疲れても、やっぱりよかった!
報告が今日になったけど、2月に行って、もう一度見たいと思った、
『新・北斎展 HOKUSAI UPDATED』
に行ってきました。
平日だし、お天気もちょっとぐずつき気味で、そんなに混んじゃあいないでしょう、なんて北斎人気を甘く見ていました!
前回は前売り券だったし、まだそれほど混んでいなくて、スイスイ入れたけど、今回は当日券。
海外からの人も多いためか、窓口は一向に進まない。。。
買うのに並び、さらに52階までのエレベーターで並び、入り口前でもさらに並び・・・
3月ですものね、時間帯も関係あったと思うけど。
やっと到着の入り口。ここまで1時間半近くかかりましたー。
本当に見ごたえのある、膨大な作品たちです。
北斎があらゆるジャンルに挑戦していることにも、改めて目を見張ります。
高齢になってもなお、迫力あるタッチで描きすすむ北斎。
そして、描き続けた北斎はもちろん凄いと思うけど、特に、浮世絵など、版木に彫ったり、紙に刷り込んだりの作業のある作品、その工程を想像すると、職人さんの技にも、気が遠くなりそうに。
さて、
今回は特別な意味もあった展示です。
厚くて(360ページ以上!)重くて、どうしようかなー、と思った図録。
北斎研究者の永田生慈氏(昨年春に逝去されました)が収集されていた「永田コレクション」が東京で見られるのは最後ということで、やっぱり手元に。
表紙はシルバー。
お馴染みの構図が裏表紙に。
左上の「富嶽三十六景 山下百雨」が、少年時代の永田氏が感銘を受け、北斎研究のきっかけとなった作品です。
出会いは大切ね。
この歳になって、こういうことを詳しく知ると、自分の人生の節目にあったことを、あれこれ思い返して・・・
これからだって、どんな未来が待っているかわからないんだから、心して生きていこう! なんてねー。
それにしても長時間並ぶって、ほんとに疲れるねー。
絵画を見る時間だと、何時間でもそんなにも疲れを感じないのにね。
帰ったら、あっという間に爆睡でしたー。
『新・北斎展 HOKUSAI UPDATED』
3月24日(日)まで、 森アーツセンターギャラリーにて。
*おまけです*
せっかく、高~い所に来たのだから♪
前回もお届けしました、上空からの新国立競技場です。
雨にけむる高層ビル、もう少し見えてたらよかったんだけどねー。
↓ 前回の記事です。
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