったかなと思います

 

(真理)そのきっかけは?

 

(愛弓)高校で会った友達や先生ですかね。高校時代ってすごく不安定じゃないですか。精神的にも、いろいろなレベルで。でもそんなときに自分をしっかり持って、こういうことがしたいとか自分の意見がしっかり言える尊敬できる友達がまわりにいて、その子たちと色々話していてって感じですね。わたしもそんな風になりたいと思って

 

(真理)洗礼も受けて?

 

(愛弓)受けました

 

(真理)聖書も読んだりするんですか?

 

(愛弓)毎日じゃないですけど、読みます。常に心の指針というか、大事にしています

 

(真理)スペインも素敵な教会もいっぱいありそうで

 

(愛弓)そうですね。わたしは普段、英語の教会に行ってるんですけどね

 

(真理)普段も教会に行ってるんですね

 

(愛弓)行ってます。外国で教会に行くとインターナショナルなので、それこそ色んな国の人たちに会えて楽しい。また言葉と人に戻るんですけど(笑)

 

(真理)ほんと、言葉と人ですね。表現するのも好きなんですか?

 

(愛弓)好きですね。書くの好きですね

 

(真理)翻訳しているということなんですけど、ご自身のことは書いたりしてないんですか?

 

(愛弓)ブログとかFBとか。まとまった時間があんまり取れないので、定期的にじゃなくて、好きなことを書きたいときに書いているだけなんですけど。自分自身の考えを出す場として重宝しています

 

(真理)自分の人生で大事にしている価値観ってありますか?

 

(愛弓)さっきの石と砂の話かもしれない。ただそのときに、どれがいま自分にとっての石なのか、もうちょっと小さい砂なのかを見極める直観みたいなものをすごく大事にしていて。直観は磨けると思っているので、それを磨くべく自分との対話をしています

 

(真理)直観を磨くのも、自分との対話が関係している

 

(愛弓)と思います。なかなか普段の生活で、じっと座って自分が本当に欲しいものは何かとか考える機会ってあんまりないじゃないですか。でもあえてそれをすると心が澄んできて見えてくるものがあるので、その時間をとって、そして何かのときに「これだ!」と思ったら、できるだけ従うようにしています

 

(真理)3人のお子さんを育てながら、その意識を持っているのが凄いなって思います

 

(愛弓)子育てでもそうですよ。あっ、いまこの子こういうことに興味があるとか、分かりますよね、ジッと見てて観察していたら。タイミングとか、この子はこういうのが大事なんじゃないのとか、直観に頼って子育てしているところも大きいと思います

 

(真理)ますます会いに行きたくなります。いままで旅したなかで「ここ印象に残ってる」という話を最後に聴いてもいいですか?



 

 



 

(愛弓)いろいろ行って、いろんな出会いがありましたけど、一番心に残っているのが、一番何もなかったところだったりして。エリトリアという国なんですけど

 

(真理)エリトリア?

 

(愛弓)知られてないでしょう? ピースボートで行ったんですけど。もちろん観光客行かないし、たぶんアフリカで一番新しい国のひとつで、エチオピアから独立して、本当になんにもない。塩は取れるんですけど。ガイドの人の「他の国の援助に頼らないで、自分たちで国を創っていきたい」という想いがすごくあふれていて、「なにもないけど自分たちで頑張っていきたい」と言っていて。人があたたかくて、だからその想いがわたしはすごく心に残りました。そのあとも情勢良くなかったりして、いまどうなっているのか分からないですが、わたしがピースボートで行ったときは、すごく希望に燃えていた時期だったので、それが強く印象に残っています

 

(真理)ありがとうございます。なんかきました(泣)

 

(愛弓)世界遺産とかいろいろあるけど、それよりもわたしは、やっぱりそういう出会いなんだなって思いました

 

(真理)ほんとですね。人とか想いとかですね。次にご紹介していただく方の名前とどんな面白さを持った方なのかを教えてもらえますか?

