八咫烏(ヤタガラス) | 「飛び出せ いろは」の愉快な仲間たち

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我が家には代々伝わる絵があるのですが、その中に「八咫烏」と言われているものがあります。

あまりに古くて傷みが激しかったので、マスミ東京の横尾さんにお願いして和額を作り直して頂きました。

 

  

 

小さい頃は、「一咫(ひとあた)」と言う単位も知らなかったので、この絵を見て「八咫烏」は小型のカラスかと思っていました。

「一咫(ひとあた)」とは、手の平の付け根から中指の先端までの長さでおよそ17~18㎝前後です。すると「八咫烏」は、17×8=136㎝の大きさ。 冬の渡り鳥「ワタリガラス」の成鳥の全長は約60~65cm、翼を広げた幅は約100~150cm。「八咫烏」は、「ワタリガラス」位の大きさかも知れません。

さてこの絵では、くちばしと足が黄色、羽は黒、目の周りには何やら膨らんだ様で白い羽の様な物が描かれています。おそらくツガイなのでしょう。

 

      

 

足が3本かどうかは不明。ただ、カラスのイラストのくちばしは黄色が多いようです。

           

我が家のこの絵が「八咫烏」かどうか、真偽の程は分かりませんが、子供の頃、「この鳥たちは、遠い熊野の深山幽谷に住んでいる」と信じていました。 EMI