わたしたちの楽しみでドキドキのチャレンジ「友達の輪」へようこそ!
「普通の毎日を生きる面白い人たち」をクローズアップして、その生き様をご紹介させていただきます。そして、その人から、また別の方へ……ざまざまな個性と魅力に富んだ方々と出会えることを楽しみにしています。
第12回目のゲストは、永井愛弓さん‼︎
ヨース桃子さんからのご紹介です。
永井愛弓さん。フランス人のご主人と、以前はNYに、いまはバルセロナに住んでいる3人の男の子のママです。子供たちは、英語・フランス語・日本語・スペイン語を話す国際的ファミリー! 彼女は以前、難民支援の仕事をしていたり、語学堪能な才女なのですが、一番素敵だなぁと思うのは、遊び心があって生きることを楽しんでいるところです。
(真理)お名前といまどんなことをされているのかを教えてください
(愛弓)永井愛弓です。愛する弓です。キューピットです
(真理)ほんとだ‼︎ キューピットだ‼︎
(愛弓)仕事もしてますし、子育てと語学の勉強と色々やってます
(真理)ご紹介してくれた桃子さんが、愛弓さんは才女だとおっしゃっていました。いろんな国の言葉が話せて、お子さんたちもそうだと聴いたんですけど。お子さんはおいくつですか?
(愛弓)男の子が3人いて、9歳と8歳と4歳です
(真理)3人の男の子のお母さんなんですね。ご主人は?
(愛弓)フランス人です
(真理)いまバルセロナに住んでいらっしゃるんですよね
(愛弓)そうです
(真理)その生活はどうですか?
(愛弓)いま5年目に入ったんですけど、バルセロナは本当にいい街で、気候はいいし、海と山が近くて人がやさしくて。行ったことないんですけど、宮崎と通じるとこがあるのかしら
(真理)わたし、スペインに行きたくて。今年(2020年)の6月に行く予定にしていたんですよ。だけどコロナでね、一旦中止。すごく行ってみたいんです
(愛弓)ぜひ次回いらしたときにはご連絡ください
(真理)すっごい嬉しい‼︎ 絶対そうさせてもらいます(笑)
(愛弓)会いましょう‼︎
(真理)バルセロナに住むことになった経緯やご主人とのことを教えてもらってもいいですか?
(愛弓)わたし12歳からアメリカで暮らしていたんですけど
(真理)そうなんですか⁈ 生まれは?
(愛弓)生まれは日本です。12歳のときに家族で渡米して、そのあとずっとアメリカだったので、仕事もアメリカでしていました。夫もアメリカで仕事をみつけて、大学で教えていたんですが、やっぱりヨーロッパに行きたいねということになって、4年前にバルセロナで仕事が見つかって移住しました
(真理)日本には大人になってからは住んでいないんですか? ずっと海外生活ですか?
(愛弓)子供の頃の12年間と大学院は日本に行きたくて、日本に行ったので2年間。そのときはじめて東京に住みました
(真理)ご結婚は何年前にされたんですか?
(愛弓)2007年なので13年前ですね。日本に2年間いるときに日仏の学生同士の交流みたいなプログラムがあって、フランスにいた夫と出会って。遠距離を経て、わたしはアメリカに就職して、彼はアメリカで大学院に行くことになって、アメリカで合流した感じです
(真理)ほんとに国際的な感じですね
(愛弓)常に一緒に居られる場所を探って、なんとかやってきました
(真理)離れていた時期も結構あるんですか?
(愛弓)出会ってから、アメリカで落ち着くまで、2年くらいですね
(真理)2年くらいは行ったり来たりされていたんですね
(愛弓)そうです
(真理)愛弓さんは、どんなことに関心があったり、どんなことを大事に生きている方ですか?
(愛弓)言葉が好きで、(紹介してくれた)桃ちゃんもたくさん喋れるって言ってくれるんですけど、趣味なんです。実用的な趣味ではあるんですが、人とコミュニケーションがとれる。わたし、人と会うのも本当に好きなので、言葉ができないともったいない。言葉が喋れれば喋れるほどコミュニケーションがとれる人の数が増えるんじゃないですか。だからわたしはそれが嬉しくて。オタクレベルでは、文法もすごく好きなので、まったく気にならないんです
(真理)へぇー‼︎ すごい能力‼︎ それはむかしからなんですか?
