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きっと地球に遊びに来たんだよね!

「私は誰なのか? なぜ生まれてきたんだろう?」忘れてしまっている大切なことを、思い出したい人へ…

わたしたちの楽しみでドキドキのチャレンジ「友達の輪」へようこそ!

 

「普通の毎日を生きる面白い人たち」をクローズアップして、その生き様をご紹介させていただきます。そして、その人から、また別の方へ……さまざまな個性と魅力に富んだ方々と出会えることを楽しみにしています。

 

第33回目のゲストは、加勢仁友美さん‼︎

 

木住野舞さんからのご紹介です。

 

 

 

(まり)お名前と今どんなことをされているかを教えてください。

 

(ひとみ)加勢仁友美です。ヨガのインストラクターとストレッチをインストラクターとして教えていたりパーソナルでやっていたりするのと、たまにピラティスだったり筋トレとかも教えています。

 

(まり)どれくらい前からインストラクターのお仕事をされるようになったんですか。

 

(ひとみ)仕事としては今年で8年9年ですね。

 

(まり)結構な期間になりますね。

 

(ひとみ)そんなことないです。ベタランの先生からは10年やってはじめてインストラクターだよって言われたことがあって。はじめて2、3年くらいの時にそういうお話しをされて、私はまだまだだなってあの時に思ったので、まだまだですね。これからっていう感じで頑張ってます。

 

(まり)そっかー、そうなんですね。ヨガをされている人のイメージで、早起きというイメージがあるんですけど、ひとみさんはどうなんですか。

 

(ひとみ)あー、そうですね、比較的早起きな方が多いかもしれないですね。私は今となっては早起きが好きになったので、起きるのが早くなったんですけど、ヨガを始める前とか大学生の頃までは、逆に夜更かしをすごくするタイプで、朝5時くらいまでずっと起きていて、昼の1時とか2時に起きてたので、早朝は知っているけどって感じだったので、この生活になってこの仕事をして、どんどん朝方に勝手に変わっていったという感じですね。

 

(まり)そうなんですね(笑)ヨガをしようと思ったきっかけはあるんですか。

 

(ひとみ)友達が誘ってくれて、大学生の頃に行ったことがあって。その時はあまり好きじゃないというか、アクティブに動くスポーツの方が好きなので、ぜんぜんヨガにはハマらなかったんですけど。

 

(まり)うんうん。

 

(ひとみ)やりたい仕事がもともとあって、それが全然上手く叶わなくって、すごく落ち込んでいて、その当時付き合っていた彼とも別れて、ドーンと落ちた時期が若かったのであったんですけど。その時に職場の方にいつまでもウジウジしているので、「そんなんだったらジムに行って身体動かしてきて」て言われて、ジムに入会させられてその時に行っていた時間のレッスンにヨガがあったんですね。

 

(まり)うんうん(笑)

 

(ひとみ)その時もヨガあんまり好きじゃないっていうイメージがありながらも、行っていたクラスの先生が、すごく素敵なパワーある魅力的な先生だったんですね。今となっては私が一番目指したい先生になったんですけど。その先生のとこでずっとヨガをやっているうちに、ヨガがすごい好きになってきて、そこから私はこの仕事をしたいかもしれないという風に思うようになったので、そこからですよね。今の世界にいこうと突然切り替わったていう感じですね。

 

(まり)その先生はどんな魅力を持っている方だったんですか。

 

(ひとみ)すごい素敵なんです。今も第一線で活躍されているんですけど、スポーツジムの先生らしくないていうか、喋っていても何事もすべてを良いことも悪いこともフラットに受け入れてくれるような先生で。

 

(まり)うんうん。

 

 

 

(ひとみ)喋りたくなっちゃうんですよね。いつの間にか喋りたくなっちゃうし、ずっと話してたいような雰囲気とか声のトーンだったりとか、レッスンの流れとか、すごい好きな先生なんですけど、一年の内に2回か3回くらいインドに行っちゃうんですよ。

 

(まり)あー(笑)

 

(ひとみ)来月から1ヶ月インドでいませーんみたいな(笑)ことを普通にやってしまう先生なんですよ。

 

(まり)アハハハ!

 

(ひとみ)すごいビックリだったんですけど。それくらいパワフルにインドに行ったりとか新しいものを受け入れて吸収して帰ってくる先生で、すごい魅力的だったんですね。

 

(まり)それは惹かれますね。

 

(ひとみ)すごい魅力あふれる先生で。

 

(まり)ひとみさんにとって、その先生に出会うことがヨガの入口になったとおっしゃったんですけど。今度はヨガの魅力を教えてもらえますか。

 

(ひとみ)やっていると無になれるというか、ただただ自分と向き合う時間になるんですよね。ヨガ自体がなにか正解があるわけではないですし、こう感じた、ああ感じたと人それぞれ全然違う答えが返ってくるんですけど、私はヨガはそれでいいんじゃないかなて思っていて。私は集中して無になってバーって動いて最後シャバーサナと言って、仰向けに寝っ転がってとるポーズがあるんですけど、ある時なんでか分からないけど涙がすごい出てきちゃった時があって、それって身体のなかの何かとっかかりがとれたのかなと思うんですけど。浄化されるような気持ちになって、この感覚ってなんだろうって思った時に、この感覚が答えがあるわけではないんだけど、何かに気づく瞬間というか、私ってこうなのかなって気づく瞬間だったので、それを誰かにも同じように伝えられたらいいなっていう気づきがヨガにはあるんじゃないかなと私は思うので。ヨガとはとなると難しいんですけど、自分に気づきを与えてくれるところが、私にとって魅力なのかなと思っています。

 

(まり)そうですよね。瞑想的というかひとつひとつのポーズに、自分に還っていくような意味がありそうですよね。それを教えるっていうところにまでなるってすごいですよね。

 

(ひとみ)そうですね。なんで教えようと思ったんですかね(笑)たぶん私が元々やりたかったお仕事も何かを発信してくような話し手のお仕事がしたかったんです。それがヨガに置き換わっただけというか。

 

(まり)へぇー。

 

(ひとみ)私にヨガがフィットしたというのもあるので、伝えるツールというかスキルをまたひとつ身につけられた感じがヨガをした時に感じたんですよね。

 

(まり)うんうん。

 

(ひとみ)もちろんヨガの良さも伝えたいけれど、自分が落ち込んだ経験や過去があったので、でも大丈夫だよとか。私はこれでもいいんだと思える瞬間をヨガを通して気づく。それは別にヨガを通してでなくてもよくて、それがたまたまヨガでフィットしたらすごくハッピーだなと思って伝えてるっていう。心に響くものを伝えたいなって思うから教えたいんだと思います。教えたいというか、教えてもらいたいのもあるんだと思います。いろんな人に出会って、私の伝えたいものや教えたいものもあるし、逆に教えていただくこともあるので、だからこの仕事は私にとっては魅力的なんじゃないかなと思いますね。

 

(まり)うんうん。ヨガが目的ではなくて、ひとつの手段みたいなもので、ひとみさんのなかに伝えたいとか発信したいとか表現したいものとかがあって、それが今はヨガなんだって感じなんですね。

 

(ひとみ)そうですね。それもあるかもしれないですね。ヨガの良さを伝えたいというのはやっぱりあるので、どっちもあるかなって。ヨガを知りたいという方に対して、私も知りたいことがいっぱいあるので、一緒に勉強していったりとか学んでいったりとか、私は先生という立場でやってはいますけど、みなさんのちょっと先を歩いているだけなので、ヨガを勉強している立場としては同じなので、一緒に学んでいきたいというのはありますね。

 

(まり)うんうん。

 

 

 

(ひとみ)そして、さっき言ったみたいに、ヨガを通して何かを伝えるということも出来るかなというのと両方ありますね。

 

(まり)ヨガを通してとかやっているなかで、これがたまらないていう喜びってありますか。

 

(ひとみ)やっぱりライブ感ですね。

 

(まり)はぁー、なるほど。

 

(ひとみ)ダイレクトに生徒さんやお客様の反応が見れる。

 

(まり)うんうん。

 

(ひとみ)それがやっぱり一番、生きているなって感じがします。

 

(まり)へぇー!

 

(ひとみ)人前に立つことって、そんなに人生で選ばなければ多いわけじゃないじゃないですか。自ら人前で何かをするってことって、その時、一瞬一瞬でしか味わえないことだったりするので、その時の瞬間ていうのは、やっていて楽しいなて自分も思える仕事だし、終わったあとにすごく良かったってダイレクトにその場で感想をいただけたりするので、そういうのもすごく嬉しいですね。「先生を追っかけて来ています」って言ってくださったりすると、本当に「これからも頑張ります」ていう気持ちになります。

 

(まり)そうですね。それは嬉しいですね。

 

(ひとみ)楽しいなって思うのはライブ感ですかね。それが醍醐味かもしれないです。

 

(まり)ライブ感いいですね。その時、その時で違いますもんね。参加されている方によっても違うしね。

 

(ひとみ)はい、子供相手だったり大人相手だったりでも、やっぱりぜんぜん反応が違ったりとか。あとは年齢層が若い世代から目上の方だったりで、同じことを言っても返しがまったく違ったりするので、それも勉強になりますし。こういう反応がしてもらえるんだとか。今すごい面白いこと言ったつもりだったのに、ぜんぜんウケないなとか(笑)

 

(まり)アハハハ!

 

(ひとみ)私すぐに笑いをとりたくなるんですよ。

 

(まり)アハハハ!

 

(ひとみ)「私ここに手着いてるけど、お尻の下あたりに手をついてくださいね、て言っても私腕が短いから手がペタってつかないんですけどね、アハハハ!って笑ったりしても、シーンてなったりすると、ヤバイヤバイ私。前の人にはウケたんだけどなって(笑)和やかにしようと思って、自分が苦しめられる時もライブ感(笑)そういう時もあります(笑)

 

(まり)それもライブ感ですね(笑)レッスンするなかでもいいし、生きるなかでもいいんですけど、ひとみさんのこだわりとか大事にしていることってありますか。

 

(ひとみ)こだわりは、学ぶ姿勢というのは忘れないでいようと思っています。一番は感謝を忘れないことだなというのは、私は大前提なので、あまり口に出して言わないんですよね。あたりまえのことというか、常に感謝をしようというのはあたりまえなので。学ぶ姿勢というのは本当に忘れちゃいけないなと思っていて。

 

(まり)そうなんですね。

 

(ひとみ)ちょっとでもおろそかにすると、それこそレッスンてライブなので出るんですよね。「前もこれやったよね」って思われてしまわれたら、飽きられてしまうこともあるし、どんなにヨガを伝えたいと思っていても、あらゆる方法であの手この手でいろんなやり方でお伝えしないと、やっぱり私が伝えたいものって伝えきれなかったりするので、いろんなところから学ぶ。違うジャンルからでもいいんですけど、他のスポーツをやってみたり、他のインストラクターってどういうやり方しているのかなとか、他のワークショップとか。今もヨガのワークショップが大好きなので受けるんですけど、「あっ、今の言い回しはすごく勉強になるから、次私のもののように言おう」って(笑)

 

(まり)うんうん(笑)

 

(ひとみ)学んだものをアウトプットすること。アウトプットしないと自分の頭にも入ってこないことってあるじゃないですか。なのでできるだけ学ぶ、それをみなさんに還元する。そして私の身にするのを忘れないようにしているかな。それを大事にしているかな。

 

(まり)アウトプット大事ですよね。

 

(ひとみ)私大事にしていることっていっぱいあって、単純に身体をいたわらなきゃなっていうのはあって。ちゃんと寝るとかあたりまえですけど。夜型よりは朝型の方があっていたので、自分のなかの規則正しいというか自分のリズムをちゃんと作って。自然とか植物に触れるとか。