 

(愛弓)ピースボートで出会った友達で、日系ペルー人です。子どものときに家族で日本に来て、スペイン語が母国語なんですけど、ほんとにパワフルで、あたたかいエネルギーに溢れていて、いまペルー料理のレストランを東京でやっています

 

ということで次回は、東京在住の なかんだかりなつえ さん です。

 

永井愛弓さん、どうもありがとうございました。

 

愛弓さんのブログ

https://ameblo.jp/petitnyao/

 

心の辞書「mari's dictionary」の妹分

 

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わたしたちの楽しみでドキドキのチャレンジ「友達の輪」へようこそ!

 

「普通の毎日を生きる面白い人たち」をクローズアップして、その生き様をご紹介させていただきます。そして、その人から、また別の方へ……ざまざまな個性と魅力に富んだ方々と出会えることを楽しみにしています。


 

第11回目のゲストは、ヨース桃子さん‼︎

 

植田幸子さんからのご紹介です。

 

「スイスに住んでいるヨース桃子ちゃん。学部は違うんですけど、大学時代の友人で、彼女も旅をしていた子で、スペインが好きで、共通点がいろいろあって。いまはスイスに住んでいますが、いつもすごく頑張っているんですよね。いまはヨガを頑張っていて、子育てしながら学校通って、ヨガを教える免許もとって。すごく素敵な人です」


 

 

 

(まり)お名前と、どんなことをされているか教えてください

 

(ももこ)ヨース・桃子と申します。スイスのチューリッヒ近郊の町で2人の男の子の子育てをしています

 

(まり)お子さんはおいくつですか?

 

(ももこ)9歳と5歳です。去年の10月にヨガのティーチャートレーニングを終えて、いまお友達とか知り合いに自宅で、週に1回ヨガをレッスンさせていただいたりしています

 

(まり)お家でヨガのレッスン! ヨガはいつくらいからされているんですか?

 

(ももこ)6年ちょっとになりますかね

 

(まり)スイスで始めたんですか?

 

(ももこ)そうスイスで

 

(まり)スイスはどんなご縁で?

 

(ももこ)もともとは、わたし全然スイスに興味なかったんです。ヨーロッパに興味がなくて、東南アジアが大好きで、海大好きで、タイのダイビングショップで働いていたんです。そのときに、同じダイビングショップで働いていたのが、いまの夫で

 

(まり)タイで出会ったんですか?

 

(ももこ)そうです。それがかれこれ20年くらい前。スイスに来て16年になります

 

(まり)ご主人がスイスの方なんですか?

 

(ももこ)そうなんです

 

(まり)出会いはタイで、そこからすぐスイスですか?

 

(ももこ)夫はその当時、東南アジアを旅しながら、ダイビングショップで働いて、資金が貯まったらまた旅行して……ということを3年半くらいやっていて。わたしもバックパッカーで、旅行している時に知り合いました。わたしは日本に帰ったんですけど、彼はマレーシアとかインドネシアで働いていて、わたしもまたマレーシアに行って、そこのダイビングショップを手伝ったり、インドネシアに訪ねたりとかして、アジア内で行ったり来たりしていたんですけど。最終的に彼が3年半を終えて、スイスに帰っちゃったので、そのあとわたしがこっちに来ちゃったという感じです

 

(まり)スイスで結婚されたんですか?

 

(ももこ)そうですね

 

(まり)もともと桃子さんは日本にいて、旅が好きで海が好きで。タイに住んでいたのは?


 

 


 

(ももこ)最初にバックパック旅行に行ったのは、大学の友人と2人で。バンコクからマレー半島を南下して、マレーシアからボルネオ島までという旅行を夏休みのときにしたんですけど、それがはじめての東南アジア旅行で。そのときにすごくタイが気に入って、何度も何度も通い……

 

(まり)タイの魅力はなんだったんですか?

 

(ももこ)いっぱり魅力はあるんですけど、食べ物も美味しいし、海は綺麗だし。一番の魅力は人ですね

 

(まり)どんな人たちですか?

 

(ももこ)おおらかで、なんでも許してくれるというか。「そのままでいいよー」というところが、わたしは合った。違う言い方をすると「適当」みたいなところが苦手な人も結構いるかもしれないけど、わたしはそのゆるさが合ってた

 

(まり)タイでダイビングショップで働いていたということは、海にもたくさん入っていたんですか?

 

(ももこ)そうです。毎日海に潜っていました


 

 


 

(まり)インストラクターのお姉さんをしていたんですか?

