パリでチップは必要? | パリNow!

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ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

今日はパリのチップの感覚について

パリに暮らしてきて思うこと、

私的な考えをシェアー出来たらと

思います。⇨長め🙇‍♀️

 

 

日本にも心付けという文化はありますが、

レストランなどで食事をした後に、

コインやお札を置く風習は

ありませんよね。

 

最初、パリに来た時、

周りを見渡しながら、

 

「チップはいるの?」

「どれだけ置けばいいの?」

 

と、慣れていない場所で失礼もしたくないし、

分からないから、とにかくモゾモゾした感覚を

味わっていました。

 

 

​👛パリでは、

サービスチャージは

 

既に会計の時点で含まれているっていう

話だけど、どうしてパリの人達は

チップを置いたり、置かなかったりするの?

実際、チップは置かなくてはいけないの?

 

 

チップはお会計に含まれているからと割り切って

一切チップを置かない方もいらっしゃいます。

 

 

 

 

カフェにコーヒー☕️を飲みに入って

お会計の時に、請求金額を支払えば、

その中にコーヒーの代金と

サービスチャージは、

ちゃんと含まれています。

 

それなら、これだけで良くない⁉︎

 

形式的には、それだけで良いのです。

 

でも、フランスの人達はチップを

置かないかというと、

それはNOです!

 

 

 

 

少しでもサービスしてくれる人を助けてあげよう、

喜ばせてあげよう!という気持ちが大きいのかな、

と感じます。チップを置いて、ギャルソンに

お礼を行ってお店を後にする瞬間、不思議と

あ〜、パリの一部になったなぁ〜と

感じる気がします。

 

観察していると面白いです。

カフェなんかでは、

小銭が出ればそれをそのまま置いていかれる

ケースが一番多いです。

 

常連さんらしき人が

今日は持ち合わせないから帰るよー

みたいに何も置かずに出ていかれるケースもね。

 

(置いた、置かない、という瞬間を目撃することは

あるかもしれませんが、文化としては

チップをおく国であるという事です。)

 

 

 

 

ちょっとリアルな話ですが、

想像してみると、

ギャルソンが、1日100人サービスしたとして、

1人から1€もらえたら100€‼️(14000円)

例え1人20サンチームだったとしても

20€(2800円)です。→チップの額は

カフェやレストランの格で変わってきますね!

 

 

 

友達の息子さんがスタージュという

学生の社会体験で、イタリアンレストランの

ギャルソンをやっていました。

その時に言っていたのが、

「一番の楽しみはチップ‼️」

弾んでくださるお客さんがいたみたいですウシシ

 

 

 

何より、チップを渡すと喜ばれる

というのが、暮らしていて感じる素直な感覚です。

 

 


 

 

高級レストランではどうでしょう?

 

フランスに来て、

まだレストラン経験が浅い頃に、

フランス人の友人夫妻と夫と4人で

比較的カジュアルな

1ツ星のフレンチレストランに行きました。

帰り際にフランス人のご主人が10€札をテーブルに

そっと置いたので、

 

私達も置こうとしたら、

友人がウィンク。

これで大丈夫という合図です。

 

その時に、私たちは初めて、お店のサービスと

それに値するチップのガイドラインを学びました。

(勿論、その人その人の感覚の違いはありますが、

私達が尊敬する夫妻でもあったので、この体験は

その後のパリ生活において大変勉強になりました。)

 

また次の機会で、二ツ星レストランに

行った時、隣のテーブル席のお二人が

去った後に、50€札が置かれてありました。

 

 

 

 

観察しているとパリのチップの相場は

5%〜10%くらいが妥当かなと思われます。

 


 

私(達)が個人的にチップを大切にする時は

 

①気持ちの良いサービスを受けた時

②知り合いや友人の行きつけの特別な場所に

連れて行ってもらった時です。

 

②は、日本にもフランスにも共通する、

交流文化の中に生まれる心情かもしれません。

知り合いの行きつけの場所というのは、

その相手がこれまでそのお店に積んできた

心付けと交流のお陰で

特別な体験をさせてもらう場所です。

 

相手の見えない時間と気持ちへ

感謝を示す場所として心付けを。

 

お店の方に喜んで頂いて、

友人がまたここに来た時には、

良い時を過ごせますように。

 

チップという文化は、私にとって

お店で働く人との関係、

そして、時に、友人達との見えない心の繋がりを

築く温かいもの、、、

そして、時に、

大切なことに気付かせてくれる

スマートな瞬間を与えてくれるものかもしれません。

 


 

 

チップの豆知識:

フランスの🇫🇷コインには
茶色いコインゴールドのコインがあります。

1、2、5サンチーム→茶色

10、20、50サンチーム→ゴールド

カフェに置くチップの場合☕️
ゴールドのコインを。(茶色のコインを
置くのは失礼ととられる事があります。)
 

 

今日も最後までお付き合いいただき、

ありがとうございました。

 

素敵な日曜日をお過ごし下さいませ。

ボン・ディモンシュニコパー

 

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