なんとなく介護日記 -4ページ目
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コミニュケーション

介護の難しい所はコミニュケーションだと思います。
半身麻痺で舌が自由に動かない人の
言葉は聞き取りにくいし、
耳が遠い人に何かを伝えるのは難しい。
ましてや認知症の人は理解する能力が低いので
意思の確認が出来ない場合もある。
一見なんでもない様に思えてくると思いますが…

例えば
寝たきり状態で排泄の有無を伝えられない場合、
無駄に何時間かおきにオムツを開いてみる必要が
なくなるし、それは本人の身体的負担を減らす事
にもなると思います。
また、寝たきりの場合は褥創(床ずれ)になる事が
多いので痛みを訴えられないため傷が酷くなる事があります。

また寝たきりでない場合もより円滑でストレスのない
人間関係を築けるでしょう。
言いたい事が上手く言えないのは辛いく
ストレス以外の何者でもありません。

しかし
出来ない彼等が悪いわけではありません。
病気や老化自体が悪ではないし、
病人や老人であることが悪なわけでもありません。
大切なのは彼等のニーズを理解してより一般の社会に
近いところに接点が持てるようにする事。
これが社会に生きる上で重要な事であると思います。
私は介護を通してその手伝いが出来たら良いなあと思います。

悩める利用者たち(2)

やっと風邪が良くなっていました。
仕事もマスク着用で再開です。

さて、前回の続きです。

さらに認知症が進むと…
言語でコミニュケーションがとれなくなります。
そして歩行が安定していると徘徊をします。

たとえばある利用者は
歩行安定・徘徊有・コミニュケーション不可。
トイレも一人ではいけません。
トイレ介助をするときはとても大変。

嫌がって暴れるので。

殴られたり、蹴られたりは当たり前です。
手順を整理すると
1.トイレに誘導します。
2.両手を押さえてズボンと紙パンツを下げる。
3.便座に座らせて紙パンツを交換。
4.清拭で陰部を拭く。
5.立たせてズボンを上げる。

私も最初は手首を押さえたりすることに
違和感というか、嫌悪感がありました。

でも…

失禁している人を不衛生な状態で
徘徊させられるでしょうか?

私には出来ません。
彼らは免疫力も弱く尿路感染を起こしてしまいます。
また、他の利用者に失禁を指摘され馬鹿にされてしまいます。
これは社会的孤立を意味します。
少なくともデイサービスに来所するという事は

高齢者になっても社会との接点を
持ち続けるという意味で有意義な事だと思います

ちょっと中断

話は変わりますがこの職業は
感染との戦いでもあるのです。

最近だと
インフルエンザ

今日も同僚がインフルエンザとの
戦いに敗れてお休みしました。
我が施設でも最近またインフルエンザが
猛威を振るっています。

基本的には手洗い・うがいですが
私の場合はマスクを必ず着用しています。
やっぱり四六時中同じ空気を吸っていれば
健康な人でも感染率はUPするはず。

ノロウィルス

これも話題になってましたね。
併設して特養もあるのですが
そっちでは職員も感染して大変だったようです。

私の対策としては

排泄介助時はマスクと手袋必着!

これって当たり前のことだと思われがちです。

しかし!

排尿後に陰部を拭く場合、
素手で清拭使いって拭く人が圧倒的に多いです。
一説によれば汗以外の分泌物は
素手で触れないほうが良いそうで…。

私が介護される立場なら手袋を使ってくれたほうが
安心して介護を受けれられると思います。

プライバシーの問題で施設利用する前に
感染症の有無を全てチェックする事はできません。
だから知らぬうちに職員が
肝炎に感染というケースもあります。

利用者の人権やプライバシーも大事です。
しかし、介護する側も情報が欲しいものです。
感染の可能性をを疑って介護するのでは
気持ちよく介護できません。
介護する側にも人権も考えて欲しいものです。

私も風邪みたいでノドに痛みがありセキが出ます。
明日休まないために今日は早く寝たいと思います。

清拭:排泄介助の時は尿や便を拭くのに使うおしぼり。

悩める利用者たち(1)

デイサービスにはさまざまな利用者が
いらっしゃります。

今回の話題は
認知症の人たちです!