 

(ももこ)インストラクターのひとつ下のダイブマスターというのをやってました。ダイビングのライセンスを持っている人に海のなかを案内する仕事ですね

 

(まり)毎日、海‼︎

 

(ももこ)そう、毎日、海‼︎

 

(まり)海のなかのガイドさんみたいな感じ?

 

(ももこ)そうです

 

(まり)桃子さんにとって、海の魅力って?

 

(ももこ)海の魅力。もうずっと好きで。見ているだけで気づかないうちに癒されるし。19歳でダイビングを始めて、人並みに失恋があったり、ちょっと悲しいことがあったり、そういうときに海に潜ると意識はしていなかったけど、癒されていたなということが、海にない国に来てすごく思う

 

(まり)それはどうなんですか? 海が大好きなおふたりにとって

 

(ももこ)ねーーー(笑) スイスに来た頃は、何年かスイスで働いて、いつかまた東南アジアでダイビングショップをやりたいねーなんて話があったんですけど。いつの間にか、子供も生まれ、すっかりスイスに(笑)

 

(まり)スイスの生活はどうですか?

 

(ももこ)わたしは大阪出身なんです。エンターテインメントに溢れている大阪。日本はどこでもそうですけど、楽しいことがいっぱい。スイスは、なんにもなくて。最初の頃は「すごいとこに来ちゃった」って(笑)

 

(まり)アハハハ!

 

(ももこ)でも16年いて、子供が生まれて、この町がベースに。スイスの人たちとの付き合いが増えてきたら、自然が綺麗だし。スイスはホントに森もすぐそこにあって、川があって、季節もくっきりしていて、春は花が一斉に咲いて、花だらけっていう感じで。季節季節がすごく美しいですね

 

(まり)わたしのイメージだと、スイスは、すごく寒いイメージがあるんですけど

 

(ももこ)冬は長い。ちょうど北海道と同じくらいの気候なんですよね。この辺で高度400mくらいなんですけど、もちろん、もっと山の方に行くと気温がグッと下がって、すごくいっぱい雪が降る。チューリッヒ近郊は、そこまで高度が高くないので、降って積もると友達は遊んだりするけど、去年は異常気象なのかあんまり降ってないですね

 

(まり)そこまで寒くならないんですね

 

(ももこ)寒いときは、マイナス十何度ですけど

 

(まり)寒い!!!


 

 


 

(ももこ)暖房がかなりきっちりとあるので、そこまで辛くはないかな

 

(まり)人生のなかで大事にしていることとか、こだわっていることってありますか?

 

(ももこ)歳と共に変わってくるけど、なんだろうなー。心がけていることは、満足すること。幸せを感じる秘訣じゃないけど、いまある状況に満足することかなって

 

(まり)いまある状況に満足すること

 

(ももこ)そうそう、平凡な暮らしなんですけど。例えば、お花だったり、天気のいい日のお日様だったりとか。取り囲んでいる自然が、ホントに美しいなって感じるようになって。朝起きてリビングに来て、観葉植物に昨日までなかった新しい葉っぱが一枚出てきて、他の葉っぱよりも薄い緑をみつけたときに「わー‼︎」ってなる嬉しい気持ち。若い頃は気づかなかった。歳を取っていくことの嬉しい部分かな。怪しい?(笑)

 

(まり)すっごい分かる!

 

(ももこ)分かる?

 

(まり)若いときには、それ全然分からなかったよねー

 

(ももこ)楽しいこととかワクワクすることばっかり若い頃は考えていて

 

(まり)いまヨガの先生をされているってことで

 

(ももこ)先生というか、まだ最初の段階なんですけどね

 

(まり)ヨガの魅力って聞いてもいいですか?

 

(ももこ)最初に始めた頃は、身体の面で調子いいなって感じて。ずっと肩凝りとか腰が痛かったりしていたのが、週一で先生のところに通っていたら「調子いいなー」って。夏休みに入ってヨガのレッスンがないと「なんか肩が痛い」「腰が痛いな」って。ヨガはいいんだという感じで続けていったんですけど、だんだん「それだけじゃないな」ってなってきて


 

 


 

(まり)レッスンを受けているだけじゃなくて、教える側にいってみようと思った気持ちの変化てあるんですか?