(愛弓)12歳でアメリカに行くまでは、日本語だけで育ったんですけど。アメリカに行って、世界が開けて語学が好きなんだと気づきました
(真理)いまは何ヶ国語、お話になるんですか?
(愛弓)実際にちゃんと話せるのは、日本語、英語、フランス語。ドイツ語はずっと勉強していたんですけど、かなり錆びついています。あとはいまバルセロナに住んでるので、スペイン語と現地の言葉のカタルーニャ語。バルセロナは一応、公立の学校とかは全部別の言葉なので
(真理)えーーーー⁈
(愛弓)そうなんですよ。スペイン語だけでもぜんぜん生活できるんですけど、みんな基本的にスペイン語とカタルーニャ語のバイリンガルなので、わたしは他の人が喋ってるその言葉を勉強せずにいられないというか。なのでカタルーニャ語もやっています
(真理)独学ですか?
(愛弓)基本独学で、いまは夫の職場が週に1時間半、先生をつけてくれています。あとはランゲージ・エクスチェンジといって、英語を喋りたい人たちと一緒に週1時間会って、30分は英語、30分はスペイン語なりカタルーニャ語を喋って、というので、そこで友達ができたりして、それはずっと続けてます。楽しいです
(真理)言葉が好きで、言葉は誰かとコミュニケーションするのに必須だから余計に好きってことなんですね
(愛弓)そうですね
(真理)人が好きで、人に興味があるってことですかね?
(愛弓)そうだと思います。新しい人と会って、だから真理さんのこともすごく聴きたいんですけど
(真理)アハハハ!
(愛弓)興味津々です
(真理)ありがとうございます(笑) いつかわたしのことも聴いてください
(愛弓)バルセロナにいらっしゃったときに
(真理)人生のなかで起きた、ハプニングを聴かせてもらえますか?
(愛弓)人生のなかのハプニング、いろいろありましたよね(笑)
(真理)聴きたい! 愛弓さんも旅が好きなんですか。桃子さんは、すごく旅が好きとおっしゃってたんですけど
(愛弓)そうですよ、桃子ちゃんとも旅先で会いました。ベリーズという、あまり知られていない国で、マヤの人たちが生贄を捧げていた洞窟を訪ねる旅で
(真理)マニアックー(笑)
(愛弓)でしょう(笑) そのツアーでたった1日だけ一緒だったときに、この人と繋がっていたいと思ったんですよね。子供産まれる前だから2009年かな。国も違って、彼女はスイス、当時わたしはアメリカで、でもずっと繋がってて、スイスにも遊びにも行きました
(真理)そのマニアックなベリーズの旅は、なにに惹かれて行ったんですか?
(愛弓)グアテマラに行きたくて、グアテマラのピラミッドに行って、地図を見て、もう一泊ここらへんに行きたいねってなったときに、この知らないベリーズという国がくっついていたので、じゃあここに行こう!と。結構適当です
(真理)愛弓さんがその当時、旅に行くときの目的ってどんな感じだったんですか? 行く国や場所を決めたりするときのポイントとか
(愛弓)学生の頃は、フランスに留学してたんですけど、ヨーロッパって、バスや電車でどこにでも行けるじゃないですか。なにも考えずに地図を見ながら、ひたすら行っていました。知らない国も
(真理)おもしろい(笑)
(愛弓)とにかくなんか見たくて
(真理)手当たり次第って感じ?
(愛弓)あの頃は、そうでしたね。あの頃は、もう手当たり次第で、行った国で「なんでここ来たの?」って言われたりとか。そのあとピースボートに乗ったんですけど
(真理)いくつのときですか?
(愛弓)日本に2年間いたときです。せっかく自分のアイデンティティを取り戻すじゃないですけど、しばらく日本で暮らさないと自分が何人か分からなくなるという気持ちがあって。アメリカではアメリカ人でもないし、完全に日本人ともいえないし、自分はなんだろ?って悩んだ時期がありました。それで決意して日本に戻ったのに、「世界一周の旅」のポスターを見て、せっかく2年しかないのに3ヶ月は世界一周の旅に出てしまいました
(真理)なぜ行きたいと思ったんですか?
