仕事から帰ってきた彼に、検査の結果を伝えました。
『私は『多嚢胞性卵巣』で、
イメージとしては卵巣の中に、卵の元みたいのが、ギッチリ詰まってて、卵子にならないらしい。
排卵誘発剤を経口で投与しても効かないので今後は、直接注射したり
もっと、お金と時間をかけて『治療』をしていかないと、妊娠は望めない……。』
淡々と、事実を伝えてるんだけど
なんとなく……。気まずくて、
語尾が小さくなってきちゃう……。
『なので、本格的に私の治療をする前に
旦那さん側に問題がないか、先に検査した方が良いとお医者さんに言われた。
もしも、Kさんに問題があれば治療方針代わるし、時間とお金の節約の為にもまず旦那さんを、とのこと。
なんだけど……?』
『あ、じゃあ、俺は来週の土曜に病院に行けばいいのかな?』
『え?』
私が拍子抜けするほど、あっさり。
Kさんの第一声はそんな感じでした。
あぁ……、そんな、積極的になってくれるなんて……。
『あはは。再来週に私が病院に行って、その時に旦那さんの予約をしましょうって話しだったから、早くて月末の予約になるのかな~…』
『それって、噂に聞くあれだよね?個室とかにそういう、本とかビデオがあって、ここに出してきてくださいみたいな』
『たぶんそうだよね』
『俺、大丈夫かな~…』
『頑張ってね』
『ねぇ……。がっかりした?びっくりした?大変だと思う……??』
おそるおそる私が尋ねると
ごく、あっさりとKさんが言いました。
『うーん……。そこは、自分でコントロール出来る問題じゃないんだから仕方ないよね』
不機嫌になるでも
困惑するでもなく
そういうことなんだ
と、事実を受け止めて、
じゃあどうしようか、と
具体的に動こうとしてくれる彼。
つくづく、
この人と結婚して本当に良かったな……。
そんな風に感じました。
そんなわけで、
妊活と言う名の不妊治療スタートです
((o(^∇^)o))