 

(ももこ)もっともっと知りたくなった。身体だけじゃなくて、内面にものすごくヨガが与える影響。精神的な静けさ。ありきたりな言葉で言うと「内面を見つめる」みたいな、そういうところからヨガ哲学とか、どんどん知りたいなって思い始めて。普通のレッスンは、他のみんなと一緒だから、先生に質問ばかりするわけにはいかないから(笑) そのときにティーチャー・トレーニングを受けようかなって思って。そうするとすべて、身体の動きだけではなくて、哲学から呼吸法、瞑想、全部教えてもらえるし、質問もし放題(笑)

 

(まり)アハハハ!

 

(ももこ)最初は教えようというのは、そこまで考えてなかった。ただ自分がもっと知りたいというのがすごく大きくて。それで去年の4月から始めて半年間、学校に通ったんです

 

(まり)きっかけは、教える資格が欲しいとかではなくて、もっと深く知りたいという延長上にあったってことですね

 

(ももこ)そうですね。ただ最終の試験、実技とか筆記試験とか、そのなかで教える実技試験というのもあって、それで自宅で友人とか知人とかに教える練習をさせてもらって、それが楽しくて続けていて

 

(まり)習っているときとレッスンをしているのって、立場が違うと体験も違います?

 

(ももこ)全然違いますね

 

(まり)教える側の楽しさって、どんな楽しさがありますか?

 

(ももこ)どんな流れを取り入れていくか。流れを考えるのも結構楽しい

 

(まり)そうなんですねー!

 

(ももこ)今日は、こういうところに重点を置いて。今日はバランスにちょっとフォーカスしてとか、自分のなかでテーマを決めて、準備するのも楽しいですし。あとはやっぱり終わったあとに、普段全然運動していなから「すごくほぐれたー」とか「気持ちよくて寝ちゃいそうだった」とか言ってもらえるとすごく嬉しい。まだまだこれからなんで

 

(まり)もっともっとやっていきたいという気持ちはありますか?

 

(ももこ)そうですね。ヨガを学ぶのも続けていきたいし、教えるのもボチボチとやっていきたいですね

 

(まり)ヨガは内側も見ていくというのがあったんですけど、もともとそういうことに興味があったんですか?自分の内側を見ることに

 

(ももこ)もともとは、外、外。思いついたらバーッと好きなことに夢中になるタイプで、そんなに自分の内側にというのは、そんなに

 

(まり)ヨガがきっかけですか?

 

(ももこ)ヨガとかスイスの生活。いろいろな情報が日本みたいにどんどん入ってくる環境とは全然違って。スローペースな生活、そういう影響もあるかもしれないですね

 

(まり)大阪とはぜんぜん違いますもんね

 

(ももこ)違いますねー


 


 

(まり)もともと旅が好きで、旅をいっぱいされていて、桃子さんにとって旅の魅力って?

 

(ももこ)一人旅で、現地でいろいろな人と知り合うのが一番楽しいですよね。現地の人が「何を食べてるのかな」「何を売ってるのかな」っていうのも面白いし。おうちに呼ばれたりとか泊めてもらったりとかそういうのも楽しいし。ちょっと真面目な話でいうと、いろいろな人に会いますよね。わたしが日本で普通に大学に行って、そこから旅に出て、いろいろな人に出会うと、いろいろな生き方をしている人がいて。旅人もそうだし、現地に住んでいる人もそうだし。いろいろな人に出会って根元から価値観というかね、常識を覆されるような経験が何度も何度もありますよね。例えば、プーケットかどこかで、夜に歩いて屋台に行くと、マーケットで足がない男の人がスケートボードの上に乗って、手で移動していて。ちっちゃい箱を自分の前に置いて、タバコとかキャンディみたいなのを売っていたんですね。道端で座りこんで、わたしもそこで一緒に話をしだして、タイの人たちは好奇心がすごいので「どこから来たんだ」とか質問攻めみたいな感じになって話したりする、そういう経験があると、日本でのちっちゃい悩みとかどうでもよくなるというか。こんなに逞しくて、足がなくても手で移動して、ちゃんと商売して、そのことを訴えるんじゃなくて、全然普通にね。逞しさとか明るさとか。自分の悩みなんてどうでもいいんだって思わせてくれるような体験が、旅に出るといっぱいありますよね

 

(まり)大学卒業して就職ではなくて旅をしていたんですか?