(愛弓)見たときに、これは行くしかないと思って。旅好きなので。通訳で乗ったんですよ。通訳として乗ると旅費無料なんですよ
(真理)へぇーーーー‼︎
(愛弓)無料で世界一周できるってすごくないですか?
(真理)すごい‼︎ どんな体験になりましたか?
(愛弓)一生忘れられないです。また乗りたいです。他の国に行くだけじゃなくて、いろんなスピーカーの人が乗ってきて、本当に様々な環境問題とか戦争のことから平和について話す、そういう講演を通訳するのが仕事だったので、すごく勉強になりました。あとは船での出会いですよね。やっぱり船に乗りたいと思う人が集まっているので、一生の友人が得られました。目的意識を持って旅するということをそのときに学んだかもしれませんね。手当たり次第ではなく、世界遺産だけではなくて、その国が抱えている問題にも目を向ける形で訪れるという
(真理)3ヶ月間、ピースボートかー
(愛弓)いつか機会があればぜひ‼︎
(真理)あれって、年齢制限ないんですか?
(愛弓)ないんですよ。だから意外と60代、70代の人が多いんですよ。時間とお金があるから
(真理)ピースボートは、毎回行く国は決まっているんですか?
(愛弓)違います。人が好きに戻るんですけど、わたしは当時ギリギリ20代。60代70代の人の多くと異世代交流というか、その人たちと時間を過ごすとすごく面白かったですね。いろんな話が聴けて。おじいちゃんおばあちゃんの代とか、人生経験豊富ですから。話を聴いているだけで勉強になったし面白かったです
(真理)愛弓さんの人生はずっと、知らないものを知るとか、知らないものに対する好奇心でずっときた感じですかね?
(愛弓)そうかもしれない。好奇心は、すごく旺盛だと思っています
(真理)それって、興味にあることに関してだけですか。それともなんにでも興味があるんですか?
(愛弓)うーん、結構なんにでも。あまり難しいと分かんないから放棄しますけど、読んでる本とかでも結構手当たり次第に
(真理)へぇー‼︎ 知らないことであれば、どんなジャンルでも好奇心が湧くって感じなんですかね
(愛弓)知らないことのなかには、必ず面白いことが潜んでいると思っています。知って損したって思うことって、あんまりないのかな
(真理)なるほどなるほど。どんな瞬間に面白ーい‼︎って思います?
(愛弓)いろいろ繋がっていくときだと思います。手当たり次第に色々読んだりしたりしているように見えても、絶対どこかで繋がっていく瞬間があるんですよ。このとき読んだこのことと、いま起こっているこのことは、全然関係ないように見えて、こんなところで繋がってたんだとか。語学を勉強していても、この言葉とこの言葉のこんなところがとか、違う国で会った違う国の違う言葉を喋る全然違う人たちのなかから、なにか共通のことを知れたり。知れば知るほど世界が小さくなっていくといったら変ですけど。大きくなっていくのと小さくなっていくのが同時に起こっているような
(真理)ハァー、面白いその感覚。そっか知らない世界だから知りたいと思うけれど、知ったらいままで知っていたものと繋がりをみつけて
(愛弓)繋がっていく
(真理)面白いそれ
(愛弓)面白いですよね‼︎ 世界はどんどん広がっていくのに、凝縮されていく感じ
(真理)イヤー‼︎ その感覚面白い‼︎
(愛弓)こんにちは(画面に息子さんが登場)
(真理)こんにちは
(愛弓)一番下の子です
(真理)4歳の? かわいいねー‼︎ 子育てはどうですか。男の子3人のママってどうですか?
(愛弓)よく聞かれるんですけど、すごく楽しいです。なんか個性的なキャラが揃いました(笑)
(真理)三人三様ですか
(愛弓)そうですよ。すーごく個性的で面白いです
(真理)お子さんとは言葉は、何語でコミュニケーションするんですか?
(愛弓)わたしは日本語です
(真理)ご主人はフランス語で?
(愛弓)そうなんです
(真理)兄弟間は?