 

(まり)うんうん。

 

(ひとみ)私土に触れた方がいいって、いろんな人に言うんですけど。

 

(まり)へぇー。

 

(ひとみ)悩んでいる人がいたら「悩んでるんだったら土に触れとけ」みたいなことを言うんです。

 

(まり)土なんですね。

 

(ひとみ)そうです。土。人間は土から生まれて最後土に還っていくんだから、自然と人とは密接な関わりがあると思うから「悩んだら土に触れろ」て言ってますね。

 

 

 

(まり)土から生まれるというのはどういうことですか。

 

(ひとみ)人間のはじまりというか、すべての生き物のはじまりって、何にもないところから生まれてきたじゃないですか。それを私が土って例えているだけなんですけど。そこから生命も誕生していった感じだから。人はもちろん人から産まれていくけども、たどっていけば何もないフラットな状態のところからみんなはじまっているわけなので。私は大地とか自然てすごいパワーがあると思うので。自然のあるところにパワーをもらえるような気がするってよく言うじゃないですか。パワースポットも自然のところが多かったりすると思うんですけど。そういうものに触れていた方が浄化されものがあるというか。

 

(まり)うんうん。

 

(ひとみ)悪い気と良い気の循環をしてくれるような気がするので。土に触れるってあまりないかもしれないですけど、そういう機会を少しは持つといいんじゃないかなと思っているので、私は悩んだ時とか自然に触れるようにしています。それを大事にしているかもしれないですね。

 

(まり)いいですね。東京だとどんなところにフラッと行けたりするんですか。

 

(ひとみ)私は井の頭公園が近いので、そこに行くことが多いですね。

 

(まり)行くとはやっぱり違いますか。

 

(ひとみ)自分を俯瞰的に見ることって大事だと思っているんですけど。あえて一人になる時間を作って、ボーッと景色を見ているだけでもいいんですよ。そうすると自分のなかでいいインスピレーションが浮かんだりとか、よーし頑張ろうって思える場所なんですよね。

 

(まり)へぇー、そうなんですね。

 

(ひとみ)井の頭公園にはいろんな思い出がありますね。失恋して泣きに行った場所でもありますしね(笑)

 

(まり)そうなんですね(笑)

 

(ひとみ)井の頭公園て大きな池があって、そこには女神さまが宿っているて言われてるんですけど。なので失恋しては泣きに行って「女神さままんだったら、なんとかしてくれー!」って言ってました(笑)

 

(まり)面白い(笑)土に触れろ!って分かる。

 

(ひとみ)芋でもいいから掘りに行けっ!って思いますもん。ほんと悩んでるんだったら芋でも掘りに行きなよって言ってます。農家とか野菜とかにも今興味がある分野なんですけど、だから余計にそうなのかもしれないんですけど、悩んでいるんだったらキャベツでも取りに行こうって、よく言ってます。

 

(まり)アハハハ!たしかに間違いなく元気になりますね。

 

(ひとみ)生命の源がそこにはあるんだよって言って(笑)

 

(まり)すごいシンプル、分かりやすい!大事にしていること他にもありますか。

 

(ひとみ)外にアクティブに行くことも好きですけど、アニメとか漫画とかがずっと好きなんですよ。

 

(まり)うんうん。

 

(ひとみ)美術館とかも好きなんですけど。アニメとか漫画がほんとに大好きで、だからすごい悩むと引きこもって何時間でもずっと見たり読んだりしてられるんです。そうやっているうちに、何もかもがどうでもよくなるというか。アニメとかのキャラクターって基本、元気をもらえるんですよね。自分ができないような体験をいっぱいするので、それ見ると大丈夫な気がするんですよね。意外にポジティブになるところもそういうところから影響を受けているのかもしれないですね。

 

 

 

(まり)好きなものがちゃんと分かっているんですね。自分がどうやったらリフレッシュできるか、どうやったらいい気持ちになれるかを、ひとみさんは知っているんだなって思いました。

 

(ひとみ)嬉しい!

 

(まり)それって大事ですよね。

 

(ひとみ)周りからも言われるんですよ。自分の好きなものがハッキリしているというか、自分がやりたいこととか好きなものが昔からハッキリしてて。あれが好き、これが好き、あれがやりたい、あそこに行きたいみたいなのが、すごくあって。こういうことを人に伝えたいというのが、すごくあったので、珍しいと言われました。

 

(まり)へぇー。

 

(ひとみ)私からすると、色んなものがいっぱいあるのに、なんでみんなこんなに気にならないんだろうって(笑)やりたいとか、興味があるから動きたいってならないんだろうっていう感じだったんですね。面白いことだらけじゃないかって。

 

(まり)アハハハ!うんうん。それいつからそうなんですか。

 

(ひとみ)元々です。ずっと昔から。

 

(まり)子供の頃から好きなことがいっぱいあったんですか。

 

(ひとみ)そうです。私誰に対してもワー!っていけるタイプではないんですよ。

 

(まり)えー、意外ですね。すごくオープンな方に感じますよ。

 

(ひとみ)私元々、インキャなんで。

 

(まり)えーーー!見えない。

 

(ひとみ)すごいそう言われるんですけど。4人以上になったら全然しゃべんなくなります。

 

(まり)そうなんですか。

 

(ひとみ)しゃべんなくていいやってなっちゃうんですよ。

 

(まり)へぇー!

 

(ひとみ)すごい仲良い友達だったら平気なんですけど。初対面の方とかが4人以上そろったりすると、自分のなかで何かがシャットアウトして。私大丈夫です!てなっちゃうんです。そこで一人抜けて3人になると、バーって喋りだしちゃうんです。

 

(まり)えーーー!面白い(笑)3人と4人の間になにがあるんでしょうね。

 

 

 

(ひとみ)分かんないんですよね。誰かがきっと喋ってくれるんだろうなってなるんですよ。慣れると大丈夫です。全員と慣れるとこの感じで、喋らなくてもいいと言われても喋ります。お金払うから喋んないでって言われても、お金払うから喋らせてってなります(笑)

 

(まり)そこの部分もひとみさんは自分のことをよく知ってますよね。3人までだったらいけるけど、4人からは喋らなくなるって。この違いを知ってますよね。

 

(ひとみ)なんでか分からないけど恥ずかしいんですよね。突然恥ずかしくなるんですよ。

 

(まり)へぇー、恥ずかしくなるんだ。

 

(ひとみ)常にそういう恥があったらいいんですけど。そういう時だけなんか恥じらいが出るんですよね(笑)

 

(まり)アハハハ!面白い!ひとみさんは子供のころから自分の周りに好きなものがたくさんあって、やりたいことがいっぱいあって、好奇心がすごくあるわけじゃないですか。世の中には「好きなことがあっていいなー」とか「好きなことが分からない」という人もいっぱいいるじゃないですか。それって何が違うんでしょうね。

 

(ひとみ)好奇心じゃないですか。最初の一歩って好奇心があるかないかだと思うんです。興味があるけどやらないというのは、一応興味を持っているからあとは行動力があればいいだけなので。でもみんな好奇心はあると思うんですね。ちょっと興味あるなって。何もないなって思っちゃう方は、ワクワクする気持ちとか好奇心がないんじゃなくて、どっかに置いてきちゃっているだけだと思うんですよ。絶対にあると思うんですよね。

 

(まり)うんうん、そう思います。

 

(ひとみ)分けてあげたいくらいです。アンパンマンみたいに「はいっ!」て。私の好奇心を分けてあげたいです(笑)

 

(まり)それ最高!

 

(ひとみ)ないって方に対して掘っていくと、ちゃんとあるんですよ。自分で分かるまで掘り下げていないだけで、掘り下げてくれる人が周りにもしかしたらいない状況なのかもしれないし、喋りづらい立場なのかもしれないじゃないですか。トラウマとかがあって喋れないとかもあるじゃないですか。

 

(まり)うんうん。

 

(ひとみ)でも掘り下げていったら絶対にあると思うので、そういう方といっぱい話がしたい。

 

(まり)あーーー!それいいね!

 

(ひとみ)どうして?なんで?って。お節介かもしれないけど迷惑かもしれないけど、一個でもあったら「じゃあやろうよ!」って。なかったら私が芋掘りに連れていく。

 

(まり)アハハハ!最高!素晴らしい!

 

(ひとみ)芋掘ってヨガしようって。何かしら浄化されて何かに気づくかもしれないじゃん。やってみよう!って(笑)

 

 

 

(まり)ひとみさんは、元々シンプルなタイプなんですか。

 

(ひとみ)超単細胞なんで。

 

(まり)へぇー!いいねー。

 

(ひとみ)ぜんぜん考えない。頭がないって言われるんで。何も考えずに口からポーンと出ちゃうし。多分見切り発車がすごく多くて。でも私は見切り発車の方が上手くいくというか、すっごい念入りに準備しちゃうと、その通りに出来なかった自分にすごく落ち込んじゃうんですよ。なのである程度準備したら成り行き任せというか、それこそライブだから喋ったらなんとかなるでしょう。その時のテンションで楽しくやったらいいし、反省はある程度はするけどもある程度したら「次、次、次!次いこうー!」っていう風にしてます。

 

(まり)いい!最高!

 

(ひとみ)そうなったって感じです。

 

(まり)へぇー、前は違ったんですか。

 

(ひとみ)昔はそうなれなかったんですよ。今も落ち込むことはあるけど、その時はお風呂にお塩をいっぱい入れて入るとか。寝たらあとは次!(笑)過去はなにも変えられない!だから次!(笑)次いっちゃいます。そうじゃないと後悔してもなんにも戻ってこないですしね。後悔して何かになるんだったら、たくさん後悔するんですけど。あの時あそこでお金使ったのはって思うかもしれないんですけど、でもあの時あれを言ってすべっちゃったけどって思うかもしれないんですけど、次!気にしたって意味がない、だから気にしない気にしないって(笑)すごく嫌なことがあった時とか、すごい悩む時とかやっぱりあるんですよ。その時々であるんですよ。

 

(まり)うんうん。

 

(ひとみ)でも空を見上げたら、こんな広い空があるのに私の悩みなんてチッポケだって。もうそれでいいと思っています。

 

(まり)ほんとにそうですよね。言われた通り過去は変えられないからね。次に期待していくしかないですもんね。

 

(ひとみ)ほんとにそう思ってて。

 

(まり)アハハハ!

 

(ひとみ)今からやっても遅いことはないってよく言うじゃないですか。だからそう思って生きてます。今やっていることは遅くないし、これから例えばヨガの先生になりたいって悩んでいる人がいるとして、その方が50代でも60代でも70代であっても、私は応援するし。一緒にヨガのインストラクターの養成所に行っていた方で、60代の方とかいらっしゃったんですよ。その時私は20代半ばくらいだったんですけど。そういう方と一緒に学べることがすごく楽しかったし、いくつになっても楽しい夢を追いかけたりとか、好きなことをやったりとか好奇心からやっていたら、絶対になにかに繋がるので、遅いことはないし好奇心持ってなにかやってほしいですよ。

 

(まり)うんうん。

 

(ひとみ)私もそんなに出来ていないけど(笑)

 

(まり)パワフルなひとみさんの人生のターニングポイントってどこでしょうか。

 

(ひとみ)いろんなところできっとあったと思うんですけど。これからもきっとあると思うんですよ。最初のターニングポイントって、ジムに入ってインストラクターのヨガの先生に会ったというのは、一番のターニングポイントだったりするんですけど。

 

(まり)そうですね。

 

(ひとみ)私10代の頃すごく太っていて、その頃ビリーズブートキャンプが流行り始めた時期だったんです。それですごいダイエットして結構痩せたんですよ。10キロ以上痩せたことがあって。

 

(まり)おーーー!それはすごい。

 

(ひとみ)その時にスポーツっていいなって思ったんですね。こういう仕事も面白いなって、その5、6年後にヨガのインストラクターにはなっているんですけど。ヨガのインストラクターになってスポーツジムに入ってから、仲良くなった先生がたまたまビリー隊長のお弟子さんだったんですよ。

 

(まり)えーーーー!すごい!

