先日、言われた言葉が胸にささり、なんだか生きているという証もないような感覚で、過ごしていた。
絵など売れないと言われたこと。
その日から微熱が続いた。
精神的なものだった。
今日、虎の絵を買ってくださった方がいた。
私はすぐには売れたというメールを見ても信じられなかった。
お礼のメールを送り、あたたかい励ましに泣きそうになった。
年齢を重ねると、よく泣くのかなぁと思った。
おばあちゃんの故郷にお住まいの方だった。
その方とのメールのやり取りで、大きな心を感じた。
そしておばあちゃんのことを思い出した。
おばあちゃんは、生命保険に勤めていた。
売ろう売ろうとするのではなく、家にあげてもらうだけで、おばあちゃんは休めて助かったなぁと言っていた。
その後、何故か続々とおばあちゃんのおいていった洗剤やまち針を見ておばあちゃんを思い出し、ちょっとした保険に続々と入ったと話していた。
「南さんが、とって来る仕事さー保険金がおりて、うちの会社としてはきびしい!!!」と言われたそうだ。
商売だけれど、その中に少しでも交流ができたら、私はうれしい。