 

(ももこ)最初は、旅行会社に就職したんです

 

(まり)へぇー!

 

(ももこ)ダイビングは19歳から始めていたので「三度の飯よりダイビング」というくらいに、めちゃくちゃハマっていて。でもいざ就職で迷って迷って。ダイビングの仕事か、やっぱり就職した方がいいのかって。結局旅行会社に就職したんですけど、1年後ぐらいに倒産しちゃったんです(笑)

 

(まり)おっ!1年で?(笑)

 

(ももこ)1年で(笑) 新人のペーペーで入って、1年で倒産! 周りの先輩とか上司とか、その日は朝からザワザワしていて、昼くらいに「もう業務しなくていいから」って言われて、その後14時くらいから支店長さんみたいな人から話があって「倒産」って

 

(まり)じゃあ、突然の倒産?

 

(ももこ)先輩たちは、みんな「えーーーー⁈」て、涙が出てる先輩たちもいたけど、わたしは心のなかで「Yes!」って(笑)

 

(まり)アハハハ!

 

(ももこ)で、たまたまその4日後から、母とふたりでクアラルンプールに3泊4日ぐらいで旅行に行く予定にしていたんです。それに行って4日後、母だけ日本に帰して、わたしは帰りの飛行機をキャンセルして。もう仕事いかなくていいから(笑) 1ヶ月とか2ヶ月とか。もうね、何を考えていたんだろう(笑)

 

(まり)へぇーーーー⁈ おもしろーーーい! 倒産してヤッターだったんですね

 

(ももこ)見せないでコッソリ。ヤッター!って(笑)

 

(まり)そして、残ってどうなったんですか?

 

(ももこ)そのときは、ちょっと旅行とかして、日本に帰ったんだけど、やっぱりこれは「ダイビングの方へ行きなさい」ということだと思って。そのときはまだオープン・ウォーターコースという最初のライセンスだったので、その後、アドバンスを取って、ステップアップして、マスターコースをタイで取りました

 

(まり)そこで、ダイビングの仕事?

 

(ももこ)そうですね


 


 

(まり)じゃあ、一度日本に帰って来て、そこからタイに行ったんですか?

 

(ももこ)その頃は、行ったり来たりで。お金も全然ないので、日本に帰ってきてバイト掛け持ちして、バイト代を貯めてはタイに行き

 

(まり)楽しいー

 

(ももこ)ハイシーズンとオフシーズンがあって。タイはオフシーズンになると海が荒れちゃうんで、お客さんがあまり来なくなって、ダイビングショップも閉まっちゃう。なのでハイシーズン働いて、オフシーズンは日本に帰る

 

(まり)へぇー! 桃子さんの人生のターニングポイントって倒産ですか?(笑)

 

(ももこ)その前に19歳でダイビングを始めたのが、わたしのなかではもうターニングポイントかな

 

(まり)どこの海だったんですか?

 

(ももこ)オーストラリア、ケアンズ。高校の卒業旅行に行こうって、女の子のグループ6人で行ったんですね。その内の2人だけ、なぜかダイビングしようということになって、2人でダイビングライセンス取ったら、もうハマっちゃって。それまでは、淡々と学生やってたんですけど、ダイビング始めてから、もう「ダイビングのために!」ってなって。いかに海に潜るために働くか、海に潜るために時間を作るか、みたいな。それ中心の生活になってしまったら、毎日がほんとに楽しくなりましたね。結局そのままダイビングが好きで好きで好きで、タイに行って働いて、いまの夫もダイビングが好きで知り合って、スイスに来て自分があるのもダイビングを始めたからで

 

(まり)ターニングポイントは、はじめてケアンズでダイビングをしたこと?

 

(ももこ)そうですね。倒産もターニングポイントかもしれないですね(笑)

 

(まり)倒産がなかったら全然違ってたかもしれませんよね。旅行会社に勤めていたときは、ダイビングはできていたんですか?