 

(ひとみ)お弟子さんだからビリーさんが来日した時に、私の働いているスポーツジムにビリーさんが来たんですよ。

 

(まり)すごい!

 

(ひとみ)お弟子さんの先生と私仲良いので、「ひとみさん、写真撮りたかったらレッスン前に入ってきてビリーと写真撮りなよ」て言ってくれて、その時はじめてビリーさんと会って写真撮ることができたんですよ。「私あなたのブートキャンプに入隊して痩せて、色々頑張ってインストラクターになって、あなたに出会うことができたんです」ということを伝えられた時に「そういう縁があったから会えたんだね」みたいなことを言ってくださったんですね。そこに繋がるなんて思ってもいなかったので。まさかビリーさんに会えるなんて思ってなかったから。やっぱりあそこでインストラクターになりたいって思わせてくれた先生に出会ったことによって、そういうご縁もあったりしたので、それもターニングポイントのような気がします。

 

(まり)10代の時にまずダイエットしたことがきっかけでしょう?

 

(ひとみ)そうです。会ったのは27歳くらいの時に会ったので、6、7年越しくらいにビリーさんに会えたことはすごく嬉しかったですね。スポーツジムに行ってよかったなーとか、インストラクターになって本当によかったってあの時思いましたね。あれは人生のターニングポイントだったのかなって思いますね。

 

 

 

(まり)うんうん。お話を聞いていて、ひとみさんは人からの影響が重要なんだなって思いました。

 

(ひとみ)それはすごくありますね。私中学校の頃にすごいイジメられたので、それもあって人に対して、色々考えるようになっちゃったというのはあったから、一時期すごい迷走した時期もあったんですけど。高校生くらいからこの性格になっちゃったんだと思いますね。そこからより自分のなかで変わっていった部分はあるんじゃないかなと思います。学ぶ姿勢だったりとか。

 

(まり)うんうん。

 

(ひとみ)インストラクターをやっていると時間にルーズになれないので、遅刻癖がなおったりとか。

 

(まり)遅刻癖があったんだ。

 

(ひとみ)友達との待ち合わせ時間に起きるみたいな感じだったんですよ(笑)

 

(まり)アハハハ!

 

(ひとみ)みんなが集合している時に私は化粧をしているみたいな感じだったんです。本当時間守れないし、結構ズボラだったと思います。

 

(まり)それでも友達がいて愛されていたんですよね。

 

(ひとみ)かもしれないです(笑)みんなが優しかったんだと思います。こういう性格なので、ひとみらしいよねって許してくれる友達が多くて、私もそういう友達はずっと大事にしていきたいし、私の周りの友達ってみんなすごく頭が良くて、話も上手で考えていることもすごいなって思うことが多くって、だからちゃんと叱ってくれるんですよ。私が「こうかもしれない!」て言うと「ちょっと,待ちな!」て言ってくれたりとか。

 

(まり)うんうん。

 

(ひとみ)「こういう風にしたいんだけど、どうかな?」て言ったら「それはひとみらしいんだからやんなよ!」ってハッキリ物事を言ってくれる友達ばっかりで。自分も恩返ししていきたいなという気持ちがありますね。

 

(まり)へぇー!素敵な関係性ですね。

 

(ひとみ)だから私が元気でいないとって思いますね。本当にいい人にいっぱい恵まれています。

 

(まり)これからやりたいこととか、夢見ていることとかありますか。

 

(ひとみ)やって行きたいなと思っていることは、ヨガを通して何か社会貢献や地域貢献ができたらいいなっていうのは思っていて。

 

(まり)へぇー!

 

(ひとみ)さっきもちょっと話したんですけど。最近、野菜とか畑とか農業とかに興味があって、そういう生産者の方の支援とかが、私の仕事を通してなにかできたらいいなっていうのは思っているんですよね。

 

(まり)わー!そうなんですね。

 

(ひとみ)何かとヨガをコラボさせる。今度もちょっとやるんですけど、ヨガをした後に美味しいお店で食事をしてもらう。お店を知っていただくとか、何かの繋がりのきっかけのひとつにヨガを置いてみたいなっていうのが今はやりたくって。それこそまいちゃんも(前回のゲストさん)エシカルのブランドを立ち上げて、今精力的に色々やっていますよね。そういうののお手伝いもすごくしたいと思っているので、私がヨガのレッスンのお客さまとかに、舞ちゃんの作っているコスメをご紹介して興味を持っていただく。こういうブランドがあるとか、こういう活動をしている人がいるってことに気づいてもらうきっかけになることをしたいなっていうのがあります。

 

(まり)いいですね。

 

(ひとみ)元々私が主体でヨガを教えているので、私のヨガを広めたいって最初は思っていました。今も自分のヨガを知ってほしいなとか、自分のレッスンを好きになってほしいなという下心はもちろんあるんですけど。でもそれ以外にも私がツールとなって、何かのきっかけになれる人、私が主役じゃなくてもいいから、私自身の持っているスキルが使えて、それによって誰かを笑顔にしたりとか、生産者の方になにかしらの還元ができるお手伝いをしたいと今は思っていますね。

 

(まり)へぇー!そうなんですね。

 

(ひとみ)まいちゃんとも、そういうことがやりたいねって、いつも話しています。

 

(まり)いいですね、いいですね。

 

(ひとみ)まいちゃんもすごい久々に会ったお友達なので。

 

(まり)同級生でしたよね。

 

(ひとみ)そうです。ぜんぜん連絡とってなかったんですけど、まいちゃんが今何をしているかぜんぜん知らなくて。

 

(まり)うんうん。

 

(ひとみ)たまたまFBをパッと開いた時に、まいちゃんがやっている活動を見て、はじめてそこで知って、すごい感動したんですよ。昔仲よかった友達がこんな風に今進んでいってるていうパワーに、すごく感動して。まいちゃんのことを大尊敬しています。

 

(まり)本当に素敵な関係だねー。久々に再会して、やりたい事がマッチするのは感動ですね。

 

(ひとみ)まいちゃんがどう思っているかは分からないですけど。私まいちゃんと今すごく仲良しで、月1は会ってるんですよ。「未来にこういう事やりたいね」とか「こういうのを広めていきたいよね」っていう方向性がすごく似ていて。立場は違うんですけど一緒にやっていけるいい仲間であり、いい友人だなって思っています。

 

(まり)どんな世界になったらいいなというのがあるんですか。

 

(ひとみ)笑顔が増えたらいいなーとか、幸せ度がみんなのなかで上がったらいいなーというのはありますね。それが一番かな。本当にいい循環が生まれたらいいなというのが漠然となんですけどね。こうなったらいいなという世界に近づいたら、たぶん私はまた新しいやりたい夢ができてるんですよ。

 

 

 

(まり)うんうん。

 

(ひとみ)なのできっと、それプラスこれ。それプラスまたこれという風になっていくので、なったらいいなという世界を創るのに終わりはないかもしれないです。

 

(まり)常に進化ですね。

 

(ひとみ)そうです。進化してアップデートして、足し算、引き算しながらよりいいものを創り続けていきたいかなと思うので、終わりがない(笑)

 

(まり)それはずっと楽しいですね。やればやるほどもっといいアイディアがやってきて、やりたい事が増えて、仲間が増えて、どんどん輪が広がっていくイメージですね。

 

(ひとみ)きっとその時に疲れちゃったりとかしたら、自分で自分を癒す時間を作ってあげたらいいと思うし。人間関係なんて死ぬまでついてくるんで(笑)

 

(まり)うんうん。

 

(ひとみ)ある程度イヤな事があっても、次!という精神でやっていって。アップデートアップデート、楽しい事をいっぱい増やそう(笑)

 

(まり)アハハハ!それに尽きるね。シンプルだけどそれしかないなって、私も思います。

 

(ひとみ)きっとパワフルに動いている方って、シンプルに考えている方が多いんじゃないかなと思います。結構、見切り発車だったりすると思います。

 

(まり)うんうん。そう思います。

 

(ひとみ)「それ大丈夫なんですか?」って聞いても「まーなんとかなるかなと思って」という方、結構多いんですよ。

 

(まり)この友達の輪のインタビューをしていても、色んなことをされている方がたくさんいますけど。全員がそうでした。全員が思いつきとか閃きとか、考える前に動いたとか、みなさんそんな感じでした。

 

(ひとみ)そうなんですよね。だから面白いですよね。動ける方って、きっとそうなのかなと思っていて。やっぱり一歩踏み出さなや、物事は動いていかないので、考えるのも大事だけど何かをやんないと何も感じとれないので、考えるな感じろだと思いますよ。

 

 

 

(まり)名言ですね。

 

(ひとみ)ブルースリーが言ってませんでした?(笑)私が趣味で社交ダンスを習いに行っていた頃の先生に言われた言葉で。「考えるな、感じなさい」って。「なるほど」って(笑)

 

(まり)へぇー!そうなんだ(笑)

 

(ひとみ)「考えないで感じるままにターンをしなさい」って言われたんで、人生のそれだなって。人生にダンスかーって。

 

(まり)そうですねー。人生もダンス。

 

(ひとみ)これも人に言われてそうだなと思ったんですけど。海とかで溺れている時に、今日の夕飯なんだろうって考えないじゃないですか。生きしなきゃとかになるじゃないですか。他の事を考える余裕はないじゃないですか。

 

(まり)ないね。

 

(ひとみ)「海で溺れたときに考える余裕ないでしょう。だから感じるしかないんだよ」って言われて、たしかに海で溺れたときに今日の夕飯は考えないなと思って。

 

(まり)素直ですねー、ひとみさん。

 

(ひとみ)それよく言われます。すっごい素直だねって、だから騙されないように注意してねってよく言われます。

 

(まり)素直だからすごい吸収できるし、先生とか友達とかの一言が吸収されて、自分のものに出来るから変容していけるんだなって思いました。

 

(ひとみ)そういう人間でありたいって思っているので嬉しいです。


 

加勢仁友美さん、どうもありがとうございました。


 

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わたしたちの楽しみでドキドキのチャレンジ「友達の輪」へようこそ!