「認知症」とはいわゆる「痴呆症」。
法律で病名が変わったみたいです。

彼らの中には記憶が続かない方が
いらっしゃいます。

例えば
なんでデイサービスに居るのかが分からない。

朝は家族に「行ってきます!」と言いながら
送迎の車に乗ります。
しかし、いざ着いて席に座ると
「なぜここに居るのだろう?」
                と問います。
私は初めから説明します。
でも少し経つと頭を抱えて悩みます。
そしてついには涙ながらに…。

最初、私はビックリしショックを受けました。
だって自分の祖父母ぐらいの人が
本気で悩み涙しているんですよ。
記憶が続かないって事がそんなに
辛い事なんだと思い知りました。

そしてデイサービス

デイサービスとは
家族の介護負担を減らし、
なるべく長く在宅で生活できるように
支援していくための施設だと思います。

例えば皆さんの祖父母が認知症(痴呆症)
だったとしましょう。

そして介護者はアナタ!

徘徊(はいかい)があって勝手に出歩き
家に一人で帰ってくることが出来ません。

家族の食事のための買い物にも
安心して行けませんよね?

週に一回の友達と食事にも行けませんよね?

週に一回でも本当に安心して祖父母を預けられたら
どんなに安心できるか。
どんなに介護負担が軽くなるか。

子育てと違い終わりの無い介護を
続けるのって大変なんですよね。

もちろん祖父母にとってもメリットはありますよ。
外出の機会も増えます。
家族以外の人とも交流が増えます。
その他、レクリエーションや入浴など
いろいろなサービスが受けられます。

一割負担で…

なぜ介護か?(3)

「某デイサービス」に勤めていたら、
そのグループ全体の職員募集があったので
試験を受けてそのまま就職しちゃいました。
「エスカレータ式」とでも言うのでしょうか?
意外と楽に就職できてビックリ。
で四月からは常勤職員扱いになり
俗に言う「老人ホーム」に異動です。

私の場合は本当に資格を取ったから
やってみた的ないい加減な動機です。
それでも就職とリンクして考えたとき
悪くはないかもと思えました。
あくまで「かも」ですが…。

介護って聞こえは良いですが、
身体介助は体力勝負ですし、
排泄介助は汚物を扱います。
感染の可能性もある。
懐かしい言葉で言うと「3K」。
賃金だって「誰でも出来る」
というレッテルを貼られ低い。
まして「死」を扱うという意味では
かなり深刻な仕事です。

とりあえずこの記事を以って
いままでの成行きは終わりにします。
以降「デイサービス」について書きます。

なぜ介護か?(2)

資格取得後。
日曜日の新聞広告をチェックしていると。
介護の仕事の求人がいっぱいあることを発見。
これで就職出来そうと思った矢先。

ん~…。

資格取得のために施設研修はあったけど
いきなり就職して大丈夫かな…?
トイレ介助とか入浴介助ってあんまり
見せてくれなかったのでちょっと不安もありまして。

そしていつもの悪いクセ。
とりあえずバイトから始めてみよう。
ハードルは低いところから始めよう。
ってことで
「デイサービス」で働いてみるのでした。

なぜ介護か?(1)

私は大学卒業後就職しませんでした。
適当なバイトに就いてダラダラしていました。
いわゆるフリーターってヤツですね。
でも、さすがに26歳になった時ヤバイと思いました。

さあ、どんな仕事に就こうか?
そう思った時には手遅れ!
私には何もなかった。資格・特技もない。
仕舞いにはまともな職歴もない。
誰がこんなヤツを雇うのでしょう?

しかし、世の中捨てたモンじゃありません。
母親が
「あんたにかけていた保険の積立金が満期になるんだけど…」
続けて母親
「それ使ってヘルパー2級の講習を受けてくるわ」

「えっ?」
とっさに私は思いました。私も資格が欲しいと…。

簡単に私はホームヘルパー2級の資格を取得。
こうして私はなんの理想もなく
ただなんとなく介護の道へと進むのでした。


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