 

(ももこ)旅行会社で働いていたときは、週末だけ地元のダイビング・ショップでバイトしたりしてましたね。和歌山に潜りに行ったりとか。友人の実家が和歌山のキャンプ場で、ダイビング・サービスもしていたので、GWとかは住み込みで潜らせてもらったり

 

(まり)へぇー!それをイメージすると、いまの生活は全然違いますね

 

(ももこ)そうなんですよね(笑)

 

(まり)スイスではアウトドアなことはされているんですか?

 

(ももこ)いまは、子供たちと一緒にできることで、森を歩いたりとか、自転車に乗ってサイクリングしたり



 

(まり)それも楽しそう! 海には随分潜っていないんですか?

 

 

(ももこ)最後に潜ったのが10年前、上の子が生まれる前なので。いつかまたと思っているんですけど、その頃に体力があるのかな(笑)

 

(まり)これからどんな生き方がしたいですか?

 

(ももこ)あんまり計画をしないんで(笑) うーん、なんだろう。ヨガは一生続けたいな。さっきの海の話をしていても感じたんですけど、わたしのなかでは共通点があるんですよね。どっちも癒しになるし、呼吸も波も寄せては返すの、繰り返し。呼吸も波みたいに。静けさと沈黙を楽しむ。海のなかもダイビング中も沈黙で、静かな世界を楽しむ。なんか大きな波のなかに委ねちゃうて感じ

 

(まり)そっかそっか、どちらも力を抜くことですね。ずっと力を抜くことをやってきたのかもしれないなーと思いました。生き方もそういう生き方ですか?

 

(ももこ)そうかもしれないですね。目標を立ててそこに向かって、がむしゃらにというのはないですね

 

(まり)来た波に乗っていくというか

 

(ももこ)分かれ道がきたら、なんか楽しそうな方を選んで、それでずっときちゃったって感じ

 

(まり)桃子さんの人生にとって大事なことって、楽しいかどうかなのかな?

 

(ももこ)なにをもって楽しいと思うのかは年齢で変わってはきているけど、基本的にはそうかもしれない。心地いいなーとか。志が低い人なんですよね

 

(まり)わたしも同じです。目標設定がまったくできないんですよ(笑) そのとき、そのときの閃きとか心が動いたものを選ぶだけなんですね

 

(ももこ)わたしもそうですね



 

 


 

(まり)海に入ったときって、それしかないですよね。あっ!あっ!って

 

(ももこ)そうそう!あー幸せー!って

 

(まり)海のなかにいるときって「な~にもいらない」てなりますよね

 

(ももこ)いらない、いらない。な~んにもいらない

 

(まり)なんで海のなかって、あんなに幸せなんだろう

 

(ももこ)太陽も幸せだし、ボートの一番前に乗って行くときの風の感じとか。幸せ~‼︎

 

(まり)海って毎回違うしね

 

(ももこ)仕事で潜っていると、同じダイビングポイントで、毎日潜るけれど、毎回違いますね

 

(まり)飽きるってないんですか?

 

(ももこ)飽きなかったですね。同じ場所ほど、愛着がわいて面白かったですね

 

(まり)ガイドするときに「この人たちにこれを見せたい!」ってワクワクするでしょう?

 

(ももこ)そうそう!マレーシアのティオマン島という島で働いていたことがあるんです。そのときに、まだライセンス取ったばかりのホヤホヤのダイバーさんを連れてガイドしてて、ボートからポチャンって海に入って下を見たらマンタがいたんです。お客さんに見せたくて「下、見てー!」って言うんだけど、ダイビング、ホヤホヤだから「マンタが凄いぞ」って、あんまり分からなかったのか、だからなに?って感じで(笑)

 

(まり)海のなかって喋れないから、余計に自分のなかで高まりますよね

 

(ももこ)自分のなかでは「ワーーー‼︎」って(笑)

 

(まり)たくさんの海に潜っていて、特別な体験ってありますか?