 

「普通の毎日を生きる面白い人たち」をクローズアップして、その生き様をご紹介させていただきます。そして、その人から、また別の方へ……さまざまな個性と魅力に富んだ方々と出会えることを楽しみにしています。

 

第32回目のゲストは、木住野舞さん‼︎

 

石川裕子さんからのご紹介です。

 

 

 

(まり)お名前と今どんなことをされているかを教えてください。

 

(まい)木住野舞と申します。Menaryというブランドを2年前に立ち上げまして、エシカルというのと女性のエンパワーメントというのをコンセプトにしたブランドでして。立ち上げたブランドのなかで商品を開発して、口紅なんですけど。エシカルな口紅で女性をエンパワーメントするというのをコンセプトにして、コスメの販売をしています。

 

(まり)エシカルを説明してもらえますか。

 

(まい)エシカルを日本語にすると倫理的なとか道徳的なという意味になるんですけど、噛み砕いて言うと社会的に良いこと。別に定められていないけれど良いことをエシカルと呼ばれていて、近年だとSDGSとか環境に良いこと、物を開発するのに労働搾取がないとかファエトレードだったりとか、動物実験をしていなかったりとか、そういうのを引っくるめてエシカルな商品という言い方をするんですけど。私はもう少し噛み砕いて、いろんな人に思いやりを持ってるというのがエシカルなんじゃないかなと思って活動しています。

 

(まり)素敵ですね。考え方が女性的ですよね。この世界にとって親切であること、優しいことであるっていう。それが命あるすべてのものにっていうのを感じたんですが、そのなかでも女性が対象だったりするんでしょうか。

 

(まい)そうですね。もうひとつのコンセプトでエンパワーメントがあるんですけど、どちらにしても女性の活躍とか自立とか教育とかというのが大事だなと私自身、働いていくなかで思っていて、教育をしっかり受けられて文字が読めて情報が習得できることというのがまずひとつと。その先に特に日本だと女性が社会に出たときに、生きづらさみたいなのを感じることがたくさんあると思うんですけど。それを少しずつ感じなくてもすむ、生きづらさから解放できるという社会がいいよなって思っていて。

エンパワーメントって力をつけるとか自信をつけるという意味なんですけど、それはもう日本では出来ているんじゃないかなと思っていて、女性の教育の部分では。ただ周りの理解、エンパワーメントとかシステムがあるなかで、それを使う人たちの理解が追いついていないから、女性が生きづらいと感じてしまう。女性が力がないんじゃなくて生きづらいと感じてしまうのはなぜかというと、周りの理解が追いついていないし、システムをどうやって使ったらいいか、使いづらさがあるんですよね。

 

(まり)そうですね。

 

(まい)例えば、育休、産休があったとしても周りからイヤな目で見られるとか。お母さんたちが時短で仕事をするのに、出世ができなくなってしまうとか。暗黙のなかでそういう生きづらさっていうのを逆に私たちからもっと戦う気持ちじゃないですけど。「こういう権利があるからなんでそんな風に言われなきゃいけないの」くらいの気持ちで、自分たちから投げかけていけるくらいでもいいんじゃないかなというのがひとつあって。お手伝いじゃないですけど、一緒にやっていこうという気持ちがあって、エンパワーメントにしています。

 

(まり)まいさんがお話しがすごく上手というか、訴えかける力がすごくあると感じたんですけど。ひとつは熱い思いがあるからだと思うんですけど、活動をしようと思ったきっかけってなんだったんですか。

 

 

 

(まい)いろんなことの積み重ねかなとは思っていて、まずひとつは私自身、大学を卒業する前の学生の時に、インドに行ったんですね。インドのコルカタという所に行って、一定期間ボランティア活動みたいなことをしたんですけれど。そこで私が滞在させてもらったお家に、同じ歳くらいの女の子がいて、そのお家がインドのコルカタの街のなかでは、わりと裕福なお家に住んでらして、お嬢さんも大学に行っているし、お父さん働いてらして、ちゃんと門がついたようなお家に住んでいるような子だったんですけれど。お話しをした時に「まいは大学に行って、女の子ひとりで好きに海外に出られて、やりたいことをやって、これから仕事をするって、すごく恵まれているよねっていう風に言われたんですよ。

 

(まり)うんうん。

 

(まい)私は自分が大学に行くことがありがたいとも思わなくて、教育を受けることなんて当たり前だと思っていたし、やりたいことを選択できるのって、そんなにありがたいことだっていう気持ちを持たずにいたんですね。

 

(まり)うんうん。

 

(まい)それがずっと残っていて、インドの街並みを見たときに、街のなかで寝泊りしているような人が一般的にいますし、もちろん物乞いとかもいて、それこそ生きているのか死んでいるのか分からない人が横たわっている状態とかもあって、その後にいろいろ気になって調べてみると、女性が教育を受けるということが、やりたいと思ってもできない。それこそ人身売買とかあって、女の子が生まれたらお金にならないから役に立たないんで、まず他の所に売るとか。その子たちは何をやるかというと、お金持ちの家の家政婦とか何番目の奥さんとかっていうやり方をして生きていくっていう、その人には人権がなくて。文字も読めないから情報も取れない、そうすると自分が将来何をやりたいのかを考えることもできないしていうのを考えた時に、私はなんて恵まれた環境にいたのに、それにありがたみも持たずにいたんだっていう後悔の念がまずひとつですね。

 

(まり)そうなんですね。

 

(まい)あと日本で就職して働いていたんですけれど、その企業は接客業だったので、わりと女性が多くいる業種で、企業のなかでも育休の制度とか女性の活躍ていう制度があったりとか、いろんな制度は整っている。それを使えるかというと、もちろん使えはするけれど、私の先輩で育休をとった先輩たちが一緒に働いていくなかで、時短とかをとらなくてはいけなくて、その時短をとっているお母さんたちが、働き方が悪いかて言ったらぜんぜん違うんですよね。

 

(まり)うんうん。

 

(まい)その短期間のなかですごい働いていて、もちろん一緒に働く私たちもなんとも思っていないんだけれども、その人たちがどれくらい忙しいかというのは見てて分かるわけじゃないですか。

 

(まり)そうですよね。

 

(まい)だけど上司がなんて言ったかっていうと、本人にではなく私たちになんですけど「毎回、時短ばかりとっている人たちに、プロモーションの機会はあげられない、やっぱり考えちゃうよねとか。他に結婚している人だと子供がいる人と子供がいない人、時短をとっているとっていないを考えると、時短をとっていない子供がいない人を企業としては選ぶよね」という言い方をするんですよね。そういうのも積み重なって、私はそのあとシンガポールで働く機会があって働いたんですけど。私がそこで見た働き方の世界と日本で今まで経験していた世界というのが、あまりにもギャップがあって、シンガポールがそういう先進国かというと別にそういうわけではないんですけども、平等でいられるという部分では日本とは大きく差があるのかなって感じたことが、もろもろ積み重なって、日本は制度があるて言われているけれど、なかなかそれを使えないというのは、ないのと同じだし、周りの理解が追いついていないのに、こういう名前の制度がありますよって言ったとしても「誰が使うんだ!」というのをすごく思っていて、

 

 

 

(まり)うんうん。

 

(まい)ひとりの力はすごく小さいんですけども、今回私がひとりで口紅を作って、エシカルでプラスチックフリーというのを作ったんですけども。例えばもし女性がプラスチックフリーの口紅を作って活動をしているのが分かったら、大企業も「うちもブラスちっくフリーで作ってみよう」とか「うちもこういうコンセプトで作ってみよう」「ひとりでこんな風にやっているんなら、うちはもっと良い物が作れるよね」て思ってくれたら、大企業が変わるってことはそこにいる消費者も変わるし、社会も変わるから、「こういうことあるんだよ」って気づくきっかけみたいなのになったら、ひとりではできないけど、それを見た人が変わったら、変わっていくようになるのかなって思って。

 

(まり)うんうん。お話しを聞いていて、まいさんは、働いていた時に不平等さを感じた時は、独身でお子さんはいなかったんでしょう?

 

(まい)そうです。今もいないんですけど。

 

(まり)それなのに、そういう対象の方たちの不平等さに反応したわけですよね。

 

(まい)そうです。

 

(まり)そこがお話しを聞いていて、すごいなって思ったんですよ。自分がその対象になっていて「変えてやるぞ」というのはあると思うんですけど、自分が対象ではないのに「なんか、なんか」って思うのが、突き動かされていく感じが、すごい魅力だし気になるなって思ったんですよね。客観的に見てなにか感じたわけですよね。

 

(まい)そうです。子供を産むのって女性じゃないですか。それはもう体的なもので、その人が望む望まないはかかわらず。

 

(まり)はい。

 

(まい)それって男性が産みたいと思ってもできないことで、それをしている女性、その人たちがいないと少子化になってしまうし。それって全部繋がっているはずなのに、そこを理解できていないことってどういうことなんだろうって。

 

(まり)そうですね。

 

(まい)今働いている男性たちも奥さんも子供もいるわけじゃないですか。それに対して理解できないってどういうことなんだろうなって、すごく疑問に思って。

 

(まり)へぇー!まいさんは、子供の頃とか学生時代から元々、そういうものの見方をしていたんですか。客観的に全体性を見て「ん?」て疑問を持つ子供だったんですか。

 

(まい)そうですね。そこまでは考えてなかったんですけど。学生の時とかに、みんな同じようにしなければいけない、例えば1+1=2ていう子供を育てるっていう教育じゃないですか。高校に行ったらこの制服を着て、みんなスカート同じ長さにして靴下も同じ長さのものを履いて、決まったものを持って、決まった髪型にして、色も同じで、それってなんで同じにしなきゃいけないんだろうなっていうのは、すごい思っていて。

 

(まり)うんうん。

 

(まい)元々、髪の毛が茶色っぽい子とか、肌が少し黒い子とか、いろいろ特徴を持っているじゃないですか。だけど日本人は髪の毛は黒で、逆にその黒に自分をあわせて染めなくてはいけなかったりするんですよね。それも「えっ?なんで?」って。

 

(まり)ですよねー。

 

(まい)日本以外の国を見たときに、紙の色が違う、目の色が違う、肌の色が違うってあたり前のことなのに、ひとつの枠のなかにおさまることが良いことで。同じ答えを言うのが良い人で「これは違うと思う」とか「自分はこういう風に思います」ていうのは言いづらい。

 

(まり)うんうん。

 

(まい)それはずっとおかしいなというか、何も疑問を持たずに生きていけるというのが、すごくおかしいなという風に思っていました。

 

(まり)面白いし素敵ですね。そこで口紅だって思ったのは何があったんですか。

 

 

 

(まい)接客業をずっとしていて、口紅って身だしなみで必ずしなければいけないものとしてつけていたんですね。とくにシンガポールに来てから自分で気づいたことなんですけど。自分が口紅をつけた時って背筋が伸びて、男性でいうとネクタイをキュって締める瞬間ていうのを自分で感じていて、それができた時って「ジャンヌ・ダルクの剣」っていう風に言っているんですけど。

 

(まり)へぇー。

 

(まい)よし、今日もなにがあっても大丈夫だなっていう、ポジティブな気持ちになれるていうのをまずひとつ気づいて。それがなぜかていうと、口紅をつける時間というか瞬間、つけた時の自分の自信みたいなものがあるっていうのがひとつで、接客をしていろんな人に会っていると、やっぱり疲れている人とか怒っている人とか、機嫌が悪い人って絶対にいるんですよね。

 

(まり)うんうん。

 

(まい)でもそういう人たちに会った時に、もし自分がその人たちだとして、すごい疲れて怒っているけれど、ずっと笑顔の人に対して怒りつづける事ってできないはずなんですよ。

 

(まり)ハァーーー。

 

(まい)疲れていたとしても笑顔の人を見ると、自分もフッと笑顔になるみたいな、そういうのって逆に私は接客をしていて、そういう方たちと対していて、その人がすごい機嫌が悪いけど自分がここで機嫌が悪くなってしまったら意味がないし、その人が笑顔になる瞬間て自分のなかで接客の醍醐味だなって思っていて。

 

(まり)すごい。

 

(まい)例えばその後に仕事に行かれるとか家に帰られるとか、友達に会うとかっていうシチュエーションがあった時に、その悲しいとか怒っている気分で友達に会うと、きっと友達にも機嫌が悪いのが移ってしまうんですよね。機嫌が悪い人と会うとなんかちょっとイヤな気分になったりとか。

 

(まり)うんうん。

 

(まい)逆に私がその人を一瞬でも笑顔にすることができたら、その次に会うミーティングの時に、友達に会うなり、家族の元に帰るなりの時に、そのイヤな気持ちを引きずらずに、逆に笑顔でいれたら笑顔も繋がるんじゃないかなと思って、そうすると私が対している人ってひとりではなくて、その周りの人にも疲れたというのを持ってかなくてすむという、そのポジティブなバイブレーションみたいなものがスタートするのが、きっと私が口紅をつける瞬間なんだっていうのを自分で思ったんです。

 

(まり)すごーい!

