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2018.06.21の記事。

【資源ごみ収集物語】

鶴ヶ峰のうちの近所では、
紙の資源ゴミを雨の日に出すのが
普通になっています。
以前港南区にいた時は、当日が雨の場合、
翌週の回収だったと思うのですが。



雨の日に資源ゴミ出したら
回収してもらえないで置いていかれるよ、
とはじめは思っていました。
だから私だけ紙ゴミ出さなかったのです。


そうしたらその雨の日に、
鉄の魂を持った回収屋さんが
紙の資源ゴミを回収していくのですよ!



私の紙ゴミは? 
そうです。翌週の回収はありませんでした。
多分こんな感じです。




 ーー「収一、今日は雨だ。回収日じゃない」
 「でも鶴ヶ峰には紙子が。今、雨に打たれているんだ!」
 「収一、よせ、来週にするんだ」
 「それじゃ紙子はどうなるんだ! おれは行く! 紙子ぉぉぉぉぉ!」



若き資源ごみ回収係の収一は鶴ヶ峰に走った。
たった一人の愛しい紙子を思って。



鶴ヶ峰、某ごみ集積所。
紙子は雨男に絡まれて、苦しんでいた。



「へっへっへつ、ねーちゃん、なかなか可愛いじゃないか。ちょっとおれにつきあえよ」
「ダメよ、私には収一さんという人が」


「雨の日の資源ごみ回収なんて間違ってるんだよ 。お前、毎週毎週甘やかされて、置いていかれるごみ達の末路を知らないみたいだな」


「あっ、何をするの!」
「おれと一緒にべちょべちょになろうぜ」
「下品なこと言わないで!」
「おれは雨男だ! こういう表現になっちゃうんだよ!」
「ああっ、ダメ! よれよれになってしまう。助けて収一さぁぁぁぁぁぁん!」
「そこまでだ! 紙子に手を出すな!」



そこへ収一が駆けつけた。
雨男は収一をせせら笑う。
「収一諦めた方がいいぜ。手遅れだ。紙子はなーー、ふん、知りたいか」
「紙子に何をした」
「知らない方がいいぜ」
「何をしたんだ」
「へっ、彼女はな、もう」
「食らえ! 目から怪光線!」
「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁ?!」
雨男は燃え上がって絶命してしまった。
「紙子!」
「収一さん!」
「紙子ぉぉぉぉぉぉ!」
「収一さぁぁぁぁぁん!」
二人は熱く抱き合い、愛を確認しあった。
ーー資源ごみ収集物語、完。




そうです。鶴ヶ峰に来たら
鶴ヶ峰に巻かれないといけないのです。
しかしびしょびしょの紙ゴミなんて
誰がリサイクルするのですか。




しかたなく雨の回収日はご町内の皆様と
紙ゴミを出すようになったのですが、
いつも釈然としません。
回収屋さん、魂が熱すぎます。
今度からは雨の翌週に来てください。


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