絶対にひとりになりたくないと思っていた話
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別のYちゃんに
「ひとりになりたくないと思っていた人が、ひとりでも平気かもしれないって気づいてね……」という話をしました
「分かるわー、分かる」と言いながら聞いていました
「捨てられることが怖いと思っていたけれど、実は、捨てることの方が怖いのかもしれないって気づいたんだよ」と言うと
「分かる!だってお母さんと同じになってしまうもん。」と言いました
ハッ!としました
だから、Yちゃんにこの話をしたんだね
Yちゃんのお母さんは、Yちゃんが小さいころに家族を置いて家を出ました
Yちゃんには、お母さんに捨てられたという、深い悲しみがあります
だから自分は、絶対に家族を捨てない
わたしが家族を守らなければならない
という思いが、強くあったのだそうです
ガマン、ガマン
わたしがガマンすればいい
ずっとそう思いながら頑張ってきました
そして、ひとりになってしまったら
自分がどうなるのかが分かっているから
捨てられる、置いていかれる悲しみを知っているから
ひとりになってしまうなんて
怖すぎると思っていたようです
ひとりになることだけは避けたいから
ガマン、ガマン
お母さんみたいになりたくない
お母さんみたいに絶対になりたくない
家族を壊すようなことは絶対にしたくない
Yちゃんも、捨てられることが怖いと思っていたけれど
捨てる方が怖かったのでした
お母さんと同じになんかなるもんか
2人のYちゃんと話をしながら
こういうことたくさんあるんだろうなって思いました
捨てられるよりも
捨てる方が怖い
捨てられたらどうしよう
ひとりになってしまったらどうしよう
という不安は
もしかしたら
捨ててしまったらどうしよう
ひとりにしてしまったらどうしよう
かもしれないなーと思いました
捨てられたと感じたことがあるから
その悲しみを知っているから
捨ててはいけないと強く思うのか
このことは、もうちょっと書いてみたいと思います