 

(まい)「私って赤い口紅が似合わない」とか「肌の色が暗いし赤い口紅は似合わないし自信もないし」ていう人が多いなって思っていて。赤い口紅をつけるとそういう人にならなきゃって思えるっていうのもあるかなというもあって。コロナはじまる前後もそうなんですけど。ちょっとイライラしてるピリピリしている満員電車のなかとか、駅のなかで人とぶつかると「チッ!」てやるような、そのイヤな雰囲気というのがひとつの口紅がきっかけに、「私赤い口紅をつけているから笑顔でいよう」ていうような気持ちになれたら、その人と会う人すべてがイヤな気持ちにならないというか、笑顔が広がっていくというのが少しでもあれば、日本が全体的に思いやりを持ったりとか、感謝の気持ちとか、少しでも元気になるとか、ひとつのきっかけになるんじゃないかなと思っての赤い口紅です。

 

(まり)わー!鳥肌が立ちますね。私が今響いているのが、最初に聞いた自然界にも親切であることっていうのもそうなんだけど、それよりももっと手前に、まいさんが自分の気分が上がるというところから始めているところに、すごい鳥肌が立ちました。

 

(まい)ほんとですか。

 

(まり)自然のことを意識するというのももちろん素敵なことだと思うんだけど。自分の背筋が伸びて、なんか自分が良い感じの私っていうところから発生するのって、一番小さなスタートとしては、絶対ずらしてはいけない大切なポイントをちゃんと定めて始めたんだなって思うと、すごい感動しました。ポイントに痺れるというか。

 

(まい)ありがとうございます。エシカルとかって、エンパワーメントとか、SDGSとか、オーガニックとか、フェアトレードとか、いろんな言葉があるんですけど。そういうのを聞くとすごく意識が高い人がそれをやっているとか、環境問題をどうしても解決したいと思っている人がそれをやるとか、そういう事じゃなくて実は全部どれも本当に小さなこと。
 

(まり)うんうん。

 

(まい)たまに言っていただくのが、そういう活動をされていて献身的ですごいねって言ってくださる方がいるんですけど。でも私がなぜやろうと思ったのかというと、まずは自分が幸せになれるし、自分に会った人がちょっと幸せになったらいいっていうくらいのこと。でもできることって、それくらいなんだろうなって今も私は思っていて、ただそれが倍々になった時の力ってまた違うし、ひとりで100%のことていうのは絶対にできないはずなんですけど、ひとりが1%、1%が100人揃ったときの100%の方が、私は価値があると思っていて。

 

 

 

(まり)ほぉー!

 

(まい)それは環境問題であったり、人を思いやることであったり、全部なにごともそうだと思うんですよね。そういうのに少しでも気づけたりとか、できたらいいなって思っているので、その思いが少しでも広がるだけでも1%が少し広がったらいいなって思っています。

 

(まり)それこそエンパワーメントというか、今私にすごい力付けになっています。

 

(まい)アハハハ!嬉しいです。

 

(まり)まいさんの人生で、この人との出会いが大きかったとか、この出来事が私の人生を変えたなとか、そういったことって聞くことできますか。ひとつはインドに行ったことが大きかったとお話ししてくれましたよね。

 

(まい)出来事でいうと、私は学生が終わってインドに行く前に、ニュージーランドに行ったりとかイギリスに語学の勉強をしに行ったりはしているんですね。

 

(まり)そうなんですね。

 

(まい)ひとつのステップで大きかったなと思うのは、まずは日本の外に出たっていうことで、日本を俯瞰して見ることができる。私h日本にいると内側でしかものを見ることができなかったんですよ。外に出ると外の人たちと話すことで、その人たちが日本をどういう風に見ているのかということと、外の人たちがその人の国をどう見ているのかを知ることができて。

 

(まり)うんうん。

 

(まい)もっと知りたいと思うと語学を勉強するようになるんですよね。やっぱりひとつの言語で物事をとらえるのと、いくつかの言語の手段があって、いろんな言語で物事を捉えるとか、コミュニケーションをとるって、やっぱり得る内容が違うなって思っていて、私のなかではひとつは英語を勉強して英語という言語を通して、人とコミュニケーションをとって日本を俯瞰することができたっていうのが、大きな出来事かなって思うので、やっぱり海外で出会ったすべての友人から教えてもらった。


 

(まり)うんうん。

 

(まい)それこそ日本の歴史ってどうなのとか、日本ってどうなの、今こうこうこうだけどどう思っているのとかっていうのが日常の普通の会話にあって、その時、私はなんて私は日本のことを知らないし、勉強してこなかったんだろうというのと、ぜんぜん何ひとつとして自分の国のことを説明できない恥ずかしさってのがすごくあって、それなのに海外に対してどうなの?って思う以前に、まずは自分が自分の国を知ることが大事だったりとか、そういういろんな面で多角的にいろんなものを捉えることができるようになったのは、まずそこなのかなっていうところですかね。

 

(まり)そっかー。

 

(まい)海外に出ようと思ったきっかけは、中学の時に出会った英語の先生が、すごく英語を楽しませてくれて、その先生がいなかったら私はまったくそういう動きにはなってなかっただろうなていうのと、一番身近では母の存在ですね。

 

(まり)どんな風にですか。

 

(まい)その人がいたから出会いで変わったていうわけではないんですけど。基本としては一番、芯となる部分を育ててくれたのは母なのかなって。

 

(まり)とくにお母さんからどんな影響というか、どんなものを受け継いでいるような気がしますか。

 

(まい)やりたいことをやるというのをやらせてくれるというところが、一番かなって思っていて、私が10代の時にインドに行きたいって言った時には、もちろん生死の部分もありますし、生きて帰ってくるかとか。女性ひとりってすごく危ないていうのとか。その時私は就職活動もしてなくて、大学終わってから行ったと思うので、そういう期間に行かせてくれたんですよね。本当だったら就活しなさいとかあると思うんですけど、いろんなものがありながらも「じゃあ行っといで」って背中を押してくれるていうことができるのって、私がもし親になった時にできるかなっていうと、もしかしたら「あれやりなさい、これやりなさい」って言っちゃうんじゃないかなって思うんですけど。そういう風にやらせてくれたからこそ、いろんなことを吸収して経験することができたっていうのが一番学んだことですね。私もそうなりたいなって思いますし、そういう部分かなって。

 

(まり)お母さんの後押しとか、口出しせずに見守る姿勢がまいさんを作ったんですね。

 

(まい)そうですね。

 

(まり)まいさんの人生のターニングポイントは?

 

(まい)シンガポールで働くという経験が一番大きかったかなと思っていて。

 

(まり)転勤でシンガポールに行ったんですか。

 

(まい)出向みたいな形で行きました。2017年に元々働いていた東京のホテルから出向という形で1年間の予定で行ったんです。そこで別のホテルで働くことになるんですけども。その別のホテルで働いている時に、たまたまそこのホテルではなくまた別のシンガポールのホテルの方からお声がけをいただいて、転職しないかという話をいただいたので、そこで正式に移住してシンガポールで転職したんです。

 

(まり)そこから口紅になったプロセスはなにがあったんですか。

 

(まい)3年間シンガポールで働いて、私は海外で働くのがすごく肌にあっていたのがひとつなので、シンガポールに行くというのがひとつのターニングポイントかなと思っていて。シンガポールで出会ういろんな人々がいて、日本でこれまで経験していた接客で出会う人たちの枠を超えて大きなものだなって、私には感じられて。

 

(まり)うんうん。

 

(まい)一緒に働く仲間も、シンガポールって多民族の国なので人種も違えば言葉も違うし文化も違うしという人たちが集まって働くので、誰がどう考えているだろうという推測で働くことはできないんですよね。

 

 

 

(まり)そうですよね。

 

(まい)常に自分がどう思うか、どう行動するかというのが本当に大切になってきますし、コミュニケーションを言葉で常に交わさないと、日本みたいに空気を読んでこうだろうなっていうのはできなくて、シンガポールというリッチ上、おそらく世界中からいろんな国の方が来て知り合う方の幅も大きいのと、シンガポールという国が合理的で効率的で、発展のスピードが速いんですよ。

 

(まり)うんうん。

 

(まい)そういう姿を見ていると、自分が帰国する時に日本はすごく落ち着いていていいんだけど、勢いがないなって感じていたんです。そしてたまたま在職中にコロナになったんですね。

 

(まり)うんうん。

 

(まい)コロナになった途端に、接客業なので国境が閉じられて、一番はじめに仕事が止まるんですけど。

 

(まり)そうですね。

 

(まい)それで半年間くらいロックダウンがあって、日本の緊急事態宣言よりもすごい厳しいので、本当に24時間家にいないといけないんですよ。

 

(まり)シンガポールの厳しさすごかったですよね。

 

(まい)そのなかで家にいるから人と会話するよりも、本を読んだりとか自分の考えを熟成させる時間みたいなのがあったのかなと思っていて。ずっとひとりなので考える時間みたいなのを強制的に作られて、ここから先10年間、接客という仕事をやっていきたいか?と考えた時に、今の現状すごく楽しいんだけども、この先ホテルをマネージメントしたいというポジションになるかというと、ホテルをマネージメントしたいわけではなくて、私は人と接するのが好きというのだったんですね。この先10年間このまま同じ仕事を続けたいかとなると違う。

 

(まり)うんうん。

 

(まい)自分のキャリアを考えた時に、自分が本当にどういうことをやりたいかというのを考えた時に、私を元気にしてくれた口紅というものを環境に良くて、人が美しくなるのに犠牲がある美しさって、本当の美しさじゃないなって思うのがひとつと。誰でも同じ流行りのメイクってあるじゃないですか。とくに日本てそういうのがあって、みんな同じ顔になるんですよね。

 

(まり)うんうん。

 

(まい)決められた美しさっていうのって、本当に必要かなって考えたことがあって、それこそ肌の色も違えば言葉も違って、顔の特徴も違う人たちって同じメイクにならないじゃないですか。

 

(まり)うん。

 

(まい)そういうのを見ていて、それぞれが持っている個性とか美しさって内面にもあって、そこから出る美しさが顔にも出るので、自分のイヤなところをたくさんカバーした美しさで、かつ環境も汚して動物実験もしてとかって、絶対に美しくないなって。それを解放できるなにかというのでまとまったのが口紅というので、自分らしい美しさというのを自分が認めながら自信を持って、それがいろんな人に繋がっていって、かつ環境を思いやっていて、自然体の自分で自信を持てるのが一番生きやすいよねっていう。本当は社会が女性の活躍をエンパワーメントをやっていかなくてはいけないけれど、そうやって自信がついた女性って逆に、自分たちからやっていこうよ!みたいなことができたらいいなっていうところにまとまった感じです。

 

(まり)今聞いていて、ひとりひとりから愚痴がなくなるっていう感じがしたんですよ。

 

(まい)そうそう、そうなんですよ。

 

(まり)社会に対する不満を何もしてくれないってグチグチ言うよりも、だったら私たちが好きな世界を創ればいいじゃないかっていう女性が増えていくなって感じがしました。こんな口紅がいい、こんな風にしたいっていうのを思った時に、それを実現してくれる会社に出会ったんですか。

 

(まい)まずひとつの条件としては、いろんな宗教の人が使えるものというのをやりたくて、私は日本とシンガポールを繋ぐ架け橋だったりとか、その国を知るきっかけになったらいいなというのがひとつあって、シンガポールってイスラム教の国でもあるので、イスラム教の方って身につける物って厳しいなかで、お化粧品も実は豚由来のものが入ってたらダメだよとか、アルコールはダメだよとか決まりがあるんですよ。

 

(まり)なるほど!