 

(ももこ)ダイビングの仕事をする前に、インストラクターの男友達3人とわたしとで、和歌山の海に潜りに行って。「俺たちがいるから大丈夫」みたいな感じで、かなり深いところまで行ったんですね。どんどん深いところまで行って、一番深いところが砂地の白い砂で、深いけれど太陽の光が白い砂に反射してキラキラ光ってて。窒素酔いになって気持ちよーくなってしまって、光っている一番底のところが上だと思ってしまって、ニヘラーッて笑ってたんだと思う(笑) わたしはどんどん底の方へ、そこが水面だと思って、そっちに行こう行こうとしていて、一緒に行った友達はみんなインストラクターなので「ダメダメ!」って連れて帰ってくれたんだけど

 

(まり)それ危ないよね

 

(ももこ)危ないですよね。なんとも言えない気持ちよさは覚えてますけど(笑)

 

(まり)ガイドをやっていたときの喜びって何でした?

 

(ももこ)正直に言うと、当時は20代前半で、自分が海に入りたくて仕方なかった。お客さんというよりも、まず自分がとにかく1日でも多く海に入りたくて。20代前半って自分本位で、海に潜りたくて仕方がなくて、ガイドという仕事をしていて

 

(まり)聴いていて思ったんですけど。ヨガの先生になるときの話と同じだと思ったんですよ。わたしが「もっと楽しみたい」「もっと知りたい!」の延長上に教えるとか、ガイドというのがあって。桃子さんは、もともと好きなことを追求したい、深めたいというのがあって、その延長上にみんなを楽しませたいというのがあるのだなーと感じました

 

(ももこ)そう考えると、まだ教える立場としては失格というか

 

(まり)もともと教えたいとかガイドがしたいとかではなくて、目的は自分が楽しむことで、自分が喜ぶことで、それをやっていると、自分以外の誰かも自然と楽しませていく人なんじゃないかなと思いました


 

 

 

(ももこ)「ダイビングにすごくハマった」と聞くと、とても嬉しいし、いまもヨガが「気持ちよかった」「定期的にやりたい」なんていう人がいると嬉しいなーって。タイで仕事しているとき、10歳くらいから子供も体験ダイビングができるんですね。アシスタントについて行ったとき、まあ、子供の反応を見るのは、面白かったですね。ドイツ人の子供だったんですけど、海のなかで「わーーー‼︎」って、もう目もこんなに見開いて、むちゃくちゃ楽しんでいるのがすごくよく分かって「おもしろいって、いいなー」って

 

(まり)スイスに住んでいる方から海の話が聴けて嬉しい。スイスの人たちは、どういう感じですか?

 

(ももこ)全体的に言うと、真面目で閉鎖的かな。特に田舎の人たちは、素朴で地味な感じ。チューリッヒに住んでいる若い人たちは全然違いますけどね。日本人に限らず、スイス人以外の国の人たちと知り合って話すと、スイス人社会に入るのすごく大変というか、なかなか入れなかったと。すごく親切だけど、一歩踏み越えて入るまでが大変

 

(まり)入ってしまえば、もう大丈夫

 

(ももこ)すごーく誠実。時間はかかりましたね。やっとちょっと入れたなと思ったのが、10年過ぎてから

 

(まり)すごいなー


 

 


 

(ももこ)これからは、隣に住んでいる義理両親、そして日本の母との時間を大切にしたいとよく思っています。父は3年前に他界してしまったのですが、義理両親も母も70歳を超えたので、一緒に過ごせる日常の何気ない、ひとときを大事にしたいですね。万が一、義理ママが料理できなくなったときのために、スイス料理のレパートリーも増やしていかないと、と思っています。日本の母とも、もっともっと楽しい思い出を作りたいですね。そして、いつか海のそばに住みたい、という夢もしつこく諦めていません(笑)

 

(まり)次にご紹介してくださる方を教えてもらえますか

 

(ももこ)永井愛弓(Ayumi Schall)さん。フランス人のご主人と、以前はNYに、いまはバルセロナに住んでいる3人の男の子のママです。子供たちは、英語・フランス語・日本語・スペイン語を話す国際的ファミリー! 彼女は、以前は難民支援の仕事をしていたり、語学堪能な才女なのですが、一番素敵だなぁと思うのは、遊び心があって生きることを楽しんでいるところです。


 

次回は、バルセロナ在住の永井愛弓さん**です‼︎

 

ヨース桃子さん、どうもありがとうございました!!


 

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