(愛弓)フランス語です。学校がフランス語なんで
(真理)お子さんは、何ヶ国語喋るんですか?
(愛弓)まだちっちゃいし、基本ほんとに出来るのは、日本語とフランス語。上の子はアメリカに住んでいたので英語。あとスペイン語は、だいたいみんな分かってる、なんとなく
(真理)凄いー‼︎ どこの国でも生きていけますね
(愛弓)ねー、そうなると良いですけどね
(真理)言葉がなくてコミュニケーションできたら、それはそれで面白いだろうけど。やっぱり言葉って凄いですよね
(愛弓)言葉は、その言葉を使ってきた人たちのね、歴史とか世界観とかが全部入ってるんで、凄いですよね
(真理)とくに好きな言語って何語ですか?
(愛弓)難しい(笑)
(真理)一番、感情を表現しやすいのは?
(愛弓)英語ですね、わたしは。でも読むのは、身体の深いところでドイツ語が好きなんですよ。どうしてって聞かれても分からないんですけど。日常で使っているのはフランス語なんですけど、わたし前世があればドイツ人だったんじゃないかと。ドイツ語で文章を読むということ自体が好きです。ごめんなさい、オタクですね
(真理)感情表現が一番できるのは英語で、読むときに自分のなかに響いてくる感じがドイツ語なんですか、沁みてくるというか
(愛弓)そこまでドイツ語ができるわけじゃなくて、沁みるというよりも、ドイツ語の文法が好きなんです
(真理)こんな話、聴いたことないです
(愛弓)あんまりいないかもしれないです(笑) 引かれますね、意味分かんないって
(真理)言語の面白さに浸れるって幸せですね
(愛弓)だと思います。バルセロナでは公立の学校はカタルーニャ語なので、スペイン語と別なんですけど、やっぱり面倒くさいじゃないですか。スペイン語ずっとやっていた人がバルセロナに来て、子供が別の言葉をやらなければいけないとか。だけど、わたしはひとつの街に住んで、二ヶ国後も勉強できるなんて楽しすぎると思っていて、それはすごく幸せだと思っています
(真理)言語を自分のなかに取り込んでいくときにアドバイスというか。こういう学び方いいよっていうのあります?
(愛弓)自分で役に立つと思っているのは、その言葉を喋るネイティブの人と話してるときに、それがだいたい分かる程度になったら、自分ならいまの表現どういう風に言ったかな?というのを常に考えながら聴くことです。自分だったら分かりやすいシンプルな表現をするけれども、ネイティブの人はいまこの動詞を使ったとか、あっ、こんな慣用句知らないとか。アクティブリスニングをして、こんな言い方をするんだと知ったら、使ってみる。今日はこの動詞を使うぞ!と決めて、朝に家を出るとか
(真理)体験ですね
(愛弓)そうですね、やっぱり体験しないと言葉は上手にならないですよね。わたしも使わないものは、どんどん忘れていくし、やっぱり言葉は生きてますから
(真理)通訳もお仕事でされているんですか?
(愛弓)通訳もします
(真理)どんなお仕事をされているんですか?
(愛弓)主にやっているのは翻訳会社の仕事で、翻訳と、翻訳案件のコーディネートもしています。テレビ会社とよく関わる仕事なので、ロケ素材の翻訳が多いんですよ。NHKとか、いろんなのやっているじゃないですか
(真理)はいはい
(愛弓)毎回テーマが違うから、いろんな言語が入ってきますし、非常に好奇心を刺激されて満たされるいい職場です
(真理)それはある種ストレスになる人もいるじゃないですか。自分の興味のないことや専門のじゃないことが入ってくると。でも愛弓さんにとっては、最高ですよね?
(愛弓)そう思ってます
(真理)知らないジャンルとか
(愛弓)知らないジャンルですよ。こんな世界があったなんてっていう
(真理)よくみつけましたね
(愛弓)天から降ってきました。出会いです、それも
(真理)天から降ってきた
(愛弓)自分のなかでこういうことがしたいとか、こういうことが大事だって、ずっと強く思っていたら、いつの間にか叶うんだなってすごく思いますね。いままで何度もありました
(真理)へぇー‼︎ 例えばいま思いつくエピソードありますか?