 

(まい)シンガポールって日本の化粧品も多くあるんですけど、人気なんですよ。だけど私がイスラム教の友人から言われたことは「日本の物はクォリティーが高くて良いのは知っているんだけど、表記がないから私たちが使っていいかどうかが分からない」て言われたんですよ。

 

(まり)なるほどねー。

 

(まい)私は、そっか!と思って、たしかに良い物なんだけど、日本て日本国内で販売することをメインに考えているので、どういう宗教の人がどういう物をっていうところまで、マーケットもいっていないし、それが逆に私も日本を紹介するいい機会になるというか。これだったら使ってもらって、日本て良い物があるんだなとか、それがきっかけに日本に来てもらうとか、そういうきかけになったらいいのになというのがあって、なのでどうしてもイスラム教の方が使える口紅にしようというのが、一番はじめにあったんです。

 

(まり)そうなんですね。

 

(まい)日本でそれをやっている工場がすごく少ないので、シンガポールに居る時から日本に帰ってすぐにリサーチをして、OEMの会社にたくさんメールを送ったり電話をしたりして、でもやっぱりやっているので、OEMの会社は基本取り合ってくれないんですよね。

 

(まり)うんうん。

 

(まい)ロット数も合わないしとか、ぜんぜんビジネスにならないしとか。返事をくれないところが9割で。

 

 

 

(まり)ほぉー。

 

(まい)返事をくれたところで「じゃあ、ちょっとお話を」て言ってくださったのが2社くらいで、そのなかで今回お願いした石田香粧さんというところなんですけど。東京にある工場で作っていただくことになりました。

 

(まり)へぇー。すごーい。いつ完成したんですか。

 

(まい)去年(2021年)のちょうど8月に完成しています。

 

(まり)販売はいつからされているんですか。

 

(まい)完成してすぐですね。

 

(まり)オンラインで?

 

(まい)クラウドファンディング の幕開けというのを使わせてもらったんです。そのあとはオンラインで販売しているんですけど、オンラインだと自分の思いの部分ってなかなか伝えられなかったり、口紅って今みんなマスクしているので、今一番いらない物なんですよね。

 

(まり)ですねー。

 

(まい)化粧品業界の売り上げも口紅なんて90%近く売り上げが下がっていて。

 

(まり)へぇー。

 

(まい)チークとか色物って全部下がってるんです。そんななかわざわざ口紅を知らないブランドをオンラインで買う人って、すごく少なくて。

 

(まり)そうだよね。

 

(まい)なのでやっぱり身近なところでポップアップとかマルシェとか、直接人と会う機会を増やしながら、今販路を開拓しながら。

 

(まり)ひとりで?

 

(まい)そうです。

 

(まり)すごい!本当にジャンヌ・ダルクだ。

 

(まい)そうなんです。

 

(まり)さっきも気になったんですけど、ジャンヌ・ダルクていうフレーズが出たのは、なんかまいさんがそこに惹かれるものがあるんですか。

 

(まい)開発をする段階でいろんな友人に相談をしたりとか、運が良いことにたくさんの友人、知人に助けてもらって、やっと私がひとりでできるっていう状態なんですけど。その開発をするなかで、元々メーキャップをしている友人が「まいちゃんにとってこれは、ジャンヌ・ダルクの剣みたいだよね」ていう風に言ってくれて、「あっ、そうだよね」てしっくりきて、これ絶対に使おうと言って、私にとっては本当になくてはならない一本というか。お化粧とかする時に、どうしてもファンデーションはしなくてはいけない、眉毛だけ描かないと外に出れないとかってあるんですけど、隠すんではなくて口紅をひとつ塗れば血色良くなるし、隠すよりも良さを見せるメイクってもっとあるよねというのをそれひとつで表しているのかなって。

 

(まり)今ジャンヌ・ダルクのテーマソングが聞こえてくるような気分です。熱い思いがすごく伝わってきました。まいさんのなかで心が燃えているというか、それをすごく感じるんですけど。まいさんが心が燃える瞬間、心が踊る瞬間てどんな時ですか。

 

(まい)分類としては物を売るていう商売になるんですけど、物を売るんではなくて、物を通じて思いを届けるというのが、私がひとつのきっかけになればいいという商品作りなので、もちろん販売をしなければいけないけれども、それを通して人と知り合うとか、人と思いが通じるとか、分かり合えるとかっていうのを、私はすごく大事にしていて。今みたいな瞬間とかそれこそ直接お話しをしていて「本当そうですよね!」という思いが通じた瞬間とか共感の瞬間が、やっぱりこのまま続けていきたいなっていうパワーにもう一度入るみたいな感じはありますね。

 

(まり)まいさんの思いすっごい伝わりますよ。言葉ももちろんすごく分かりやすい言葉なんだけど、それよりも何よりも内側にある思いとエネルギーが言葉に乗っかってくるので、役割なんだなーって。物なんだけど伝えたいのはそれだけじゃない。ジャンヌ・ダルクも剣が伝えたかったわけではなくて、っていうところが同じだなって。

 

(まい)嬉しいです。そんな風に言っていただけて。

 

(まり)伝わるし、エンパワーメントというか。色は何色あるんですか。

 

 

 

(まい)色は今、赤一色なんです。

 

(まり)わー!それもすごいねー!

 

(まい)男性の方とかも環境的にそういう物を探していたという方がいらしたりとか、逆に女性から男性にプレゼントとかもあるのかなというところで、少し色を考えたいなとか、レフィルみたいな形で使い捨てにならないようにやりたいなっていう思いはあるんですけど。まだやっぱり赤一本で。

 

(まり)赤にもいっぱい種類があるじゃないですか。この赤にする決め手というか、なぜその赤だったんですか。

 

(まい)エンパワーメントを象徴できる赤、ピンクよりの赤とかパープルよりの赤とかあると思うんですけど、まず濃い目の赤であるんだけども。赤ってつけづらいというところで誰にでも似合う、それこそ肌の色が黒系でも黄色系でもブルー系でも色々あると思うんですけども。どんな人でも似合う赤っていうのを色々と探して調合して。

 

(まり)すごいー!

 

(まい)それこそ有名なシャネル の真っ赤なやつとかって、肌が白目の方にしか似合わない印象じゃないですか。人を選ぶ赤よりも選ばない赤だと、それをきっかけに赤い口紅をつけてもらえたりとか、日常に使えたりていうのが理想ではあるので、色を調合して作ってもらいました。

 

(まり)今見せてもらうことはできますか。

 

(まい)中がコンパクト状になっていて。こっちが口紅でこっちが鏡です。

 

 

 

(まり)かわいい!いわゆるリップの形ではなくてパレットみたいになっているんですね。筆で塗るんですか。

 

(まい)指でもいいし、リップブラシでもいいんですけど。あえてリップブラシを付けなかったというのがあって。指でつけると薄付きになる感じなんですよ。リップブラシでつけると真っ赤になるので、お好きなシチュエーションとかお好きな色に塗ってもらえるのがいいなと思っていて。

 

(ここで、まいさんがご自身で口紅を塗ってくれました)

 

(まり)わー!違う!

 

(まい)違うんですよ。こうやって口に塗っていただいた後に、指にちょっとあまるんでチークにしてもらっても、アイシャドーにしてもらっても良くって。ひとつで顔がパッと明るくなって、それこそミニマムじゃないけど、これだけ忍ばせておいて、パパパッとやればその日が明るくなるみたいなのをイメージしています。

 

(まり)すごーい!素敵!おいくらですか?

 

(まい)税込4500円で販売しています。

 

(まり)ホームページ教えてくださいね。

 

(まい)はい、ぜひぜひ。

 

(まり)まいさんはどちらにお住まいなんですか。

 

(まい)東京です。

 

(まり)東京で活動されているんですか。

 

(まい)はい、そうです。

 

(まり)これからも商品開発を展開されていく感じなんですね。


 

(まい)はい。できるだけ範囲でやりながら。夢というかこの先を見ているのが、売り上げの数%を女性の自立支援にあてたいなと思っていて、今は日本国内の女性の生理の貧困というのが問題になっていて。


 

(まり)そうですね。

 

(まい)整理用品が手に入らなかったりという。日本のなかにも貧困があるってことに気づいていないという人たちもたくさんいますし、女性の生理って言いづらい問題だったり、シングルファザーだと相談できなかったりとかっていう問題もあるので、そこに少しでも貢献できたら。知らなかった人たちも知ることになって支援が少しでも増えたら嬉しいなというのもあって。

 

(まり)うんうん。

 

(まい)今そういうのを物資で支援させていただいて、その力がもうちょっと大きくなっていったら、将来的には私が学ばせてもらった東南アジアとかインドの貧困の女性が、読み書きできるような場所とか孤独でひとりで相談できないという人も多いので、相談場所みたいな簡単な施設とか雇用につながるまで将来持っていけたらいいなとは思うんですけども。そこまでちょっと大きくできるかっていうのはあるので、夢としてはそういう場所を。

 

 

 

(まり)うんうん。

 

(まい)日本でも貧困というのを知ることと。エンパワーメントの循環て言ってて、これを私がつけて元気になる、売り上げの数%がその人たちを元気にするみたいなことができたら、自分も気持ちが良くなるし、それと同時にそういうことに使われていると思うと、良い循環なのかなと思っていて。そういうのが将来もうちょっと具体的な形で実現できたらなという思いでやっています。

 

(まり)素晴らしい。すっごいエネルギーが湧いてきた。私もちゃんと生きようという気分になりました。お話しを聞けて本当にありがたいです。

 

(まい)いえいえ、ありがとうございます(笑)

 

(まり)次の方をご紹介していただけますか。お名前とどんな風にユニークな方ですか。

 

(まい)加勢仁友美さんです。彼女と私は中学2年生の頃からの友達で、ただ中学を卒業してしばらく会っていなくて、私が活動しているというのを彼女がSNSで知ってくれて、15年振りぐらいにマルシェに会いに来てくれたんですよ。そこで再会したんですけど、彼女はヨガの先生をしていて、元々中学生の頃から漫画だったり絵が上手だったりとか、私とは真逆の子で、だけど仲良くしてくれていて、今も彼女は美術のこととか音楽についての知識とか、植物について詳しかったりとか本当知識が多岐に渡っていて、話していてすごく楽しくて。私とは真逆の面白い子を紹介したいなと思いました。

 

(まい)同級生なんですね。お話しを聞けるのを楽しみにしています。



 

次回は、東京都在住の加勢仁友美さんです。

 

木住野舞さん、どうもありがとうございました。


 

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わたしたちの楽しみでドキドキのチャレンジ「友達の輪」へようこそ!

 

「普通の毎日を生きる面白い人たち」をクローズアップして、その生き様をご紹介させていただきます。そして、その人から、また別の方へ……さまざまな個性と魅力に富んだ方々と出会えることを楽しみにしています。

 

第31回目のゲストは、石川裕子さん‼︎

 

遠田梢さんからのご紹介です。

 

 

 

(まり)お名前とどんなことをされているかを教えてください。

 

(ひろこ)石川裕子と言います。コーチングなんですけど、引き寄せノートセミナーという、引き寄せの法則とか宇宙の法則だったり、思考や潜在意識の仕組みを知って、自分の思考を整えて望みに向かって、それを現実にしていくというもの。引き寄せの法則を使いながらやっていく4回のセミナーと。コーチは、カードコーチングと言って、カードを使ったコーチングです。30分くらいでモヤッとしたものをスッキリとさせて、前に進むために具体的に何をしていったらいいかを明確にしていきます。

 

(まり)それはいつからされているんですか?

