目の前の人の奥にいる亡霊④ | きっと地球に遊びに来たんだよね!

きっと地球に遊びに来たんだよね!

「私は誰なのか? なぜ生まれてきたんだろう?」忘れてしまっている大切なことを、思い出したい人へ…

目の前の人を通して
亡霊に出会っています

目の前の人の向こうに
かつての誰かの姿を見ています


ほとんど
自覚なしに


目の前の人といると
内側にある傷がうずきます


その人といると
内側の表現されずにきたものが
刺激されます


表現することが難しかった言葉

表現することが許されなかった想い

表現することをあきらめてしまったものが


いつもは
静かにしています


でも、なにかの刺激によって
顔を出します


なぜなら
表現できる機会を待っていたから


目の前にいる人へぶつけたくなっているものは

過去の誰かへぶつけることができなかったもの

その過去の誰かへぶつけたかったものは


幼いあの日に
お母さんにぶつけたかったもの


目の前の人に言いたくなる
なぜ、わたしをちゃんと見てくれないの?


お母さん、なんでわたしを見てくれないの?
わたしだけを見てよー!


って言いたかったのかもしれない


目の前の人にぶつけたくなる
どうせわたしのことなんて、どうでもいいんでしょ!


もっとわたしを大事にしてよー!!!
って、お母さんに言えなかったのかもしれない


目の前の人に言いたくなる
嫌いになったんなら、そう言えばいいじゃない!


お母さんがいつもイライラしているのは
わたしのことが可愛くないからなの?


って不安だったのかもしれない


わたしが、いない方がいいの?
わたしが、かわいくないの?
わたしって、そんなにダメな子?

大事て言ってほしい
かわいいて言ってほしい

褒めてほしい
怒らないでほしい


他ばかりみていないで
こっちを見て!!!

って言いたかったのかもしれない


その言えなかった言葉
表現できずにいた想いが

目の前の誰かのふとした態度や
言葉や表情や状況によって

刺激されるんです


あの時の恐怖
あの時の不安
あの時の怒り
あの時の寂しさ
あの時の悲しみ


今の出来事とは関係なく
今の目の前の人とは関係なく

もともと自分の中にあった感情


それを溢れさせてあげる
ただただ溢れさせてあげる

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