(愛弓)スペイン語をきちんとやりたいと思ったのが大学のときだったんです。でも機会がなくて、他のことをやっていたし、仕事はじめてからもちょこっと勉強したけど、これはもうスペイン語を話す国に住まないとできないなと思って。でもいつかやりたいという思いはあったんです。当時スペイン語とまったく関係のない生活をしていて、夫もフランス人ですし、その思いをどこかにしまっておいたんですけど、でもいつの間にかバルセロナに住むことになって、イヤでもスペイン語をしなきゃいけなくなって、でもこの想いって、ずっとあったもので、それが実現したっていう、そういうようなことがありますね
(真理)そのときに叶うかどうかというのはおいといて、自分が叶えたい思いがあることを持ち続けるというのが大切なんですね
(愛弓)そうですね。そう思います。自分と対話して、いますぐじゃなくていいんですよ、自分はどういうことがしたいのか、どういうことが大事なのかなっていうのを理解して。そのために定期的に自分と対話するようにはしています
(真理)それはいまでもですか?
(愛弓)はい、いつでもです
(真理)そこで自分のなかで湧いてきたものを大事に心に持っておくということ
(愛弓)どこかで大事にしていると絶対にいつか実現すると思います
(真理)いま大事にしている想いはありますか?
(愛弓)いつか夫も子供もみんな一緒に、ピースボートに乗って、世界一周したいです
(真理)へぇー‼︎ それはまたすごいな。家族全員で
(愛弓)家族揃って、家族5人でいつか。甲板から見える星が凄いんですよ。海のまんなかだから夜見える星が凄いんです
(真理)そうですよね。ちょっと興味持ちますね。ピースボート
(愛弓)さっきの「大事にしている思い」ですけど、自分のなかで大切にしているイメージのようなものがあって。聴いたことあるかもしれないですけど。容れ物があって、ちょっと大きめの小石と、砂があって、それをなかに入れなさいってなったときに、適当に入れると絶対に入らないんですよ。砂を先に入れても入らないんです、石がつっかえちゃうから。でも、先に大きめの石から入れていくとちゃんと砂が間に入っていっておさまるというイメージがあって。それと同じで、自分と対話しながら、いま自分が大事なのはなんだろう、いますぐじゃなくても叶えたいものはなんだろうって、大きさをちゃんと整理して、いま大切なものから先に入れるようにしていくと、気づいたら他の砂というか、当時はもうちょっと大切な度合いが小さかったものもいつの間にかおさまっているなーというのは思います
(真理)ハァー、そっかそっか。いま優先的に入れていく
(愛弓)あるじゃないですか、例えばですけど、仕事とキャリアと子供と住みたい場所とか。目の前にやりたいこと欲しいものがあるときに、どれも大切なんだけど、いま特に大事なものを選ぶと長期的スパンで、何年かあとにちゃんと叶ってます。全部。でも長期的に考えないとダメですよね(笑)
(真理)すっごい分かる。いまもっとも自分が響いていて、もっともコレだ‼︎というものを大事にしていくというのは、すごく分かります
(愛弓)真理さんが、いま大事にしているものはなんですか?
(真理)なんだろう。うちのネコ(笑)
(愛弓)アーーー(笑)
(真理)愛弓さんの人生のターニングポイントを聴いてもいいですか?
(愛弓)ひとつは、アメリカに行ったことですね
(真理)これは自分の意志ではなくですよね
(愛弓)両親の意志ですけど
(真理)それによってどう変わりましたか?
(愛弓)すべてですよね(笑) 思春期に住む国が変わるって凄いですよね
(真理)凄いよね
(愛弓)わたしは東京じゃなくて、兵庫県出身なんですけど、普通の小さな町の出身で、日本語オンリーで、田んぼのなかの小学校に通っていたような子がいきなりアメリカに行ったので。世界観も全部変わったけど、自分にはとても良かったと思っています。教育制度もアメリカの方が合っていたので
(真理)よかった
(愛弓)よかった、世界が開けましたよね
(真理)アメリカに行ったこと
(愛弓)20歳のときにわたしクリスチャンになったんですけど、それもターニングポイントになったかなと思います
(真理)そのきっかけは?