 

(ひろこ)カードコーチングの資格を取ったのは結構前です。引き寄せノートセミナーは2年前から学びはじめて、そこから1年くらいですかね。ノートセミナーは15年ぐらい前に知っていました。「ザ・シークレット」が出始めた頃で「引き寄せの法則って、な~に?」みたいな。法則を聞いているのに、現実は変わってないじゃんというときに、自分の思考の癖で望まないことを引き寄せていたりするよ、といった感じの。

 

(まり)はいはい。

 

(ひろこ)そういうのを知って、望みを引き寄せる人生の方がいいなと、自分で学び始めてて、ずっとノートを使いながら自分の思考を整えていったんです。コーチングも自分が受けていて、2年くらい前に「コーチになりたい」と。人をサポートする側になりたいなと思って、本格的に勉強して、レクチャーする資格を取ったという感じです。

 

(まり)そうなんですね。コーチになりたいと強く思った理由ってなんですか?

 

(ひろこ)ビジネスを自分でやっているんですが、そこでも自分の思考や、周りの人たちが自分らしく生きるというのが、私にとってのテーマなんですね。「自分が望む人生を自分で叶えていく」ということに、すごくピントが合っていて。そういう人が自分の周りにたくさんいたら幸せだよなって思っているんです。でも周りを見たときに、そうなりたいけどブロックがあったりとか、正しい正しくないで考えていて前に進めなかったりとか、本当にこれでいいのかなという不安を抱えている人がいて。本当の内なる声を聞いて、自分の中からちゃんと答えを出して、前に進んでいけたら、幸せだなと思ったときに、もっとそれをサポートできる側になりたくて。自分も含めて、みんながそういう風になってほしいなと。それが自分にとっての幸せだなって感じたんです。

 

(まり)うんうん。ひろこさんは子どもの頃や学生の頃、どんな子だったんですか? どんなことが好きで、どんなことに関心があって、どんな特徴を持つ子どもでしたか?

 

(ひろこ)すごく覚えているのが、登校班ってあるじゃないですか。

 

(まり)はいはい。

 

(ひろこ)小学校の登校班で、家の近い人たちと一緒に学校へ行く時に、班長同士が「おはよう!」と挨拶したあとで「この子、泣きそうな顔しているよね」って、私のことを話していたのをすごく覚えていて。

 

(まり)へぇー。

 

(ひろこ)小さい頃って、すごく不安だったり、自信がなかったのかなと思うんです。でも周りの人が楽しい空気になることがすごく好きだったので、ちょっとおちゃらけたりとか、そういうこともしていました。どちらかというとリーダーというよりも、自分からは目立とうとしないタイプで、でも周りの人をハッピーにしたいというのはあったと思うんですよね。

 

 

 

(まり)へぇー、うんうん。

 

(ひろこ)人とちょっと違った部分も多かったかもしれないですね。

 

(まり)たとえばどんなところですか?

 

(ひろこ)小学校の頃、無視という言葉を知らなかったんですよ。「ひろこちゃん、あの子、無視ね」って言われても「無視ってな~に?」みたいな感じだから、よく分からないというか、ちょっとずれている子っていうんですか。だからイジメられたり、ハブられたりしたり。でも必ず味方の人もいたり。

 

(まり)うんうん。

 

(ひろこ)中学校に入ったときも、嫌いな人がひとりもいなかったんですよ。

 

(まり)わー!幸せだ。

 

(ひろこ)そうなんですよ。でもみんなと一緒のことをしないとダメなのかなって思ったこともあるんですよね。「私は誰々くんが好き」みたいな、そういうことは、自分の内側に秘めておくというか。秘密にしているわけではないけれど、そういうことで盛り上がりたいわけじゃなくて。

 

(まり)はいはい。

 

(ひろこ)すると「ひろこちゃんはそういうの言わないよね」と。言ったら仲良くなるの?みたいな(笑)

 

(まり)アハハハ!

 

(ひろこ)分からないんですよね。一緒にトイレに行くとか。別に私は行きたい時に行けばよくない?みたいな感じで。それで最初に仲良くなったチームとはズレていくんですけど、結局ひとりでいると、ついてくる人がいるんです。

 

(まり)へぇー!

 

(ひろこ)最初は華やかな人たちと仲良くなるんですよ。

 

(まり)うんうん。

 

(ひろこ)だけど表面的なそういうものが、根本的なところからズレるから、ひとりになって。でも自分らしくいると、それについてくる人がいるということを中学生の頃にすごく感じてたんですよね。嫌いな人もいないし。それぞれの良いところも苦手な部分とか、性格ってさまざまだから、その人の良いところで集まればいいじゃん、みたいな。良いところに焦点を当てる中学生でしたね。

 

(まり)へぇー!その感覚って、いまされていることとすごく関係している感じがしたんですけど。

 

(ひろこ)いま話してて、私もそうだなって思いました。

 

(まり)今の原型が幼い頃からあって。登校班のときの表情の話でも、もしかしたらひろこさん自身が不安や繊細な気持ちを感じていたんだろうなっておっしゃって。そんな風に感じている人たちのサポートをされているのかなと。繊細な感受性というか、するどい感受性というか。

 

(ひろこ)そうなのかもしれないですね。人の心にすごく敏感だったのかもしれないですね。何を感じているんだろうとか、見えないものを見たかったんでしょうね。なんでそれを言っているんだろうとか。

 

(まり)なるほどー。面白い!言葉の背後にあるものに興味があった感じですか?

 

(ひろこ)哲学的というか、よく考えていた子だったと思うんですよね。

 

(まり)みんなが好きな男の子の話をしていた時に「そんな話がしたいわけではない」って言ってましたが、ひろこさんはどんな話をみんなとしたかったんでしょうね?

 

(ひろこ)その子がどんなことに心が動かされるのか、とかでしょうか。中学生の時にそんな視点で動いていたか、わからないんですけどね。私は表面的な話がしたいわけではないなというときに、ひとりひとりとちゃんと付き合いたいと思ったんですよね。この子はこういう子なんだって、ひとりひとりを見ていた感じなんですよ。

 

(まり)へぇー。

 

(ひろこ)いろいろありましたけどね。私の横を争奪戦みたいになっちゃったんですよね。

 

 

 

(まり)わー、人気者!

 

(ひろこ)気の強い子もいれば、弱い子もいて、気の強い子が弱い子に「なんでひろこちゃんの横を取るの!」みたいになっちゃって。私の知らないところでバトルがあって、登校拒否になっちゃう子がいて。

 

(まり)えーーー。

 

(ひろこ)人それぞれでいいじゃんと思うので、よく分からないんですけどね。大学の時も誰かの陰口とか。

 

(まり)女子特有のね。

 

(ひろこ)「あの子、大学デビューだね」とか、そういう話を聴きたくないんですよ。なので「こういう系の話は、ひろこに言ってもダメだね」みたいな感じで、そういう話が一切入ってこなくなったんです。それはそれですごく良かったんです。別の周波数で生きていたというか。小学生の時にイジメというほどでもないんですけど、例えば音楽室にいたら、みんなが一気にバーッと走っていって、私をひとりにするとか。でも必ず味方がいて。

 

(まり)うんうん。

 

(ひろこ)人に合わせるんじゃなくて、自分が本当にどう生きたいかっていうのがすごく大事だし。そこに同調してくれる人だけでいいやっていう根本があったんだろうなと思います

 

(まり)そうですよね。子どもの頃からジャッジのないところで生きていたんだなと、お話を聴きながら思いました。それをお仕事にされているというのも、ちゃんと自分の道を生きていらっしゃるんだなって。コーチングや講座をされていて、その仕事の醍醐味というか好きなところって、どんなところですか?

 

(ひろこ)クライアントさんが、パーンって変わる瞬間があるじゃないですか。その周波数が好きだし、引き寄せの仕組みを知ったときに「そっか、自分だったんだ」って気づくときとかですね。ノートセミナーは4回ですが、すごくネガティブな感情を扱う回もあるんです。モヤモヤしたりとか。ネガティブな感情が悪いことではなく、そことしっかり向き合うと、自分の本当の望みが出てくるので、そうすると現実はまだ変わっていないのに、パッと本人が変わって、すると次に引き寄せるものが変わるじゃないですか。

 

(まり)はい。

 

(ひろこ)そういう周波数を感じる瞬間が私の喜びというか。みんなの表情がパンって変わるとき……コーチングでも「なるほど分かった!」みたいなのとか「そうそう、そうなの」と自分の心の声に気づけたときの抜け方というのが、たまらなく好きですね。

 

(まり)うーん。それが見たくてされているんですね。

 

(ひろこ)それが嬉しいんでしょうね。

 

(まり)そうですよね。人が本来の姿に戻る瞬間に立ち会うことが大好物なんですね。

 

(ひろこ)そうです。そうです。みんなが自分の魂の声に気づく瞬間がたまらないですね。そこをサポートしたいし、そこに寄り添いたい。コーチングの勉強をまだ続けていて、パーソナルコーチングの認定を取るために学んでいるんですが、その人の心の声や魂の声に、その人が気づいて叶えていくのをサポートしたい。

 

 

 

(まり)お話を聞いていて特徴的だなと思うのが、その人の心の声にその人自身が自分で気づく、というところがひろこさんのポイントだなって。誰かにアドバイスをもらうんじゃなくて、その人が自分の声の真実に自分で気づくっていう、そこがポイントなんですかね?

 

(ひろこ)そうですね。みんな、必ずあると思うんですよ。私も自分がコーチングを受けた時に、コーチのコントロールやジャッジが一切なくて。社会のなかで生きているけれど、魂ってそれとは関係のないところで働いているし「こうじゃないといけない」「これがいい」「こうあるべき」というのを全部外したところに、自分のなかに望みがあって「絶対にこうしたい」とか「本当はこうがいい」というのがあるんですよね。

 

(まり)うんうん。

 

(ひろこ)正解、不正解じゃなくて、それが一番大事なことだと思うので。それが魂の取り分というか、その人のエネルギーが湧くところだし、それが分かっていて、自分のしていることとが一直線になった時に、必ずうまくいくと思うんです。

 

(まり)うんうん。

 

(ひろこ)そこを見つけるために、その人が潜在意識とコミュニケーションを取るサポートをするのが、コーチの役割だと思っています。

 

(まり)うん。そうですね。その方たちと接するときでも、プライベートでも、生きる上でもいいんですけど、大事にしていること、こだわっていることって、どんなことですか?

 

(ひろこ)セッションでもコーチをやるときも「感じること」を大事にしていますね。その人が言葉でなんて言っているかではなくて、本当はどう感じているか。いま、無理をしたよねとか。「やります!」って言ったけど、本当はできないって感じたよねとか。心の声に気づくことを特に強化したいというのもあって、感じることを大事にしています。

 

(まり)感じることって、どうやって強化できるんですか?

 

(ひろこ)感じたいって思うことですかね。

 

(まり)そこに意識を向けるってことかな?

 

(ひろこ)そうですね。トレーニングでしかないですね。あとフラットであること。自分がフラットであることはすごく大事だと思っています。こっちが空っぽであるというか、自分のジャッジを一切入れないということが、本当にその人を感じることにすごく大事だなって思います。

 

(まり)ジャッジをしないって難しかったりするじゃないですか。

 

(ひろこ)そうですね。

 

(まり)気づいたらいろんな好みとか判断とかが動いてしまいますよね。ジャッジしないのって、どんな風に意識していますか?