(愛弓)高校で会った友達や先生ですかね。高校時代ってすごく不安定じゃないですか。精神的にも、いろいろなレベルで。でもそんなときに自分をしっかり持って、こういうことがしたいとか自分の意見がしっかり言える尊敬できる友達がまわりにいて、その子たちと色々話していてって感じですね。わたしもそんな風になりたいと思って
(真理)洗礼も受けて?
(愛弓)受けました
(真理)聖書も読んだりするんですか?
(愛弓)毎日じゃないですけど、読みます。常に心の指針というか、大事にしています
(真理)スペインも素敵な教会もいっぱいありそうで
(愛弓)そうですね。わたしは普段、英語の教会に行ってるんですけどね
(真理)普段も教会に行ってるんですね
(愛弓)行ってます。外国で教会に行くとインターナショナルなので、それこそ色んな国の人たちに会えて楽しい。また言葉と人に戻るんですけど(笑)
(真理)ほんと、言葉と人ですね。表現するのも好きなんですか?
(愛弓)好きですね。書くの好きですね
(真理)翻訳しているということなんですけど、ご自身のことは書いたりしてないんですか?
(愛弓)ブログとかFBとか。まとまった時間があんまり取れないので、定期的にじゃなくて、好きなことを書きたいときに書いているだけなんですけど。自分自身の考えを出す場として重宝しています
(真理)自分の人生で大事にしている価値観ってありますか?
(愛弓)さっきの石と砂の話かもしれない。ただそのときに、どれがいま自分にとっての石なのか、もうちょっと小さい砂なのかを見極める直観みたいなものをすごく大事にしていて。直観は磨けると思っているので、それを磨くべく自分との対話をしています
(真理)直観を磨くのも、自分との対話が関係している
(愛弓)と思います。なかなか普段の生活で、じっと座って自分が本当に欲しいものは何かとか考える機会ってあんまりないじゃないですか。でもあえてそれをすると心が澄んできて見えてくるものがあるので、その時間をとって、そして何かのときに「これだ!」と思ったら、できるだけ従うようにしています
(真理)3人のお子さんを育てながら、その意識を持っているのが凄いなって思います
(愛弓)子育てでもそうですよ。あっ、いまこの子こういうことに興味があるとか、分かりますよね、ジッと見てて観察していたら。タイミングとか、この子はこういうのが大事なんじゃないのとか、直観に頼って子育てしているところも大きいと思います
(真理)ますます会いに行きたくなります。いままで旅したなかで「ここ印象に残ってる」という話を最後に聴いてもいいですか?
(愛弓)いろいろ行って、いろんな出会いがありましたけど、一番心に残っているのが、一番何もなかったところだったりして。エリトリアという国なんですけど
(真理)エリトリア?
(愛弓)知られてないでしょう? ピースボートで行ったんですけど。もちろん観光客行かないし、たぶんアフリカで一番新しい国のひとつで、エチオピアから独立して、本当になんにもない。塩は取れるんですけど。ガイドの人の「他の国の援助に頼らないで、自分たちで国を創っていきたい」という想いがすごくあふれていて、「なにもないけど自分たちで頑張っていきたい」と言っていて。人があたたかくて、だからその想いがわたしはすごく心に残りました。そのあとも情勢良くなかったりして、いまどうなっているのか分からないですが、わたしがピースボートで行ったときは、すごく希望に燃えていた時期だったので、それが強く印象に残っています
(真理)ありがとうございます。なんかきました(泣)
(愛弓)世界遺産とかいろいろあるけど、それよりもわたしは、やっぱりそういう出会いなんだなって思いました
(真理)ほんとですね。人とか想いとかですね。次にご紹介していただく方の名前とどんな面白さを持った方なのかを教えてもらえますか?
(愛弓)ピースボートで出会った友達で、日系ペルー人です。子どものときに家族で日本に来て、スペイン語が母国語なんですけど、ほんとにパワフルで、あたたかいエネルギーに溢れていて、いまペルー料理のレストランを東京でやっています
ということで次回は、東京在住の なかんだかりなつえ さん です。
永井愛弓さん、どうもありがとうございました。
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