 

(ひろこ)100%受け入れています。あなたはそうなんだねって。好き嫌いという好みはもちろんあると思うし、自分だったらこうするなというのもありますが、それとはまったく別のところで「この人はどういう人なんだろう」「この人の感覚で知りたい」という感じでいますね。その人に対しての興味。良いとか悪いというのが、ジャッジじゃないですか。この人はこうなんだなって認識するというか。良い悪いもなしに「あっ、そうなんだね」って。

 

(まり)うんうん、分かりやすいです。話してくれたなかに「その人に興味を持つ」「目の前の人に興味を持つ」という態度が、ひろこさんにはすごくあると思ったんですけど。

 

(ひろこ)ありがとうございます。

 

(まり)目の前の人の話を関心を持って聞く感じがしたんです。人が好きなんですか?

 

(ひろこ)人が好きなのかな、分からないですけど(笑) あまり感情移入するわけではないんですけど、この人どう感じているんだろうって、憑依する感じっていうんですかね。

 

(まり)面白ーい!憑依する感じなんですね。

 

 

 

(ひろこ)そういう風に感じるんだねって、自分も味わうというか。

 

(まり)へぇー!

 

(ひろこ)そういう感じで知りたいと思うと知れる(笑)

 

(まり)面白いですね。

 

(ひろこ)その人のなかに入るというか、そういう感覚で聴いています。

 

(まり)その人の言葉だけじゃなくて、エネルギーみたいなものにも共鳴していく感覚があるっていうことですか?

 

(ひろこ)はい。同じ感覚じゃないことも、もちろんあるんですけど。これがなぜ喜びに感じるんだろうとか、なかに入って感じているんですかね。

 

(まり)やっぱり子どもの時と同じですよね。なんでこんな言葉を使ったんだろう、なんでそんな風に言ったんだろうって。そのもっと奥にあるものを知りたい、理解したいというのがあるんだなって思いました。そういう人じゃないとコーチングって、できないですよね。

 

(ひろこ)そうですね。

 

(まり)表面だけだと分からないですもんね。

 

(ひろこ)その人の周波数を感じるというか、そこが大事だなって思っていて。教えてもらっているコーチには、そういうところでしか見られないので、スキルではないところでチェックされているんですよ。

 

(まり)面白ーい!そこって技術じゃない部分でしょう?知識とか情報量とか、あるいは経験でもないですもんね。自分の本来の姿というか、周波数でやっているかどうかを見極められるというか、見破られるというか(笑)

 

(ひろこ)そうです。たぶん日本一厳しいコーチングカンパニーだと思います。

 

(まり)そうなんですね。でもそこに出会うこと自体が、ひろこさんがそういうのを望んでいるんですよね(笑)

 

(ひろこ)そうですね。

 

(まり)素敵ですね。ひろこさんの人生のターニングポイントのお話を聞かせてもらえますか?

 

(ひろこ)大きなものが三回くらいあったと思います。そのうちの一つは、26~27歳で就職して5年くらい仕事をしていたときで、きっかけは恋愛でした。それまで仕事と恋愛だけの生活をしていたんですけど「誰かが幸せにしてくれる」とか「誰かがいるから幸せ」と思っているうちは幸せにならないなって、何度も恋愛を繰り返しているうちに気づいたわけですよ。

 

(まり)アハハハ!分かる分かる。

 

(ひろこ)1ヶ月に10キロぐらい痩せる恋愛もして、もうねドラマチックですよ(笑)

 

(まり)ドラマチック!いいいい!(笑)

 

(ひろこ)そういうことがあったから「私って本当はどう生きたいんだろう」とか「私にとっての幸せってなんだろう」とか「自分で自分をハッピーにするってどういうことなんだろう」とか、すごく考えたんですよね。

 

(まり)うんうん。

 

(ひろこ)好きなことを仕事にして、やりたいことで生きたいなって思ったんです。私、管理栄養士なんですけど、管理栄養士の大学へ行って、国家試験を受けないと管理栄養士ってもらえないんです。大学卒業したあとの4月に就職して、5月に試験だったんですが、13科目もあるのに勉強してないから、受からないなって。10数%しか受からないんですよね。当時は遠距離だった彼氏と遊んでたら、試験終わっていて(笑) エントリーしているのに「ひろこ、来てないじゃん」って(笑)

 

(まり)わーーー!

 

(ひろこ)そうやって一度はブッチしたんですけど、人生を考えたときに、やっぱりお料理が好きだったんですね。当時は食品メーカーで働いていて、食の裏側を知っていたので、食の大事さとか、料理する楽しみを知ってもらえたら、日本って変わるのに……という思いがあって、食育を教える料理教室をやりたくなったんですね。それで27歳の頃に国家試験を受けたら、かったんですよ。受かったんだけど、やりたいことがあっても、いまみたいに個人で発信できる時代じゃなかったから。SNSもなくて。やっぱり看板を掲げないといけないのかな、そのために料理学校を出た方がいいのかなとか、いろいろ考えたんですが、時間とお金の壁が現実的にあって。やりたいことができないなーって、悶々としました。それまでだったら「飲みに行って忘れちゃえ」みたいな感じだったんですけど、自分の人生を本気で変えようと思っての行動だったから、これで飲みに行っても現実は変わらないなと。それで、本を読み漁ったんです。

 

 

 

(まり)うんうん。

 

(ひろこ)そのなかに「口癖の本当」とか「潜在意識」とか「鏡の法則」といった、見えない周波数や波動があるんだ…と知ったんですよね。そしてお勤めをしながら副業して、起業しようって。自分の人生の責任を持って、お勤めから自立して、精神的なものも含めて経済的にも自立する。大きな失恋があったから「人生どうしたい」ということと向き合ったのが、27歳頃でした。

 

(まり)いい時期ですね。

 

(ひろこ)30歳が見えてきて、どんな30代にしたいかと、本当に人生と向き合ったのがそこですね。

 

(まり)大失恋がきっかけだったんですね。いいですねー。

 

(ひろこ)アハハハ!もしそれがなかったら、適当に結婚してフワッと生きていたかもしれないですね。分からないけど。

 

(まり)その時にひろこさんは、どんな人生がいいって思ったんですか?

 

(ひろこ)自分で自分をハッピーにする、イコール自立だったと思うんです。当時はその手段もなかったので、好きだった料理から、まずはブッチした国家試験を受けて、管理栄養士として教えようと。自分の好きなことで人の役に立って、好きなライフスタイルを叶えられる手段を選ぶということをその時はじめて考えました。

 

(まり)若いのにエライ!

 

(ひろこ)いやー、当時は遅いと思っていましたけどね。27歳で何かをはじめようと思ったとき、早い人はもうとっくにやっているよという気持ちでした。

 

(まり)うんうん。今、おいくつですか?

 

(ひろこ)44歳です。

 

(まり)44歳から見たときに、27歳で「もう遅いな」って感じている自分はどう見えますか?

 

(ひろこ)ベストなタイミングだなって思いますね。

 

(まり)アハハハ!ですよね(笑) いい感じですよね。恋愛にしても仕事にしてもいろんな経験があって、そこからの気づきですよね。44歳から27歳を見ると。

 

(ひろこ)イヤーほんとに(笑)

 

(まり)いい時期に気づいたねって思いますよね。

 

(ひろこ)本当ですね。その経験がなかったら気づけなかったし、当時、周りで起業している人もいませんでした。在学中に起業する人もいるけど、そういう人は前提としての親や環境が全然違っていて。私は普通の会社員の親の元で育ち、宇都宮という田舎で、大学は東京だけど普通のところです。普通の人でもターニングポイントさえあれば、変わっていけるんですよね。特別な人だけがそうなんじゃなくて。

 

(まり)本当ですね。ターニングポイントは、良いことによってだけではないってことですよね。自分にとって一見、不幸に見える出来事もすごく大事なポイントになる。

 

(ひろこ)むしろそれしかないなって思いますね(笑)

 

(まり)アハハハ!だったらいま「ウーーー!」ってきつくなっている人たち、いま、そこ大事だよって感じですね。

 

(ひろこ)人生を振り返った時に、グーッと落ちたように見えるというか、ドーンとショックなことや辛いこと、私のターニングポイントは全部そんな感じです。

 

(まり)うんうん。

 

(ひろこ)ジャンプの前のしゃがむ状態というんですかね。人生を俯瞰で見ると、絶対に上がる前に、必ず下がっているというか、しゃがんでいるんですよね。だから大きな「えー!こんなこと⁉︎」ということが起きたとしても「これって、もっとハッピーになっていいってことだ」と受け取れるようになりました。

 

(まり)すごーい!やっぱりものの見方ですよね。出来事ではなく見方と態度、それによって人生はいくらでも変えることができますね。

 

(ひろこ)そうですね。

 

(まり)ひろこさんは何をしている時が一番ハッピーですか?

 

(ひろこ)仲間とか、周りの人たちが幸せにしているのを見るのが幸せですね。成長したり変化していくということも人生の幸せだと思うんですよ。何も変わらない人生ってつまらないと思うし、昨日よりも、前の自分よりもこんなことに気づけるようになったとか、そういうキラキラが増えているのを見るのが、幸せだなって感じます。みんな、それが自分らしさに向かっているので。

 

(まり)うんうん、そうですね。

 

(ひろこ)より生きやすく、より自分らしく。いろんないらない観念とか、いらないブロックが経験によって外れていったり、成長して、その人自身が自分を認められるようになって、自己肯定感が上がる感じとか。そういうエネルギーを感じるのがすごく幸せですね。

 

 

 

(まり)ひとりでも多くの人が自分らしく生きることに喜びを感じたり、幸せを感じている人が増えれば増えるほど、ひろこさんがハッピーになるんですね。

 

(ひろこ)そうですね。

 

(まり)世界平和ですね。

 

(ひろこ)本当ですね。そうなんですよね。昔すごく事業で成功されている方が亡くなったとき、とても影響を受けた方だったので、すごく悲しかったんです。でもその人と出会えたことにすごく感謝もしたんですよね。この人と出会えていなかったら、こんな考え方や感じるものって、なかったなって。だから私もそんな風に多くの人の人生に影響を与えられる人になりたいって、そのときにすごく思ったんですよ。

 

(まり)へぇー。

 

(ひろこ)最近、すごく感じるのが、自分が死ぬ時に、どれだけの人の笑顔を見て自分が幸せな気持ちで死ねるかの方が重要だなって。前は影響を与えるような感覚でいたんですが、自分のほうがこんな幸せな気持ちにさせてもらえてるという、自分の魂の喜びもそれなんだなと最近気づいたというか。

 

(まり)死ぬときにこんなことを感じられたら、最高の人生といえるなというのを、ドンピシャでもう知ってしまっているんですね。

 

(ひろこ)今の時点で魂が求めていることなのかなって。コーチングをやりたい理由も経済的自立のサポートをしたい理由も全部、いまやっていることが軸としてありますね。

 

(まり)いい話。自分の喜びを知っていることは何より大事というか。それさえ知っていれば、いくらでも自分を幸せにすることが出来るんだなって感じました。大事なエッセンスを今日は聞かせてもらったような気がします。

 

(ひろこ)アハハハ!

 

(まり)次のゲストのご紹介をお願いします。どんな風にユニークな方かを教えてもらえますか?

 

(ひろこ)木住野舞ちゃん。エシカルリップという、プラスチックを使わない口紅を作っていて。メイドインジャパンでないものは世の中にけっこうあるんですが、日本では初なんです。渋谷のスクランブルスクエアの2階かな。そこにはエシカルなもの、環境にやさしいもののショップが入っていて、女性のエンパワーメントにもメッセージのあるブランドなんです。女性としての生き方や自立だったり、シンガポールで働いたりしているので国際的な感覚とか、日本だけじゃない世界の女性の環境的なこととか、いろんなことを含めて活動している、すごくエネルギッシュな女性です。

 

次回は、東京都在住の木住野舞さんです。

 

石川裕子さん、どうもありがとうございました。

 

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